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うすきいろとかうすむらさきいろの点滴がたぷたぷとぼくの血液を薄めて
風変わりなガラスに映る壊れた野菜とか果物にしてくれる
お見舞いのメロンのあみあみのやみやみの隙間から
週末の夜 ....
そこにあったことなどないことを忘れそうに満ちる野花
水底にねをはる陽の匂いをそこねることなく永遠の死を生き続ける置物に
なによりもそこに似合う置き場のない静けさとして
....
観葉植物を真似るクリームソーダが
夕焼けに溶けていく
散々
カフェインに浸れた
町角で
段々
赤い花を咲かせた
砂漠の
あるいは密林の植物がひけらかす
肉厚な葉のように
ク ....
耀う光のなか 疎らに枯れだす芝生
なにを疑うでもなく
彼女はそこに寝そべり
湧出する表層にみをあずけて
こちらをおもしろそうにみつめている
薄絹のみなれないスカートを
潮風にさらし
....
いきなり水曜におぼれる水に酔う
ふんでおくれ
ところう どころう
水びたしのことばは
町の名をいいまちがいながら
おたがいはりつき
電柱のほうにながれてかたまり
白々 ....
ゆ!
気合いの入ったコンクリの煙突は
夜な夜な夜を吸いこみながら
湯を沸かしてるっぽい
一日 一生懸命働いた疲れをきれいに洗いながすために
この町の人たちはここに集ま ....
白 白い白 白い日
白い目と白い手を
白い夢の白い瞼を白に開き白い壁の白さに列なる白い花瓶に白い花の
白い髪に白く書きつけた白のかわりの白い手紙
白い名は白とは呼ばれずに
....
知らない人と話しちゃだめってお母さんに言われてから
ずっとテポドン飛ばしてる
知ってる人とうそ言いあって
悪気はなくて喜びあって
それはそれでラッキーなんだ
テクノカットは夏 ....
南米、チリ共和国。国の標語は(理性によって、または力によって)
そんなやたらほそながい形をした国の北部の小さな町で炭鉱夫をしているエンゾさん(仮名)は立派な口髭と張り出たお腹を揺らしながら毎日せ ....
ホモになりたい
ものすごくハレンチな
モーホーに 、
「ひとおもいに断行してみるか」
「ひとおもいに断行してみるか」
男子はみんな一度ホモになるべきだ
いやすべて ....
アラガイsさんの末下りょうさんおすすめリスト
(10)
タイトル
投稿者
カテゴリ
Point
日付
メロンのあみあみのやみやみ
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末下りょ ...
自由詩
6*
21-4-4
置き場のない置物
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末下りょ ...
自由詩
6*
21-3-10
コーラのちコーヒー、所によりクリームソーダ
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末下りょ ...
自由詩
5*
21-2-14
芝生に
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末下りょ ...
自由詩
4*
16-8-24
水曜
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末下りょ ...
自由詩
4*
16-8-17
銭湯
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末下りょ ...
自由詩
8*
15-10-12
描線
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末下りょ ...
自由詩
3*
15-10-1
テポドン
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末下りょ ...
自由詩
1*
15-8-26
チリ散りになったんだけどカメラ目線で
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末下りょ ...
散文(批評 ...
3*
15-7-26
J.アナルヘッド.ネアンデルタールの哀歌
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末下りょ ...
自由詩
4*
15-7-23
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