すべてのおすすめ
あさきゆめのように ひとつ星
だきすくめられ 星めぐり
ゆめのなかには 花めぐる
はなれていても
ちかくにいても なにひとつ かわらず
こころの中に 花は咲く
ゆめ ....
↑お好み焼きの島のような画像は、祐源 紘史という方の作品です。
街を歩いていて見つけました。
段ボールは こどもたちがつくりました。鳥居は私が書いた♪
【 むかで 】
空か ....
蛍の光は ブルーノート ラプソディ
またたくまに いちめんに連絡を取り合い
思いのたけの いのちの一陣の すいみゃくを
はしゃぐように かわもも 橋も 光で覆う
おおわれた わたしや
お ....
「見えない人」
耳の不自由な人との 暮らしは
目も不自由な人との 暮らしは
あんがい 子供の頃に抱いていた夢が
叶ったのかもしれないな
子供の頃は 透明人間になりたかったのだっ ....
【昼間の星】
こんにちは 昼間の星々
雲の姿は無いというのに、私たちには お互いの姿すら見えない
腐りやすい私たちのこの身体よりも もっと高い深みに
あなたと私の心 ....
絵の具の声が
はじめて油絵具を手にした少女には 聞こえた。
「恥じるな ためらうな チューブから色を ひねりだせ」
開封し、すこしだけ色を出してはみるけれど、ぬっちょりとした色があるだけの
そ ....
(今のは、
)
うつむいたまま 石畳の下り坂に さしかかったところで
わたしの背中を押した 今のは?
眼下の階段には
無数の花びらの影が蠢いて なにやら
むぅら むら
無数 ....
今宵の月は、燃えている
爆発を反復するプロミネンス
立ち上がる火柱に 閉じ込められている一車両の電車が
あらゆる過去と あらゆる未来の間で ゆれている
ゆくえも、ゆきさきも
よく、もえて ....
【まじか】
気が付くと
赤を塗りたくっていた
白い画用紙に クレオンの油の瘤が
浮き出てくるほどに
太陽よりも大きな赤が
あることを まじかに
もっとまじかに赤を ひきよせて ....
石灰岩の岬で その木は咲いていた
岩礁を咀嚼する波しぶきで、真夏だというのに咲いていた 桜の木
あの花は きっと永久の入り口を見たのだ
桜は黄泉を観ていた
泣いている人々のことは ....
空がこんなに青いのに
死にたいと嘆く 冷蔵庫101号室に住んでいるレモンなんてジュースにして
空のそらぞらしさなんて
御構い無しに たわわに実った 金柑の実を小鳥のようについばんで
よもぎのパ ....
【いとおしい 石】
真新しい制服をきて
さあ これから はじまりますよという玄関で
籠の鳥が けたたましくないていたから 鳥にも
ありがとう 入学してくるねって 声をかけ
ただいま ....
【五色の指】
靴下を履かせた
五本の指に それぞれに 五色の靴下
おやゆび りっぱ
ひとささんゆび させないよお
なかゆび めだたないよ
くすり ....
********
真珠秘話
********
海に照り返された日射しだけが 剥離し球体になって昇っている
あれは、太陽なのか。
美しい白銀の オパールに私を変える
変色しつ ....
【修羅】
へいわ とか
あい とかが
こわれることは
いとも かんたん だ
三年前の みぞうが
かんたんだ わすれるな と きいてくる
あんなに頻繁に目にした ゛みぞう゛ ....
あいさつも そこそこに
そうぞうぶつ ふえつづけ にげるように
ここに たどりついた
あまいろに つやめくとびらのむこうは あめいろ
つくえに みな ほおづえを つき
....
昨日三月五日をもちまして 雛祭り企画を 終了しました。
該当の詩は 約50作品。
ご投句をしてくださった方 お祭りへの協力ありがとうございます。おかげさまで
そこに寄せられた返歌 ....
和歌や短歌などについて まったく経験のない私が、節分祭と名をうち
無謀にも 五七五で
ポイントなしの レスをつけさせていただこうという企画をやらせていただきました。
クレームを お茶目な節分祭は ....
【透明なマグマ】
あれからというもの踏切が 透明なマグマだ
車を走らせていて
次第に車を減速させ
遮断機が ゆっくりと降りている
車と車の隙間を ゆっくりと歩いていた猫が ....
花が草が虫が獣が 生国を知っている
潤いがたちこめて 生き物たちを通わせるのです。
人間のしでかす すべてのことは隙間だらけ
人の皮膚の隙間という隙間を ふるふると震わせる霧
穴ぼこ ....
一滴の 揺らぎが訪れ
一斉に 稲の花ほころび
宇宙は それらを わがこととし
ひとつのこらず 見とどけ
そのちいさな いとなみの
いちぶ始終を よろこんだ
霧に つつま ....
