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冬の月中天にさしかかるとき人魚は難破船を{ルビ欲=ほ}りゐる

憎しみに冴えたるこころ煌々とはげましゐたり冬の満月

冬月が鉄橋の上に待ち伏せる窓にもたれる男の額




 ....
大冬木細き枝より影となるむらさき凍りはじめる空に





          {引用=一九九七年一二月二六日}
色褪せしカエルの背をなでやりつ人差し指はものひきつらす

日暮れれば花弁を閉ぢる花と知らず植ゑてよりわが昼は呪はれ

土くさき夜気につつまれ甦る記憶くるしくのびる根のごと

街路樹の根の垂 ....
一束の薔薇を奪ひし通り魔の手にぎちぎちと青き棘立つ

花を剪るしあわせな朝よそおひて茨に髪をからめとられつ

「ともしび」と「かなしみ」似たり真夜中の明るき窓の下に黄の薔薇

にくしみを誘 ....
『天象俳句館』http://homepage2.nifty.com/masaoka/index.htm
正岡豊さんのHP。
俳句・短歌・現代詩の話題その他いろいろ。バックナンバーも見るべし。
詩 ....
本木はじめさんの渦巻二三五さんおすすめリスト(5)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
冬月- 渦巻二三 ...短歌706-12-18
大冬木- 渦巻二三 ...短歌606-12-13
人差し指- 渦巻二三 ...短歌903-7-14
薔薇- 渦巻二三 ...短歌203-7-14
天象俳句館- 渦巻二三 ...おすすめリ ...103-4-9

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