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 やっと今夜、扇風機を止めた。水風呂に浸かるのも今夜きりになりそうだ。過ごしやすい涼しい夏だった。クーラーは壊れているので一度も使えなかった。暑いと感じるときはとにかく水風呂に浸かって凌いだ。
 毎 ....
飲食店の経営者が

「店をたたもうかな。」

と呟いている

時短営業で苦しいんだとという姿が

ニュースの画面から流れている

何度も同じ店主の顔を見た

取材まで手抜きをし ....
 
ここ二月ほどの間にユーチューブの動画を見る時間が、だんだん増えていった。それにつれて、いろいろな情報が目に入ってきた。そうしているうちにだんだん自分の考え方や、それまで持っていた、自分のおぼ ....
秋の日曜日の朝
部屋の空気は冷たいままだ
背中に回した電気ストーブに
手をかざして
かじかんだ指先をそっと伸ばして
ホッと息をつく
色んな事が過ぎていった

働くのをやめた
人に迷惑 ....
寒さに

身をよじりながら

電気ストーブに手をかざす

外では雨が降っている

気持ちは停滞したままだ

生きてる証のように

歯根の痛みは続いている

僕の自転車は上海 ....
タバコに火をつけて
ふと思う
傍らに君がいれば
どんなにいいだろうと
イザベラは日本には来ない
仕事が素晴らしいそうだ
そのことを
精神の片一方で喜びながら
精神の片一方でどこか寂しい ....
夕暮れと焼き芋

晩秋に映える

落ち葉をクシャクシャ踏みしめて

公園のベンチに座って

君は皮を残す派

食べちゃう派

赤い夕日に照らされて

片手に焼き芋持ったまま ....
何故か苛立つ
原因が分からない
タバコも旨くない
コーラも飲む気がしない
時にはそんなこともある
憎しみの波動を感じる
謂れのない悪意が伝わってくる
そんな時は
冷たい水に浸か ....
 イザベラの瞳は大きくて、最初に会った時から、それがとても印象的で、そこが魅力的だった。その瞳で真っすぐに見つめられると、僕は身体が透明に透けて、精神の奥底まで透けて見えるのではないかと、不安を感 ....  新学期が始まる前の部屋替えが始まった直後に、気が付くことになったのだけど、灯台元暗しの言葉どうりで、朝食の時、食堂でいつも会っていたイザベラが、何日も食堂に現れず、ずっと、気を揉んでいた僕だったけど ....  イザベラは最初から、僕の外見ではなく内面を見てくれたのだと思う。要領が悪くて損ばかりしている僕の人の良いところや、外見からは分かりにくい、子供じみている傷つきやすい純粋なままの精神とか、他人には伝わ .... 今日も僕は詩を書く
抱えているイタミを
癒すために

詩を書くということは
祈ることと似ている

読んだ人が
少しだけでも
元気になればいいと
読んだ人が
少しだけでも
勇気を ....
この精神ひとつ
この身体ひとつあれば
必ず這い上がれる
やってゆける
形のない精神で
有限なこの身体で
今日を生きる
精神はあの天球と繋がり
身体はこの地球と繋がる
この私の意志の振 ....
知らないうちに「絶望」に侵食されていませんか
僕は少しコロナ過を軽く見ていたのかも知れません
豪雨や天候不順も精神に重く圧しかかって
「希望」が薄くなってきていませんか
だとしたらここらで無理 ....
ハーマンのPC スピーカーから流れる
ビジターズが土曜日の朝を現実的に彩る
プラズマライターの十字の炎で
細巻のタバコに火をつける
アルカロイドが身体に浸透し
シナプスの少しの反乱と足の筋肉 ....
もしも背中に翼が生えていたら

こんな闇

飛び越えていくのに

屹立する光の柱

眉間から伸びる紫のオーラ

醜い豚のような身体

美しくなりたいと思った

光の側に ....
槍と鯛が

背中から飛び出している

やっぱりやりたい

可愛い女とやりたい

やっぱり女は魔物だ

やらせてくれるなら

男は従うから

猥雑な女性器の前では

有史 ....
火星人

火星人転んだ

火星人まろびつつ

火星人しりもちついた

火星人雷落ちた

火星人とんがった

火星人おとといきた

火星人二本足だった

火星人地面にたく ....
彼女と散歩した
散歩の後、お茶した
彼女が一緒にいてくれて嬉しかった
彼女が一緒に微笑んで嬉しかった
一人じゃないというのはいいことだ
暖かな陽だまりの中にいるような幸せ
ずっと探し求めて ....
中国に来てから餃子にはまっている
羊肉と豚肉と牛肉のがあって
牛肉餃子が一番、おいしい
大学の寮の食堂で一人分、餃子を頼んで
タッパーにつめてもらって部屋に持って帰る
小さなお椀に中国で買っ ....
久しぶりに
酔っ払っている
宙に浮いている精神
河北の地では
いつも風が流れている
大地を流れる風
風の音に耳を澄ませて
煙草に火をつけて
ニコチンとアルコールが
身体を巡る感覚に
 ....
風が流れている
夏の兆し
木漏れ日が揺れる
樹が鳴る
遠くから聞こえる
ざわめきに
ふと手をとめて
窓の外の世界に
目をやると
光と襞と陰りに満ちた
五月の地球だ
温かい空気に
 ....
身体の中の気の流れを
頭のてっぺんから放出する
身体にとりついている雑多な生き霊たちが
いたたまれすに身体から離れてゆく
このときに肩から背中にかけて
身体は痙攣する
しかし気分は悪くない ....
眠れない夜明け
失った言葉達が
くるくる回る
たばこに火をつけて
煙を吸い込んだら
不遠慮なシナプスが
何本か繋がり
六つ目の感覚を
取り戻そうとする
こんな時は
洒落たカフェにで ....
残酷なニュースを見た

僕は中国の大地に頼りなく立っていた

テレビの画面に張り付いたままだった視線

津波の濁流は圧倒的だった

僕の頭に浮かんだのは

これからどうするのか
 ....
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