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緑色の飴を
外人さんが食べようとしていて
私は指を咥えてそれを見ていて
外人さんは
此方を一瞥すると
ほいとそれを口に入れて
ぷいと顔を背け
さっさと行ってしまった

その時、
銃 ....
荒城の月
孔雀の足音
真紅の着物

震える大気
滲む汗
白い目

砂埃が舞う
水分が蒸発する
黒い塊が蠢く

耳元で囁かれる希望のような嘘
蝸牛の時間帯
摩天楼の木漏れ日
 ....
だいぶ前に終わってしまって
今はない
あの頃はあったのに今はない
だから、
代わりのもので補填する
それで日々はまわる
ひたすらにまわる

何もない
何も変わりはしない

ただ、 ....
まーつんさんのopusさんおすすめリスト(3)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
贅沢な飴- opus自由詩214-8-23
ハイエントロピー- opus自由詩114-8-5
フる- opus自由詩113-5-7

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