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当たり前の素材。
器を囲んでの食事。
道具を手にした採集。

地割れしない程度に杭を打つ。
大事に至らない躓きを繰り返して
もう杭については、お手のものだと思った矢先の躓き。

(地割 ....
病み上がりのうえでの整列。
余所余所しい偶然のまえで
滑車の滑りを
いつも以上に強くしてやった。

足元をかすめた後は、後尾へ向かうだけ。

その行為の言い訳は
既に滑車の下敷きとなっ ....
予定を踏み込んだため
機構が前上がりになってしまった。

何かの感触で
一連の動作と出来事が、後退りとなる前に
どうにかして機構を前向きにしなくては。

そうだキャスターがいい
キャス ....
動く石ころを
温められるような気がして。

場面の一部には
通りすがりに
志が引っかかることがある。

意中に収まることであるなら
延長されるべき場面とされ
その場に長く止まろうとす ....
右のマスの滲み。
まさかと思っていたら
左マスにも滲みがあった。

利き腕に嘘をつくようなことは
右と左の両方が許さない。

主体と主題が、慰め合いながら
互いに肩を並べてしまった時か ....
ある役割が終えて
新しい役割がこんにちは。

(入り口が入口となるような時)
どうぞ、いらっしゃい。
こちらが入口となります。

入口を通るわけですから
名目としては、新しいということ ....
楽しかった、お茶碗。
お茶も、嬉しそうに、みんな飲んでくれた。
地元に詳しい郵便配達の人の話が
とても怪しくてゾクゾクしたものだった。

公になった館の中で
黄色くなった木目を見つけては
 ....
あの子、読み込みが止まると
一気に喚き出すのです。

家の場合、何かの理由で
しょっちゅう読み込みが止まるものですから
その度、慰めなくてはいけません。

私は、このまま待つか、再読み込 ....
連番の悲しさでした。
私たちは、順を振られた日から兄弟でした。

順が有ったからの兄弟なのに
連番の定めが、ちらつき始めた頃には
私たちは、順のことを憎み創めていました。
可笑しな話です。 ....
中川達矢さんのyuugaoさんおすすめリスト(9)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
歩行のつぼ- yuugao自由詩2*11-8-12
むうすううんで、ひいらあいいて- yuugao自由詩3*11-8-8
貝が開く、貝を開く- yuugao自由詩3*11-8-7
はぶられみちで- yuugao自由詩7*11-8-5
調和の予定- yuugao自由詩2*11-8-1
進行する進行- yuugao自由詩1*11-7-27
木目のお盆- yuugao自由詩1*11-7-26
Enterな日々- yuugao自由詩2*11-7-25
相互の相互に- yuugao自由詩1*11-7-23

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