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やすらかな、静けさと麗しさのかたよりのなかで、
彼はそっと目をしばたいたの。
そうして楽器を叩く。
若い彼は楽器をたたく。
塔のそとでは風がながれ、
落ち葉をはこんでゆく。
湖にしず ....
落ちていった……ビルの底に。光は星から降り注ぐ、気泡のように溶けていく月を後に残して。……星から光は降り注ぐ、見上げる目に刺さる、一つの痛みとして。落ちていったのは、ビルの底に、人の形としてある影と ....
I
そよかぜがふく
冬のちいさなすきま
まわりでは雨がふっている
かさをわすれたわという
II
4色のセレナード
1つめはレモンいろの雲
2 ....
花園は雨に憂えている。その{ルビ間=なか}を、
ミツバチが叫びつつ、跳ねめぐっている。
幾百もの花が、その実をちらしている。
地は、しゃがれ声とともに水をながす。
湖は{ルビ水煙=けむ ....
ただのみきやさんの大町綾音さんおすすめリスト
(4)
タイトル
投稿者
カテゴリ
Point
日付
sonnet(塔)
-
大町綾音
自由詩
3*
20-10-11
夜警
-
大町綾音
自由詩
3*
19-11-12
solfege
-
大町綾音
自由詩
7*
19-11-9
sonnet(雨の日)
-
大町綾音
自由詩
5*
19-10-21
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