すべてのおすすめ
私たちは
おりがみのくに
二次元を

小さくたたんで
つるになって

おなかの隙間から
ふう、って
息を吹き込めば

祈りを宿した
強い記号だ


メレンゲを
淡く
 ....
どこにでもある平凡な幼稚園に
桃色ペリカンが園庭に降り立った

言葉が話せなくても
心と心が繋がっている
電車の連結のように

桃色の背中に園児の両手が
園児の背中に園児の両手が
ド ....
今日はどのお部屋をお使いになりますか?
さぁ お好きな鍵をお持ちください

氷山のお部屋で    心を鎮めてください
木漏れ日のお部屋で  心から微笑んでください
情熱のお部屋で    夢を ....
歩かなあかんと思ってきたけど
歩きたいって思えたらいいな
立ち止まってもかまへんな

うずくまったら
だいじょうぶか?と
きいてくれる人もおるねんな

おんなじ背中があったなら
一緒 ....
いろいろあるけど
朝にはドーナツ
わたしの彼は
筋金入りのミルク入り
たかが二十数年前は


 ....
病的な雨音が
日ようびをぬらしていく


あの雨にあたれば
きっと細胞の何千個かでも
溶かされてしまうって
そう思っている
雨なんか降ってないけど


恐怖に首輪をつけて
わた ....
宇宙 果てしない荒野
まっくらやみの孤独の海
きっとそこは
命の源泉でもなんでもなくて
死にゆく命もないから
墓場にもなりきれなくて
ただ 馬鹿みたいに寂しいだけだ
かつて炭鉱だった俺の棲む町は










名乗れば居住区と苗字から素性を検索される雪の深い町











 ....
ベガスの駐車料金一泊 .... 息が

詰まりそうになるのです

ワンルームに一人

孤独が

のどに絡まって

嗚咽すら出ない
  光が
  目蓋を開き



  じっと
  私は視られていた



  世界に
  回想されていた
電車
降りる駅の看板が動きだす

見る
睫毛の間に雨粒の影

晴れ
瓦屋根の隙間から雀がでてくる

気配
振りかえると自分の影

授業
突然教師がさしてくる

歩行
つ ....
  春光に
  匂う
  息をつめ
  畦道をゆく



  (ただのいきもの
  (ただのいきもの。ここでは。



  匂う
  緑、
  汗、
  夢が
 ....
あふれるようなやさしさが
あふれてしまったのでどうしていいかわからなくなった
今日も誰もいない浜辺で
自分自身などなくしているようだった
私は 立ちつくしていた
季節の中で 藍色だった
人の心をいつも歩いていく
 .... 自分自身であることが
いつも 意味などないのなら
私はどこかに逃げだしたい
だけど 立ちつくした 私は
きっと この思いも 私の手には持っていない


これは 夢のどこかなのだろうか ....
瞼を開ける行為さえ億劫な日々
輝かない陽射しは夕暮れ

死にたくなる

全てがこの指の隙間から流れてゆく
あらゆる事柄が退屈で
私の心を埋めるのは絶望と空虚

私に生きている意味を
 ....
チョコレート

みかた

蹂躙

てき

メンソールシガー

みかた

制限時間

てき

おとこのこ

みかた

おんなの人

てき

 ....
青空が昨日までの
薄汚れて黒ずんだ
自らの皮膚を脱ぎ捨てて
新しい明日を迎えようと
両手をパノラマの
端から端まで伸ばしている


春になると一斉に
その体全身を花で包み
 ....
幾重にも重ねられた
朝霞の様に
私は青く塗られた
何かが蠢くカンバスに
薄く薄く白を塗る

決して無理をしては
いけない
分厚く塗り込めば
いずれ割れ、剥がれ落ちる
薄く薄く白を塗 ....
水底に

うつしとった光の波紋

桜が散って

いま 夏が目覚める

私の想いは春と逝き

ただ水底に沈むばかり
{画像=110417051719.jpg}


足下の明かりを踏んでいる

私は歩いていた

その舗装された道では
所々に白い線が引かれ
アクセントとなって
景色が次々と切り替って ....
夕暮れるのに少しだけ
早い時の中を自転車で
漕いで回れば耳に届く
ピアノを練習する
くぐもった音色や
郵便配達のカブが
ダダ・ダダと駆ける音
引き戸をカタカタカタ
と閉める音
家に帰 ....
 生け囲い、小さな
 妻の花壇
 春の花々は
 勢いよく
 そろいて

 青空に、光満ち
 そよ風に
 テント揺らぐ
 茶を呑むひと時
 春はたけなわ

 卯月、二人して
 ....
さいころを振って
一の目が出たら
一歩踏み出そう

どこかに残っている筈の
希望の欠片を探して
僕に見つけ出せるだろうか
それは分からないけど
いつまでもぼーっとして
手をこまねいて ....
雨が降ったら雨を憎め












 ....
優しくなんかしないよ
それは罪だから

桜は
背中を伸ばして咲くの

ふわりと
散るときも
涙なんか流さない

胸にいっぱいの
悲しみを秘めて
くるりくるり舞う
蝶々みたいに ....
煮干しなみにひからびたゴミ人生

今日もその場を生き抜く為だけの仕事

でも、好きで始めた仕事だから文句は言えない

ああ、それにしても

全ては絶望している

街も

鳥も
 ....
れもんさんの自由詩おすすめリスト(119)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
おりがみのくに- umineko自由詩22*11-6-6
ありがとう_桃色ペリカン- subaru★自由詩11*11-6-6
予約の要らないホテル- subaru★自由詩8*11-6-5
ぼちぼちいこか- 朧月自由詩611-6-4
ミルク入り- はるな自由詩411-6-3
つまんねぇ日曜日- TAT自由詩2*11-5-15
雨音- 因子自由詩211-5-15
たゆたう- マフラー ...自由詩4*11-5-13
むかしむかしあるところに- TAT自由詩4*11-5-10
142857- TAT自由詩311-5-5
Solo- syuon自由詩211-5-2
既視- 草野春心自由詩2*11-5-2
ぼんやり- 殿岡秀秋自由詩511-5-1
畦道- 草野春心自由詩5*11-4-30
夜に- はるな自由詩3+11-4-29
ミラー- 番田 自由詩311-4-29
sadame3に捧ぐ- TAT自由詩6*11-4-28
ユー- 番田 自由詩211-4-27
Ending- AKiHiCo自由詩211-4-26
てきみかた- はるな自由詩411-4-25
ぼくを捨てる朝- 寒雪自由詩211-4-24
白を塗る- プル式自由詩10*11-4-19
Gone_with_the_spring.- syuon自由詩2*11-4-17
月影_/_春の夜の記憶- beebee自由詩20*11-4-17
小さな楽団- 佐倉 潮自由詩811-4-16
春の空の下- 生田 稔自由詩611-4-12
僕の一歩と一緒に地球と天球は回転する- ジム・プ ...自由詩4*11-4-11
【急募!】モラリスト【時給・応相談】- TAT自由詩2*11-4-9
背伸び桜- 朧月自由詩211-4-9
デイジー- 田無自由詩311-4-3

Home 戻る 最新へ 次へ
1 2 3 4