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そこから
中央に
丸い石を並べた
ネックレスのような道があって
豊かな膨らみを二つに分けるような
多分の道
人々がその橋を渡る日もあった
お年寄りとか カップルとか
呼吸のために
水 ....
白線が
電車で顔を擦られ
風が吹いて
月を食べる
あご紐
だめになっていく体のリズムの変調が
自分には一番良く分かる
画面がフラットになり
肩車をして
新聞を逆さに読んだ
朝が来る
洟を垂れた
十円玉
若い空き缶のなかに転がる
長い
一本道の
震えた
神経
友達は
黄色いセイタカアワダチソウたち
幻想王国で
手を振る
道路の
向こう
夢と夢を繋い ....