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詩を読んだ日、
見上げると満月だった。
詩を聞いてもらって,
「いいね」と言われる。
詩を読んだ日、
見上げると満月だった。
はらはらと舞う葉の上に
私はいます
誰にも気付いてはもらえないけれど
私は葉に、落ちて欲しくはありません
ずっと、木の栄養分を吸って
木と一緒にいたいのです
ほうきで掃かれ ....
台所が火事で燃えている
私が寝ている間に火が消えてくれるだろう
そう思って寝ていても
火は消えなかった
もうかれこれ
半年になる
強風が冬を迎えにゆき
冬を連れて戻ってきた
....
受信
下書き
送信済み
ゴミ箱
送信
迷惑メール
今の若い世代と付合っていると
私との会話はだいたい
メールボックスのように
振り分けられる
例えば、息子
私の言った ....
かつて、私の泣き声の
代わりに歌ってくれた小さな川
その横を闊歩する
今の私の泣き声は
私の子宮にうずまいているから
軽やかに
川縁を散歩することが
できる
水の流れる音
さらさ ....
栗をむきました
それだけで
私の友達のもみじの木が
さらさらと笑いました
私は今、手に抱えきれない程の
難題を抱えているというのに
栗をむくのに必死だったのです
ねえ、君と私
....
私の頭蓋骨の裏側に
バターを塗り
ピンク色の
敷物で飾る
私の頭部が、路地裏の道ばたに
そのように捨てられて
私はあの子を責めて責めてこき下ろす
3つの十字架に
祈りの言葉を
....
朝作った
カスタードクリーム
の首に
私の頭はのせられていない
土台となるパイ地は私
フォークで穴を
あけるのは
私が膨らむことが
できないように
カスタードクリームをのせた ....
豊島ケイトウさんのナカツカユウリさんおすすめリスト
(8)
タイトル
投稿者
カテゴリ
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日付
詩を読んだ日
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ナカツカ ...
自由詩
12*
10-11-21
葉の精
-
ナカツカ ...
自由詩
5*
10-11-18
火傷
-
ナカツカ ...
自由詩
11*
10-11-13
メールボックス
-
ナカツカ ...
自由詩
11*
10-11-8
川縁にて
-
ナカツカ ...
自由詩
9*
10-11-3
栗をむきました
-
ナカツカ ...
自由詩
11*
10-10-29
バター
-
ナカツカ ...
自由詩
4
10-10-6
午後のパイ
-
ナカツカ ...
自由詩
3*
10-10-5
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