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寄り添う水辺に浸る足
、に滴る息の音は
夏を告げながら秋に向かう

しぃんと耳をつんざく
その水達は
形成されることを恐れて
最後まで泳ぎ続ける、けれど

蛇口を捻れば、汚染され ....
私はもう、おんなでいたくないのです



夜中になる前に、
私がまずすることは
夜の空気に右腕を入れること
ぐるぐると掻き混ぜると私と化学反応をおこすので、そこでゲル状にな ....
音のする方へ
感覚を伝わせて
光の曲線を描きながら
死んでゆく触媒

優しさを色で現すのなら
あかみどりを推奨する訳は
血液と瞳の
色だから

空気が凍りつく夜に
童話のよう ....
染められたわたしのうごめく爪に
一滴悲しい記憶とまほろばの景色が繋がるのであれば
それは川の流れのようにうねり、やがて男になるのだろう

明日の呼吸をあから始めるか悩めば悩むほど
け ....
新しい世界を見せてあげるとあの子は鳴いた

カモシカのような片足を震わせながら歌った子守唄

揺さぶられる、現実から見放した濁りすぎた瞳に

映る幾千の輝きはいのち
生命力が溢れ出し ....
乾 加津也さんのゆるこさんおすすめリスト(5)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
かもがわ- ゆるこ自由詩312-9-15
わたしはおんなでいたくないのです- ゆるこ自由詩711-5-12
あかみどり- ゆるこ自由詩810-12-20
裸の血- ゆるこ自由詩210-11-6
お母さんの右足- ゆるこ自由詩210-9-16

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