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くすっ
と いたずらに笑う
秋が好き
地球の外から見たら
雲の上
白い雲もなく
白い波飛沫もない
ひとつだけの乱反射が
わたしの瞳に届けられる

このひとつの色の波長は
わたしの血液を振動させて
濁ったこころを浄化する

黒い策略もなく
黒い騙し討ちもない
確かな ....
一羽の鳩が見つめ
青い空はただ光りを投げ掛ける
両者に言葉は無く空白の原稿のまま
埋められる予定もなく
風に飛ばされていくのだろう

君は投げ掛ける
私はいますか
それは
空にでもなく
過去にでもな ....
「バナナツリー」

少しでも腐らないように
バナナツリー
立ちっぱなしが
程好く深呼吸

いつも立ち止まり
溜め息混じりで深呼吸
腐らないよう心がけしてみるが
格好悪さは相変わらずの僕

遠く南国か ....
♪その壱

ぞうは木の上で鳥の卵をかえせるのか?

こたえはホートンが知ってるよ

♪その弐

橋の上から、犬は川面に映る自分の姿に吠えて、くわえた肉を落とすのか?

こたえはとなりのジョンに聞い ....
しろ

はやく

しろ

ぬって

しろ

はいって

甘いシロップはいかが、わしく
ってよ
北風と紡いだ一月の空
背中越しから僕の肩を叩くと
うつ向いていた体内の蛹が割れて
一匹の蝶々が飛んでいった

海を渡り
消えていく

夏の蜜のある処へ
「夢ならば」

肌を刺すような風
なびいて
夢 紅葉狩り

枯れていった草
大地に帰り
恋 秋の囲い

夢ならば
流れ去る一筋の光
夢だから
忘れいく装飾の色彩
くるっと

くるっと回って
見つけた

影法師

地面に寝転べって
空とかくれんぼしている

くるっと回って
いなくなった

影法師

僕はまた別の影法師になって
あなたの見つめている空拭いておく
悪玉菌

キットカットかじりながら

大人になったら
食べさせてあげるね
きっとね
幼なじみだった君は
お姉様気取り

自然の成り行きか
一緒になった僕たち

わさびの入った苦言を
ちょこちょこかじ ....
淋しん坊

チロルチョコを袋から
取り出し
お口にちょこっと
甘さ控えめなんて
昨日受けた健康診断の結果に
右端の隅におしとやかに
載っていたけど
ただ今
夜の10時
もうなんか〜
もうなんとなく〜 ....
 月
          (乱太郎)

淋しげに唄う
恋などとっくに忘れて
靡く淡い音色
月の後ろ髪が解かれるとき
湖面の中央辺りに
漂う
在りし日の君の輪郭



 月
 ....
「ド−ナッツ」

ドミノ倒しの疲労感
帰ってはベッドへ真っ先に
忙しかったご報告

どこまで
転がりつづける
仕事場とマイホ−ムの
同じ顔した四角いダイス

取りあえず
甘いエネルギー源補給と
三日 ....
秋のひとひら
白紙の日記に舞い落ちる
滲みた文字が
やけに霞んで飛ばされそう

移ろいゆく季節にあって
留めておきたい
ひとつの場所

君は覚えているだろうか
僕が挟んだ栞の
あの日

秋がやってきて ....
ヒガンバナが今年も灯る
曖昧を許さない輪郭で
そのくせひどい曖昧を宿す

秋に咲く大輪は葉を持たない
何もなかったところから花火みたいに
茎だけで伸びて

夢見がちなひろがりではじけて、  ....
でたらめに文字を並べて
言葉にならない僕のハ−ト
うろうろ

誰かが飛ばしてくれた
言葉がハ−トに張り付いて
ピタピタ

くっついちゃって
眠れそうもなくなった

お月様が笑ってる


 ....


