すべてのおすすめ
人混みが嫌いです
だから何時も上を向いて歩く
沢山の人たちにぶつかって
毎日詫びてばかりいる
それでもあの青い空に
釘付けになってしまう僕は
何かが抜け落ちているのかな

何時か君に話 ....
薄らと厚味の増してきた肩口に雨の気配が纏わる
夜半
電車は疾うににとまっているのだろう
線路すら見えない窓に不可視の圧力などかかりはしないけれど
朝に見る抜け殻になった電車たちの舎を思う
今 ....
そこいら中に溢れる言葉が
私の角を削り取っていくよ
奔流に晒された丸い石ころ
転がる石はロックじゃない

貴方に言いたかったことは
いつだってのどの奥に蟠る
何時から貴方と私の距離は
 ....
scene.1

満月の夜はおかしくなってしまうんだと君が云う

そんな貴方に本当はおかしくなってしまいそうなのだけれど

凡庸さに耐えられないから雲を呼んでみる

小さく口笛を吹いて ....
貴方が描いた旧いをんなの画を
殺すように爪でなぞる
どうぞそのまま
浮かび上がってきたりしません様に
貴方の無念等識ったことではないの

貴方の語る美しい女の姿も
どす黒く塗り潰す
単 ....
有邑空玖さんのコマキさんおすすめリスト(5)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
青空- コマキ自由詩6*05-8-19
雨垂れ- コマキ自由詩1*05-6-2
低体温症候群- コマキ自由詩4*05-5-20
REN-AI_(小景)- コマキ自由詩205-5-19
埋葬- コマキ自由詩1*05-5-19

Home
すべてのおすすめを表示する
推薦者と被推薦者を反転する