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次から次に丘にあがってくる人たちが
サーフボードを立てかけては去ってゆく
わたしはスプーンを数えながら
同時に色とりどりのボードの数もかぞえている


注文と
作成と
給仕の ....
坑道は閉じられた

この町の盛衰などは
年表に改めて書きくだすまでもない

わたしたちは身を染めるように
幾百の眼で見てきたではないか

鉱石と蔓草と共同墓地
その合間のくらしの ....
おしつぶされて割れたはしばみの実が散乱している野のはてに

まだ泣かない人が立っている


私たちは割れた実を喰うでもなく拾うでもなく
この実の硬さをしりたいと
辺りをみまわ ....
山人さんの遙洋さんおすすめリスト(3)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
クロージング・タイム- 遙洋自由詩2*16-5-5
朽ちてもいいんだ、この町は- 遙洋自由詩6*14-7-27
十月- 遙洋自由詩7*11-7-31

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