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頭フリフリ
雨降り
ふらり
ウンウン頷き
運なく
うなる
星がキラキラ
気楽に
くらり
トントン拍子に
飛んでは
止まる
心コロコロ
転んで
懲 ....
夜の街
光る街
沈黙の中へと
のみこまれてく街
あなたってばいったい
どこで何してるの
ぼくはこの街を
歩いているよ
クルマやバイクが
アスファルトの道駆けぬけていく
....
真昼の陽を
全身に浴び
蒸発しそうな
夏でした
夜中の闇を
吸い込み続けて
窒息しそうな
夏でした
夜明けの空は天高く
苦しまぎれに
起き続けていた
朝で ....
電話は苦手なので
手紙を書いた
長い長い手紙になった
読み返して
不要なところを削っていくと
短くなった
三行になった
そのうち二行は
はじめの挨拶おわりの挨拶
こういう手紙 ....
困難のトンネルを這い
産まれて
同時に
死がひとつ立ちあがる
混沌のうちから
産まれて
言葉にまみれ
詩がひとつ立ちあがる
墓場さえない
うたは埋もれて
読み人知ら ....
チョロチョロ
パッパと
生きていて
グルグル
プッツと
頭がはじける
フツフツ
ポッポと
沸き湧く血潮
ツーツー
トットと
電位の走る脳細胞
ギラギ ....
生とは何か
此岸での形態だ
形態とは何か
彼岸からの具象化だ
具象とは何か
底につながる根をもつものだ
底の根とは何か
あらゆる本源だ
本源とは何か
うごめく ....
多分
結局
何も
無い
沈黙の
おくの
不安の
無感覚
死にゆく
心身実体
散りゆく
魑魅魍魎
くもり空が
耳へと入り
重たい頭蓋
霞む透明度
....
横腹を
何かが
うごめいている
首筋を
何かが
這いまわっている
得体のしれない
何かが
巣食うからだ
得もいわれぬ
何かに
魅せられるこころ
....
菜の花の咲く
野の道よ
橋の高みより
見る魚影
名の無き者の
乗る風よ
端の深みへと
身の射影
空気はたたずみ
見渡すかぎり
のっぺらぼう
勇気は ....
うわ滑りせぬよう
地に足つけて
踏み出せば
見渡すものは
主観の世界
彩り
カタチ
音
ひかり
発語はいつも
見えない
暗喩
から回りせぬよう
地 ....
扉を
叩いてしまうと
もうあとへはひけない
扉を
ゆっくり
開いてみるのみ
光がこぼれて
身を刺して
喜びの痛みを抱かせる
ここから続く
道はどこへ
行くのだ ....
目蓋は開かず
絶たれる
眼光
静寂の重さに
つぶされる
耳
過剰な匂い
混乱する
鼻孔
とろける毒が
浸潤する
舌
痛み痒み
おおわれる
触感
....
遠くの山が
見える日は
空気も澄んで
はりつめる
景色を切り取る
窓の枠
部屋の暗がり
差す光
窓の向こうへ
踏み出せば
額縁のない
風景画
溶 ....
ギュッと閉じた
眼の奥の熱
ジワジワと
脳裡に浸みゆく
からだの寒さを
毛布でくるみ
落ちてきそうな
天井を見つめる
六十兆個の細胞を
生かすも
殺すも
....
沈黙の海へ
ダイブ
言葉の氾濫に
へきえきして
漆黒の空へ
ジャンプ
人工の極彩色が
毒々しくて
指でサインする
タイム
遊びの約束
子どもの現実
繋が ....
先走る脳内時間
過去は
願望と忘却
変容する記憶
未来は
膨張する
観念のお化け
ほとばしる脳内血流
熱い血潮で
凍える心を
ときとか ....
射抜いた眼から
芽が出てくる
明るい黄緑
君の色
苦しい息して
生きている
はかない願いの
蓋然性
かき流すもの
気長に構える
つくりご ....
宙の風に
吹かれていこう
きっと見つかる
きっと助かる
かるい身ひとつ
どこまでも
開かれてゆく
宙の風の
声を聞こう
きっと理解る
きっと返せる
通 ....
いつも不意に
はずれる
理性のたが
堅牢な自我を
もみほぐして
はなたれるもの
欲のまま
感情のまま
止めるものなく
そしてそれは
自由ではない
ある意は自我の盛 ....