ニチギメ 節分祭のおしらせ
本日の日付で投稿された作品のうち、
五七五の浮かんだ 作品についてのみ
ポイントなしで コメントさせていただきます。
きまぐれにおこないますので
何粒の ....
しろい紙に 向き合い
しろい箱を 造り
しろい心を 持ち歩く
あるとき それは逝った病室
あるとき それは骨壺
海沿いを走る電車を降りると
そこはまるで見知らぬ ふるさと ....
露草な心のまま こぶしを天に突き上げ
リズムを刻むたび 霧が 晴れてゆく
遥かな思い出は 縁側の飛行機模型
竹ひごをしならせて 夢は青空
若くて死ぬことも
老いて生きることも ....
【おしまいの彩り】
るるりら
胸が焼けただれるような思いが ある
たとえば 死の足音におびえ すすり泣く声
黒点が太陽の灼熱を際立たせるように
終ら ....
【車窓から見える赤い風船は、まるで祝福のしるしみたいに 】
なんでかしらないが
あなたとわたしには
おなじ「なにか」が ある気がする
その「なにか」が なんなのかを
知 ....
点子にも ほんとうの名前があるらしいです。
しかし
点子と点呼されたときから、わたくし 点子となったのでございます。
汽車ほど、人間の個性を軽蔑したものなどありません。
この明治の世で ....
たぶんに、自分のせいだ。たぶん、自身が悪いのだ。
敵は 見えない敵じゃない、見えていることが敵なんだ。
聞えないことが敵じゃない、聞えていることが辛いんだ。
見えているのに 伝え方が解らな ....
山道は
うつらうつらと 川のように曲がりくねり
日差しが 折り紙の 折り目のよう
知識の折りたたまれた場所に
潤うしい硯の前に 座ろう
花は、テーブルにひとつあれば いい ....
【オータムポエム】
人の本心なんて
点滅し続け点描画のようなもの
ひとつひとつの点は 真摯に刻印された 思いだとしても
鳥が ときどき啄んで
さらってゆくから だれにもわから ....
泡沫恋歌さんのるるりらさんおすすめリスト
(218)
タイトル
投稿者
カテゴリ
Point
日付
アルルカバの恋
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るるりら
自由詩
14*
14-5-28
【残】むしできない__オムニバス三篇
-
るるりら
携帯写真+ ...
8
14-5-26
ブルーノート_ラプソディ
-
るるりら
自由詩
14*
14-5-22
なにかが_ある____三部作
-
るるりら
自由詩
15*
14-5-6
うるわしの赤を求めて__オムニバス
-
るるりら
携帯写真+ ...
12+*
14-4-30
血管少女
-
るるりら
自由詩
15*
14-4-23
当惑する桜色
-
るるりら
自由詩
10*
14-4-19
赤い月の電車
-
るるりら
自由詩
13*
14-4-16
湧出鬼没__(三篇のオムニバス)
-
るるりら
自由詩
15*
14-4-14
【嵐】_根を張る
-
るるりら
自由詩
16+*
14-4-7
ちいさなコントラバス
-
るるりら
自由詩
21*
14-4-3
いとおしい_石
-
るるりら
自由詩
18*
14-3-25
ひとあし_おさきに_三部作
-
るるりら
自由詩
12*
14-3-19
はちきれんばかりの_おもいのままに_三部作
-
るるりら
自由詩
9*
14-3-18
修羅
-
るるりら
自由詩
18*
14-3-10
はる
-
るるりら
自由詩
12+*
14-3-7
★三月三日雛祭り企画_終了のおしらせ★
-
るるりら
散文(批評 ...
4+
14-3-6
★三月三日_雛のお祭企画のお知らせ。★追加の連絡事項がありま ...
-
るるりら
散文(批評 ...
11+*
14-2-26
【紫】ほかならぬむらさき_オムニバス三編
-
るるりら
自由詩
23*
14-2-20
【霧】生国______
-
るるりら
自由詩
20*
14-2-12
※
-
るるりら
自由詩
20*
14-2-6
日極_節分祭のおしらせ
-
るるりら
自由詩
6+*
14-2-3
しろい四角
-
るるりら
自由詩
26*
14-1-21
飛行模型___(第三稿)
-
るるりら
自由詩
26*
14-1-6
【終】おしまいの彩り
-
るるりら
携帯写真+ ...
12*
13-12-21
ふうてん_とばそ
-
るるりら
自由詩
19*
13-12-18
点子が、行く。
-
るるりら
自由詩
17*
13-12-11
そらの最上階
-
るるりら
自由詩
12*
13-12-11
消えるには少し速い
-
るるりら
自由詩
19*
13-11-24
オータムポエム
-
るるりら
携帯写真+ ...
10*
13-11-22
1
2
3
4
5
6
7
8
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