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君が窓の外ばかり眺めているから
僕はさみしい
君が郵便ポストばかり覗き込むから
僕はさみしい
探している答えは ここにあるよ
僕が その答えだ
歌われないメロディーが
綴られ ....
青空のやつ
研ぎ上げたカミソリみたいに 輝いて
今日こそ世界中の 影という影を
断ち落とす 腹づもりらしい
太陽は 白痴みたいに
ただ 笑っているばかり
これからどれだけ 薄暗い血が流 ....
そうしてまた
ここで壁に 突き当たる
何度も来た袋小路
幾度間違えれば
正しい道筋を 覚えられるのだろう
いやむしろ この惨めな反復を
彼は愛しているのかも
またスイッチを押 ....
ねえ 聞かせて欲しい
あたしたち何処へ 歩いてくの
ああ このまま 何も変わらないのかしら
この くすんだ町で
ただ毎日 くすぶってるだけ
なにか 目の覚めるようなこと ないかな
....
他人の詩をたくさん読むようになってから、まだ日は浅い。
詩集というものも、特に自腹を切って買ったことがなく、゛現代詩フォーラム゛が、 僕にとって最初の本格的な読詩経験だと思う。ちょっと気が向 ....
雨ってやつは
悲しくもない 涙みたいだ
くたびれた革靴の つま先から
じわじわと 染み込んでくる
晩秋の雫
子供の頃は 雨に酔った
そのどこか 厳とした冷たさに
突然景色がうつ ....
夕暮れの海
東はステンレスのように冷ややかな薄いブルー
西は白熱した銅線のようなオレンジ
お前は美しい
限りない数の表情を持ち
いつもどこかを目指している
お前は優しい
あるゆる色を映す ....
正解を求めて辿りつくのは 正解なんてない、という答
この厄介なことばを呑み込めた時 たぶん僕は自由になれる
例えば今 深い海の底で
目覚めたなら そこに 何が見える?
何も動くものはない ただ君だけを除いて
例えば今 霧が晴れたとして
目覚めたなら そこに 何が見える?
誰も気づくものはない ....
そう
これが人生
空白の中で ぽつんと立ち尽くしている
前も後ろもない
あるのはただ 紙切れのように破れやすい
自分という存在
かさかさと音を立てて 私は首をめぐら ....
街を包む 夜の翼よ
夢のない眠りへ 連れて行け
街を照らす 月の明かりよ
行き場のない者にも 安らぎを
街を駆ける 夜明けの風よ
生まれたての歌を 届けにゆけ
風に揺れる 木々 ....
晴れた空が見守る 僕らそれぞれの物語
終りはない ただ紡がれる
柔らかい風に乗って 甘いサザンカのにおいがする
生きることは 感じ取ること
君の傷跡が燃えるとき 雨のアスファルトが泣い ....
車は嫌いだけど
走るのは好きだ
このひょろりとした二本の足で ぐずぐずと走るのが
周りの景色が 少しずつ風の中に溶けていく感覚
肺が 呻きながらも 喜ぶ
口を きっと結ぶ
僕には 目的地が ....
雲が ぶんぶん飛んで行く
クローゼットに投げる 枕みたいに
川が びゅんびゅん流れていて
魚たちは 光のようなスピードで 海に殺到する
せわしないな
かみさまが 居眠り運転をして
....
君は優しい家庭に 育ったんだな
パステルカラーの思い出を いとおしげに語る その口元
少し気の早い 白のコートの襟の上で結ばれた サクランボのような微笑み
夕暮れの向こうから忍び寄ってきた寒さに ....
口がムズムズする
黙っていられない
うるさく思うかもしれないけれど
これが僕の性分なんだ
君にも責任はある
だって そんな素敵な言葉を 紡いでおいて
黙っていろという 法はないだろう
愛 ....
ありふれた言葉が好きだ
使い慣れた工具のように
なんだって 作れるから
人を切り裂くような刃も、包み込むような温もりも、
言葉の鉱石を鍛え 糸を縫い合わせて
この手に 携えることが出来る ....
もしも今君に 何か告げられる ことがあるとしても
言葉は空しく凍りつく 涙を前にして
君は谷底にうずくまり 「何故か?」 と問いかける
闇は静かに見つめ返す 何一つ答えずに
それでもい ....
まっしろだ
この紙は何でこんなに 真っ白なんだ
記憶の無い海のように
僕は小船から釣り糸をたらす
何か言葉が引っかかるのを 待っている
まっくろだ
この鍵穴は何でこんな ....
名前がないもの
例えば
うだるように暑い夏の日に 天井から落ちる 水滴
絞首台のロープの先で踊る 顔の隠された 身体
例えば
晩夏の路地裏で拾い上げられた セミの抜け殻
あなた ....
ある日 ふと目覚めて 当てなき旅に出る
見送る者はない 道連れは影法師
そして君に出会い 共に語り合って
癒えない傷を見た 微笑みの裏側に
はるか遠く 旅に出かけよう 心のおもむくまま ....
泡沫恋歌さんのさすらいのまーつんさんおすすめリスト
(21)
タイトル
投稿者
カテゴリ
Point
日付
僕へ
-
さすらい ...
自由詩
8
11-11-6
青空の刃
-
さすらい ...
自由詩
13*
11-11-5
D.V.D
-
さすらい ...
自由詩
8*
11-11-1
彼女の言葉
-
さすらい ...
自由詩
7
11-10-31
心のギャラリー
-
さすらい ...
散文(批評 ...
14+*
11-10-29
雨のむこうに
-
さすらい ...
自由詩
15*
11-10-23
海へ
-
さすらい ...
自由詩
4*
11-10-18
みんな知ってる
-
さすらい ...
自由詩
4*
11-10-17
例えば今
-
さすらい ...
自由詩
6*
11-10-15
紙人形
-
さすらい ...
自由詩
4*
11-10-14
街の祈り
-
さすらい ...
自由詩
3*
11-10-12
それぞれの物語
-
さすらい ...
自由詩
8*
11-10-11
自転車
-
さすらい ...
自由詩
3*
11-10-8
雲がぶんぶん飛んで行く
-
さすらい ...
自由詩
7*
11-10-7
ある家族
-
さすらい ...
自由詩
4*
11-10-4
口がムズムズする
-
さすらい ...
自由詩
2*
11-10-4
ありふれた言葉
-
さすらい ...
自由詩
5*
11-10-3
心の翼
-
さすらい ...
自由詩
2*
11-10-2
まっしろ
-
さすらい ...
自由詩
8*
11-10-1
名前という制服
-
さすらい ...
自由詩
4*
11-9-28
当てのない旅
-
さすらい ...
自由詩
4*
11-9-25
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