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街の底の暗がりに
今日もジッと上目遣い
月の光の届かない
煉瓦倉庫の一角で
人を脅す生業(なりわい)の
舌なめずりで誇りもなく
動くことすら億劫で
知性の欠片は今何処
物欲食欲性欲と
....
闇夜の風景の中
自分が生まれて初めて見た月光は
生家の隣の空き地に聳える
土手の上の屋敷の樹々
梢の葉の茂る隙間から
サーチライトのように照らされた
幼い自分の心臓を鷲掴みにす ....
四年ほど前から付き合いのあるこの男は、不思議なことに何も教えた記憶はないのだが、俺の昔をよく知っている。一日のうち五,六度、俺の前に顔を出し、あるときは俺の読んだ本や詩を酷評し、あるときは俺の書い ....
師走、大手町に佇む
結論を先に述べれば
大手町は冬が似合う
春は似合わない背広を着た集団がおしゃべりをしながら行き来し
秋には忙しそうに眉間に皺を寄せた人々たちが行き交う
夏はいけない
....
俺という人嫌いは
背中にうっすらと毛が生え
後光が後頭部から発するよう
頭髪の一部が欠落している
その代わりと言っては語弊があるが
人に良く知られた猫好きで
猫さえからかっていれば
人付 ....
こと葉って 薄いもんだ だれか言う
だって 葉っぱだもの と答えるだれか
葉っぱをどんなにつみあげても
きっと だれもほめてくれないよ
ぱっと吹かれて無くなっちまう
そんなかげの薄いやつ ....
夏の陽射しの中
曲がりくねった道を
君と一緒に歩いていると
丘一面に黄色い向日葵
僕はスケッチブックとクレヨンを取り出し
道の傍らに座り込んで
丘一面の黄色い向日葵をスケッチブック ....
梅昆布茶さんの……とある蛙さんおすすめリスト
(157)
タイトル
投稿者
カテゴリ
Point
日付
あんこう鍋/あんこう節
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……とあ ...
自由詩
14*
12-4-19
月光
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……とあ ...
自由詩
22*
12-3-8
「……とある蛙」に捧げる
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……とあ ...
自由詩
14*
12-1-22
大手町_一二月
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……とあ ...
自由詩
16*
11-12-31
猫様
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……とあ ...
自由詩
14*
11-12-27
生きるって
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……とあ ...
自由詩
10*
11-12-19
黄色の想い出
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……とあ ...
自由詩
9*
11-9-8
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