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桜が散るような接吻に こゝろは震えない
世間体に身を剥ぎ 遠浅の路上に
猫でも 食事にありつけたなら
其処を住処にしてしまう
放浪者の臭いが染み付いた
列車の優先席でも かまわない


 ....
ウールのベストは暑いかな,と思いながら
まだ肌寒い春に,詩人の家に行った
その部屋はアトリエのようなコバルトブルーの壁紙が貼られていたので,
アトリエなんだろう,詩人の子供は自由に遊んでいるし, ....
窓を開け放つと風が発泡する
それも少し前の記憶
目が覚めている領域に
睡魔は
棲みつく
眠ればこっちのものだ
ヒトの器を残して

記憶は更新され
忘れがたきモノ

核廃 ....
まーつんさんのtimoleonさんおすすめリスト(3)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
屑よ_美しさに_人魚の肉を振る舞え- timoleon自由詩414-4-25
日曜日の詩- timoleon自由詩714-4-23
転調した花婿も独裁者と同時に腐る- timoleon自由詩1011-12-28

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