ウツウツしつつ
鬱憤はらし
クヨクヨしながら
苦を昇華する
ビクビクしては
吃驚ぎょうてん
クルクルまわる
狂った脳天
タンタンとして
耽溺する水
モヤモヤして ....
自由という
苦境
自我という
魔物
奔走する
道程
翻弄される
生命
この身は
いったい
なにものか
なにものでもない
混沌のうちの
ひと泡
目を見て
と言われる
視覚優位の
人体の脳
脳の統制は
ある種の幻想
見るためには
もはや目を開かない
涙のためにだけ
目を開閉する
耳で聞 ....
どこで
どうして
どのように
生きればいいか
ここで
こうして
このように
かろうじて生き
ここより
別のどこかへ
いまより
別のいつかへ
....
あしたの朝
夢を拾おう
ほんとうの空気を
呼吸できるように
息をしてる間に
きのうまでに見た
悲しい夢さえ
昇華されるように
時計のベルが鳴り
次第に目覚めゆく
駅へと ....
遠い坂道
えっちらおっちら
道に迷って
あっちだこっちだ
先は行止まり
がっかりがっくり
重い足どり
ゆっくりじっくり
電車の足音
がったんごっとん
時計のささやき
....
人にこたえられず
期待はずれ
生きてるそのもの
期待はずれ
空気が読めず
調子はずれ
書くべきうたも
調子はずれ
行く道の先
見当はずれ
標べもなくて
見当はずれ
....
小さなおさかな
群れをなし
用水路のなか
泳いでる
稲刈る田んぼ
土の匂い
もみがらのやま
焦げる匂い
もんしろちょうに
黒あげは
しおからとんぼに
ぎんやんま
....
死がない
僕は死に
想いを馳せる
僕のまわりに死がない
僕は死人に恋する
が愛といえるか
僕のまわりは真空状態
人や言葉がない
そして死がない
僕に死を
僕に死への ....
意識の深く
奥深く
自覚しない
暗闇がある
神経の根っこが
闇を吸い上げ
心ならずも
顕在させる
それが
芽を吹き実となるか
狂気となるかは
風向き次第
意識の ....
ただのみきやさんのシホ.Nさんおすすめリスト
(88)
タイトル
投稿者
カテゴリ
Point
日付
真なる夜
-
シホ.N
自由詩
6
13-9-3
自由な疾走
-
シホ.N
自由詩
2
13-8-16
ひと夏ひと朝
-
シホ.N
自由詩
2
13-7-26
手紙
-
シホ.N
自由詩
5
13-7-13
無名の人
-
シホ.N
自由詩
6
13-7-1
うなる風の中を
-
シホ.N
自由詩
2+*
13-6-24
交信
-
シホ.N
自由詩
3
13-6-17
出口のない道
-
シホ.N
自由詩
2
13-5-10
得体しれず
-
シホ.N
自由詩
4
13-5-3
名の無き者
-
シホ.N
自由詩
3
13-4-17
地に足つけて
-
シホ.N
自由詩
2
13-4-14
扉の向こう
-
シホ.N
自由詩
2
13-4-3
六根
-
シホ.N
自由詩
4
13-3-18
風景
-
シホ.N
自由詩
5
13-2-25
足音
-
シホ.N
自由詩
6
13-1-17
見えない戦闘
-
シホ.N
自由詩
3
13-1-4
脳内世界
-
シホ.N
自由詩
3
12-12-24
芽
-
シホ.N
自由詩
3
12-12-17
そら
-
シホ.N
自由詩
4
12-12-7
不条理
-
シホ.N
自由詩
3
12-11-26
風来坊
-
シホ.N
自由詩
6
12-11-14
ひと泡
-
シホ.N
自由詩
6*
12-11-5
心の目
-
シホ.N
自由詩
8
12-11-2
夢の向こう
-
シホ.N
自由詩
3
12-10-25
夢の駅
-
シホ.N
自由詩
4
12-10-12
遠い坂道
-
シホ.N
自由詩
5
12-10-9
期待はずれの人
-
シホ.N
自由詩
1
12-9-18
小景
-
シホ.N
自由詩
4
12-9-12
しがない詩
-
シホ.N
自由詩
3
12-9-10
意識の奥
-
シホ.N
自由詩
2
12-8-28
1
2
3
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