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あいづちだけがほしいなんて
わがままを
きいてほしくて外にでる
春の風はやさしくて
そんな心をふくらます
君が元気でいればいい
ねがいをそっと風にのせ
君が私のいる場所に
いる ....
立場にこだわる人がいて
畑の野菜と
さくらの木をながめ
土の中
みえない世界を
ふと思う
指先でめくれば
世界中をみわたせるけど
温度はなくて
それもまた地球
私の ....
魂が泣くとき
私は平気な顔をしている
泣いたって
なんにも変わらないことを知っている
魂が泣くとき
平気な顔のだれかを探す
そのだれかの肩を
抱いてあげたいとおもう
だけど
....
風呂の中でよんだ
詩集がすべてを語ってしまったので
今日の私を
ごしごし洗い流しました
もういらない
風呂まで汚れてる
気がした 分身で
水がうまれ
水になったように
....
夢みたいな
夢を語る君の
顔かがやいてる
ありがとう
生きている意味の
ほんの少しわかった朝
空から垂れるものは
何本の線ですか
すがるも はなすも
自分次第でしょうか
君はゆるやかな
さかをのぼっている
私はその背中を押したいけれど
おまえはおまえの…
そうきこえるき ....
去年からやってきた水で
シャワーをあびました
私の皮膚がはじいた水は
いったいいつへゆくのでしょうか
容赦なくすぎる日は
わたしたちのあらゆるものを
減らしていきます
私たちもまた
食 ....
待つことは
かなりじょうずな方だと思う
だましだまし
夢転がしながら
とて とて 歩く
キノセイなんてつぶやきも
しないことにする
風が吹く
とて とて と
窓の曇りを指先で ....
しょくぱんみたい
なんにも塗ってないときは
そっけないぽそぽそです
赤いジャム塗って
どきどきおしゃれでしょ
はらはらオレンジマーマレード
波打つバターは貴婦人風
そこにある ....
いいんだって
わざと言ってみる
それはよくないとき
言い聞かせるとき
なんで
なんで
逆にするの
いらないって
言うとき
ほしいとき
なんで
なんで
嘘いうの
顔にで ....
アイスクリームは
こんなに冷たいのに優しい
甘い
すぐに消えてしまうのに
変わってしまうのに
甘くて
言葉の通じない
子供の笑顔もひきだしてしまう
冷たいのに
....
どこから生まれてきたのか
どこまでゆくのか
なにが正しいのか
間違っているのか
なにをしていればいいのか
なにをしなくていいのか
だれも知らないのに
どうしてあせるんだろう
....
ないないないと
自分の足りないをおもうのは
余裕のあるときと知る
いそいでいそいでの
時を過ごしていればどんな自分も
自分なりにやるだけ
あやまりながらも
ふと触れあった人もまた ....
信じることがこわいという
君は月がすき
星をみるのがすき
ひとりにして
と君は言う
空間の端にいる
ことを許して
身じろぎせずに息をする
互いに
影法師のように
心で
....
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