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泣きぬれて
土佐の高知の浜千鳥
いずこへ帰るか
今はわからず
ただ単に おはようとだけ言いたくて ひとりで夜の{ルビ静寂=しじま}を越える
雪の嵐 吹きすさぶ
真白き夜
悲鳴のような通り風哭き
繰り返し繰り返す
雪と風しか視えぬ中
男が一人歩いてる
旅人だろうか
重く不確かな足取りで
背負った荷物に腰を曲げ
風に逆ら ....
人生は
ミクロで視れば悲劇
マクロで視れば喜劇
たけど生きている当事者は
悩んで悩んで悩み抜いて生きている
繊細であれば尚更だ
良いことをお教えしましょう
運命は1つではない ....
あなたはただいちばんに愛されたかっただけ
それがかなわなかったから
哀しくて哀しくて、堕ちてしまった
ルシファーは
天使の中で、誰よりも美しく有能で
“神”の一番の側近だった
それがと ....
炒り胡麻と鷹の爪がなかったので
散歩がてら
ふらっと買い物に出た
午後の日射し
良く晴れてる青空だ
それでも風が冷たいのは
冬へ向かっているのだろう
のんびり歩いて
カラオケス ....
誕生石はトパーズ
子供の頃は
冴えない石だなぁ…と思い
嫌だった
そんな私が
トパーズを見直したのは
ブルートパーズが現れたから
なんて綺麗なんだろう
トパーズも悪くないと ....
やたら屁は出るし
その屁はとてつもなく臭いし
腹の底には何かあるだろうな、
と思ってたんだよね。
コールタールだった
そんなに厚くはないが
しっかりとこびりついている
言葉は ....
冷えきった
躰を暖めたいなら
お風呂
あなたとしっぽり
その刀
鞘に納める?
上からがいい?
下からがいい?
焼き餅を
舌で巧く
丸め込んで
くっつく餅肌
....
尊き身 自ら望んで 魔になりし
甘ったれ 一度は言わねばなるまいか
こころ分け 無事で済むと思うてか
通じない 何も通じぬ 虚しさよ
言葉ほど 不自由なもの 無きにしや
修羅のこころは
今日いちにちで消え失せました
たくさん傷つけてしまいましたね
ごめんなさい
私が“仏”となったときは
あなた方を祝福できるでしょう
一ヶ月前は餓鬼だったのです
....
男は
ただただロマンチックに女を慕う
罪の味すら甘美に感じる
自分が自分の求めてる幻想を愛してるとは
気づいてない
いつまでもいつまでも
夢見ていたい
甘いね、男性諸君。
女は
....
女王蜂が
金切り声でヒステリーをおこす
女王蜂は喚く
「あの女を殺して!」
兵隊蜂たち困ってしまって
ぶんぶんぶぶん
攻撃を開始する
最後には やっぱりあなたにありがとう 今在る私はあなたのおかげ
暖かな沈黙が聴こえますか
{ルビ潮=うしお}の満ちるを月だけが知るように
夜の{ルビ静寂=しじま}に時は寛容
語ることなき情熱を
融かして飲めば胸が熱い
出来れば一曲お相手を
....
私は、あなたに幸せでいてほしい
暖かなご飯を食べ
よく眠り
まずは健康になってください
喜びのない世界など
ありようがないのです
誰かが言っていました
「私は息をすることさえ嬉し ....
憎めない どう足掻いても 憎めない
駄目かもな… 弱気になるな それが魔だ
ありがとう 出逢ってくれて ありがとう
どうしても 赦す気はないようですね…
だとしても 私は祈り続 ....
ごめんなさい 追い詰めたのは 私です
ごめんなさい あなたも苦しかったよね
ごめんなさい ごめんなさいとしか言えない
ごめんなさい 心の底から謝ります
ごめんなさい 全ては私の ....
何故、ひとはこんなに淋しいのだろう
最後に孤独を感じたのはいつの日か
もう思い出せない
生き残ることに必死だったから
孤独を感じる暇は無かった
夜になるとホッとした
夜はい ....
道で蹲るひとがいれば
「大丈夫ですか?」
と声をかける
電車やバスで
年配の方や妊婦さんが立っていれば
「どうぞ」
と席を譲る
寂しさや心の傷で
気が狂いそうになってて
心配 ....
大善起こりなば大悪きたる
大悪起こりなば大善きたる
何となく分かりました
あなたは
既に悪魔に魂を売り渡したのですか?
わたしが
「あなたは“家なき子”のリュウのようだ。
きみが ....
まず晴れてれば
晴れてるだけでご機嫌
洗濯物を外に干す
雨の日は
雨の音が優しい子守唄に聴こえるからご機嫌
お気に入りの傘を差す
風の日だけはご勘弁だけど
五月の風なら
やっぱりご機嫌 ....
あなたが魂を誰かに捧げたと言うのなら
私には魄を下さいな
魄は身体の魂です
今日はベーコンと菜花のペペロンチーノを作りました
つい癖で
麺はあなたの好きな伸び具合に茹でてしまいました ....
きんの砂地を
きんの蛇がうねる
蛇は大の苦手なのだが
その蛇は美しく
神々しくさえあった
強く 美麗で しなやか且つ妖しい
そんな女性になれそうもない私は
微睡んだまま
....
とても
脆くて危なっかしい
私にはそう視えた
空は青いのに 雨は優しいのに 花は無心で咲くのに
なぜ、淋しいのだろう
━ 黄泉比良坂をひとりで降りる気ですか ━
私は“愛” ....
かくかくしかじかあって
そうだ、
私は詩を書くより編集する方が得意だったと思い出した
今、ある方の詩集の詩選に取りかかっていて
毎日が楽しい
今日は破格の値段の印刷会社も見つけた
....
Hash-a-bye baby
Hash-a-bye baby
風が吹いたら
揺りかご揺れる
Hash-a-bye baby
....
怒りの溶岩流から火傷を負いつつ
命からがら逃げると
嫌味の針の山
何処もかしこも穴だらけ
イテテイテテイテテ痛ったーい!
あまりの痛さに身震いがする
嘘の汚物に胸まで浸かり
極寒の冷たさ ....
ねぇ、ペガサス
私を月まで連れて行って
静かの海で
貴方と一緒に眠りましょう
雪白の毛並みは熱いほど暖かく
極寒の地でも
貴方がいる限り
凍えはしない
漆黒の眼差しは
黒曜石 ....
祈ることによって
私が変わる
いつもインスタントラーメンしか食べない私が
今日は料理を3品も作った
驚き!
料理オンチなので
味付けはイマイチだったが
○○のもとを使わないれっきとし ....
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