すべてのおすすめ
一.
よくないものを
無知で繕うと
いいもののようにみえた
夏
汗にふちどられて
境界線が消える
二.
問いへ向かう旅
解1・(虹はなぜ虫 ....
一.
剥がれおちる夕方から
くるぶしをなでたぬるい夜が
道順どおりにすすめなくて
わらっちゃうねいつも
欲望のはなし
二.
情熱と渇望とスカートと臨場感と ....
一.
感度のよい
センサーライトが
いきばのないくらいに
点る
道は足に
ぶら下がったままで
二.
ひまし油
(メルセデス・ベンツのブレーキホース ....
1.
上履きの色は赤か青で
たまにみる緑が
私はうらやましかった
ぺたぺたと
音もなかった
たくさんの足
あの
はためく日の丸をもう
みることがないから
ここがどこかわから ....
列車から{ルビ放=はな}った鮮花は孤児だから一枚一枚懐柔していく
長針の長さか短針の長さかと午前午後とも振り切れてなお
隣家の瓦のいろを確認する軋む板間にうぶ着の陽光
....
一.
春待ちゆびが
くちびるにふれて
かた
むね
こし
と
跳ねていく
抱きぐせがつくからだめよ
二.
ぱた ぱた
と舞う洗濯物を
清潔とす ....
追いかけた音符につまづく舌のことレモネードをくむ夜のきらきら
圏外のサービスエリア出る頃に公衆電話の黄緑おもって
蜂蜜をかけて闇夜に置き去りにした君の名がかなしんでいる
....
目をさますと
雪のように朝が降っていて
やさしい手順で
呼吸をおくる
あなたは
まだ
夢の体温で
きのう
よそゆきの服がでてくる詩を
読みました
愛とよ ....
若いって
苦いと
同義だよね
字も似てるし
と口に出したとき
悲しいって
美しいと
同義だよね
と言った
君を思い出した
空は平均的に青い
本木はじめさんの簑田伶子さんおすすめリスト
(9)
タイトル
投稿者
カテゴリ
Point
日付
断片集「ト書き」
-
簑田伶子
自由詩
6*
22-7-25
断片集「ティーンエイジャー」
-
簑田伶子
自由詩
4*
20-7-29
断片集「まり麩」
-
簑田伶子
自由詩
16*
08-7-11
春離れ
-
簑田伶子
自由詩
17*
08-3-27
初夜
-
簑田伶子
短歌
14*
08-1-29
断片集「幸せの庭」
-
簑田伶子
自由詩
46+*
06-4-15
【MIX&REMIX参加作品】_一過性の月をみている
-
簑田伶子
短歌
11*
06-1-3
式日
-
簑田伶子
自由詩
13*
05-10-8
空、その周辺の事象
-
簑田伶子
自由詩
27+*
05-9-14
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