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雪が降る
音のない洞窟に
音楽を幻視する作業員たち
雪が降る
味の素みたいだ
時がゆっくりと崩れている
時が蝕まれることだけを数えている
これ以上なにかき ....
月のしたに金星がきてる
ぼくらは夏を思い出す
満月と金星の饗宴に
招かれていたのは
なぜにぼくらだけだった
風邪ひくなよ、冬の窓にはカーテンしろよな!
オレだけにこ ....
ぜったいそこにある
どこにいたって
ぜったいそこにある
そこで話したり
通り過ぎたり
待ち合わせしたり
ひとりでいったり
四谷の木の近く
象の足のような ....
だれかを幸福にしたいという気持ちより
だれも傷つけたくないという気持ちがかつ
弱腰外交とおんなじ生き方をしている
失うものなどほんとうにあるのだろうか
愛のためだけ生きてる訳で ....
刹那のまちかどできみと出会った
悲しいことは音楽がやってくれていた
だからぼくはきみと別れよう
だからきみはぼくから離れるんだ
ぼくらのかわりはいないけれど
ぼくのかわり ....