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「こんなはずではなかった」
帰りたくない
居眠りをしてしまい
気づいて飛び出た場所は
聞いたこともない名前の
無人駅だった
紫陽花の咲く線路脇にいる
若い母子が傘を共用しながら
....
曇り後雨の日に
傘を忘れ
駐車場までの
一時
私は背筋を伸ばし
胸を張って
歩いてみた
降り始めた小雨は
気持ち良いくらいに
私の顔ばかりを打った ....
朝起きたら
庭が暗く濡れていた
夜の間に降る雨は
私の代わりに
流された涙の様
その濡れた庭肌を
朝日が少しずつ
乾かしていく
冬の空の雲は本当に低くて
伯母を見舞った帰り道
北に向かって
車を走れせている
そのフロントガラス越し
遠くの雪かぶるアルプスよりも
先にたどり着いてしまいそうなほ ....
愛用のマグカップは
幾歳かの誕生日プレゼント
一番多く注がれた飲み物の第一位は
きっと緑茶だろう
お水よりも?
と問われても
自信をもってそうだとは言い返せないけれ ....
老齢の愛犬のお散歩も
寒さの和らぎで
幾分面倒な気分が薄らいで
そんな私の心持ちなんて構わずに
草花はより色濃く鮮やかで
老齢の愛犬も
いままで入ろうとしなかった
....
ただのみきやさんのしょだまさしさんおすすめリスト
(6)
タイトル
投稿者
カテゴリ
Point
日付
紫陽花
-
しょだま ...
自由詩
2
16-6-11
傘を忘れて顔を上げ
-
しょだま ...
自由詩
3
16-4-28
夜降る雨
-
しょだま ...
自由詩
4*
16-4-24
低い雲
-
しょだま ...
自由詩
5
15-12-29
ムーミンのマグカップ
-
しょだま ...
自由詩
7*
13-5-2
春風に背中を押されて
-
しょだま ...
自由詩
5*
13-4-22
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