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 叫びのない窓が額装されるまでに
 まずは県民会館で
 エッチングとして公表された
 田舎者たちにかこまれ、
 曝された色彩が
 夜ごとかれらのなかで這入って
 やがて追放された

 ....
 夢の時間も砂嵐のなかに消えてしまうだろう
 そんなテレビジョンの懐いでのなかで
 光りになれなかったひとたちと
 一緒の場所で出遭ったのは
 真昼の淡い幻想だった
 いまだほんものの喜びが ....
 もしも死者が定型ならば、
 生者は不定形ということなのか
 水に浸かった流木が沖に着くとき
 ぼくのなかに存った永遠という辞がすべて、
 駅という一語に置き換えられるのはいったいなぜ ....
ただのみきやさんの中田満帆さんおすすめリスト(3)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
窓のある風景- 中田満帆自由詩624-4-13
光りになれない。- 中田満帆自由詩424-3-20
the_beach_boys_strikes_again- 中田満帆自由詩722-1-31

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