一房の日差し摘み
頬杖つく
もぎ取った新鮮な味に
今日という農園が
扉を開ける
サツマイモ

さすがに君も化粧落として
掴んだものがコレ
真新しい長靴も泥だらけになって
急ぎ足で抜いてきたようだ
もしかして きみ

屈託のない笑顔に問い掛ける
うちだけど
渇いたくちびる三角帽子 ....
赤く濡れた月の蜜
追憶の茎から垂れ下がり
これから弄ばれることを夢想する

酸味の残った薄い唇
僕の指が軽くなぞると
風のせいにして髪に隠れようとする

火照って潰れそうな肉体
甘い香水の匂いが肌を ....
次の音楽

秋の水たまり

ぼくよりも孤独を

決意したたましい

だからきみは

くらべるものなどない

新しい恋人


(こんなお茶でも

二人で半日かけて

(遠慮も体温だね

味わっていたんだ ....
雨が降る

そこは傘をさせる場所になる

悲しみがある

でもぼくにはもう

感情をあらわせるひとはいない

雨が降る

そこは傘をさせる場所になる
落雷と白煙の雨が降りつづいていた

蛍光灯に照らされただだっ広いフロアで

わたしは暮らしやお金の為に働いていた


セシウムが含まれているかより

帰り道にはやんでいるかを考えていた

出力した資料 ....
星空に代わって
夜照らす 街の光
時が来たとばかりに
昼よりも まばゆくさえ

AM 2:04
眠らないこの街の中
いったい何人が
眠りに着き
いったい何人が
闇を知らない夜を謳歌しているのか

小 ....
玉蜀黍

玉杯を挙げながら
君の衣剥ぎ取り
下弦の月に捧げる

濁っていたかもしれない
闇に光る眼差しも
火照った君の肌に淡く溶け出す

黍の甘さがそのまま
横たえた身体から呟 ....
東京駅でタクシー待ちしていたら

アラーキーが片手で

東京駅と曇り空を撮っていた

あの頭と派手なシャツ、ジャケット

ぼくはじっと見つめていた

アラーキーの写真の枠外にあなたもいた

ぼくもいた ....
その汽車よ、待って

結婚するのは俺達なんだ

青空に西部の土煙たつ

祈るようにヨシミが立っている

その汽車よ、待って

結婚するのは俺達なんだ
のどかなメルヘン

手帳のちいさな文字

優勝は ツ

砂場のウルトラマン

中学生のころのクレープ

妹の拾ってきた猫、その前での誓い

ベランダから現れるお母さん

放課後の掃除のじかん

あだな ....
こころが気持ちだと思っていた

こころで気持ちも変わるものだと思っていた

でも真実は違うようだ

脳で気持ちって変わるんだ

さっきのメールを読みながら

いや、削除したときそれを確信した

またひ ....
西の夕空に地震雲

タツノオトシゴみたいな地震雲

あたまのとこに虹かかる

きみの住む町とは反対の

西の夕空に地震雲

それだけでやすらかな胸

西の夕空に地震雲

タツノオトシゴみたいな地震雲
 ....
もっぷさんの携帯写真+詩おすすめリスト(44)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
もみじ- 乱太郎携帯写真+ ...13*14-10-23
雲の上- ichirou携帯写真+ ...1*14-2-8
あお- 乱太郎携帯写真+ ...17*13-4-27
泣いていいよ- 乱太郎携帯写真+ ...14*12-9-25
バナナツリー- 乱太郎携帯写真+ ...16*12-6-14
♪こたえはやってみなくてもわかる動物実験- 阿ト理恵携帯写真+ ...5*12-6-7
どうする!?- 阿ト理恵携帯写真+ ...6*12-5-29
一月- 乱太郎携帯写真+ ...1312-4-3
夢ならば- 乱太郎携帯写真+ ...1611-11-22
くるっと- 乱太郎携帯写真+ ...1811-11-15
悪玉菌- 乱太郎携帯写真+ ...1211-11-12
淋しんぼう- 乱太郎携帯写真+ ...1311-11-11
月__(乱太郎+月夜見)- 乱太郎携帯写真+ ...13*11-11-9
ド−ナッツ- 乱太郎携帯写真+ ...14*11-10-30
- 乱太郎携帯写真+ ...12*11-10-9
秋の炎は- 橘あまね携帯写真+ ...1911-10-6
- 乱太郎携帯写真+ ...11*11-10-4
_- 乱太郎携帯写真+ ...13*11-9-23
サツマイモ- 乱太郎携帯写真+ ...13*11-9-19
さくらんぼ- 乱太郎携帯写真+ ...14*11-9-8
次の音楽- 吉岡ペペ ...携帯写真+ ...211-9-2
雨が降る- 吉岡ペペ ...携帯写真+ ...311-8-27
働いていた- 吉岡ペペ ...携帯写真+ ...511-8-26
夜景- きりはら ...携帯写真+ ...411-8-24
玉蜀黍- 乱太郎携帯写真+ ...16*11-8-24
ふたりの写真- 吉岡ペペ ...携帯写真+ ...111-8-23
結婚するのは俺達だ- 吉岡ペペ ...携帯写真+ ...111-8-12
メルヘン- 吉岡ペペ ...携帯写真+ ...411-8-11
醒めてゆく脳- 吉岡ペペ ...携帯写真+ ...311-8-11
地震雲- 吉岡ペペ ...携帯写真+ ...311-8-9

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