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「ラブアンドピース」緑川ぴの
http://po-m.com/forum/showdoc.php?did=128847
アオザイの揺らめきはあのときのままではない。アオザイは民族衣装なので ....
先月私は「猫とたんぽぽ」と題した短い散文をここに投稿した。25ポイント入ったら消すとコメントに書いておいたところ25ポイントかっきり入ってしまったので削除した。私本人は、「猫とたんぽぽ」という私の散文 ....
阿久悠が死んだという話が
その日の俺には一番の大事件だったのだが
彼女にはそうでもなかったらしく
朝のコーヒーはインスタントだった
そういえば今日だけじゃなくて
毎日インスタントなのだがそれ ....
私は輪廻を信じないのだけれど
ねえ、ジム、それともジムソン?
へびつかい座ホットラインなら
あたしは信じる
だからある日きっと
あなたからの連絡がくる、と
あたしは信じる
あなたが星から ....
水滴を鏡に落とし異世界の虜となりぬその未亡人
遺伝子の螺旋ドレスにして踊る女の口はひたすらに赤
水銀のぎらりを飲んでみせるからわたしと一緒に歩いて下さい
丸ボタンひきちぎっても ....
ポエムとマンガは非常に密接なつながりを持っているので、私の視点なんぞ、慧眼というほどすごいものじゃあありません。でも、ポエムに親しまなかった読者がここを見ていらっしゃるかも知れず、そうした方には「ポエ ....
ここまで書いたことと矛盾するようですが、「詩がわかる/わからない」に関しての私の結論は、「詩の意味なんてわかんなくてもいいやんけ」という無責任なものです。一般読者が詩を「わかる」必要は全くなくて、その ....
私の詩(「ポエム」と銘打っていない詩)は、よくわかりにくいと言われます。詩の世界のひとが言うのではなく、詩の世界のそとのひと――私の友人や同僚――がよくそう言います。何がわからないのかと訊ねると、言葉 ....
本論にうつる前に、まず文章についての私の考え方の一端を述べたいと思います。私は、たいていの主題はわかりやすい文章で書くことができると考え、わかりにくい文章に出くわしたら、執筆者の腕が悪いのではないかと ....
いま私は激烈に機嫌が悪いのだが、これはパキシル切れのせいだと思われる。薬を切らしたのは私の責任であって、他の誰のせいでもない、などと書いてる場合ではなく、書くべきものはきっちり書かねばならんのだ。うう ....
使えないものがある
持っていないのではなくて
使えない
使い方を知らないのではなくて
使えない
使える状態に保存してあるけれど
使えない
使わないのではなくて
使えない
相当に苛 ....
「論」っつーのはめんどうくさい。おいらいろいろ調べて書くんだぞ、詩人のことも調べるしさ、萩尾望都論書くにしても年代を追って並べてみたり比較したり変化をたどったり変化しないで繰り返しあらわれるものをたど ....
(去年の夏頃書いたやつ)
このあたりには工場が多くて、仕事自体は割とたくさんある。ただし、選ばなければ、の話。それでも仕事があるのはありがたい、というのも、キツイ仕事の工場で出逢う女の子たちは、 ....
空に高く浮かぶ月は
ほんのわずかな青みも持たず
灰色の海に浮かぶ薄片は
カンディンスキーの白より白い
ばらいろの雲は
みずいろの恋は
にじいろの夢は
みんな絵本に封じられて
し ....
1.プシュウ
プシュウと言った
聞き間違いではない
意味などわからないが
それは妻の口癖だったし
最近では
それしか口にしないほどだったから
それ自体は不思議でなかった
ただ目の色 ....
というタイトルからダーナ・ドンブンブンを思い出す人はいても、『アトムの子ら』を連想してくれる人はほとんどいないだろうなあ、でもってこの「アトム」が鉄腕アトムではなく原子という意味のアトムで、『アトムの ....
書く書くと言って書けていないマンガ論(たぶん主に萩尾望都論)を書こう書こうと思っているんだけど、書けない(くどい文章だね)。本屋に注文したままほっぽらかしてある萩尾望都の最新作『バルバラ異界』を、せめ ....
そら、なのか
から、なのか
どっちでもいいけど
「宙」と書いて「そら」と読ませるよりも
「空」と書いてなんと読むのかわからない
そんな曖昧さがわたしはすき
そら、だったのか ....
駅のホームに
オクラがひとつ
おはなしは
あなたが考えて
(夜勤前に愛野駅にて)
真夏の渓谷の薄暗い木陰で
川音を聞きながら
ひっそり息をしていた
ひとりといっぴき
濡れた岩のうえ
つんとまっすぐに伸びた胴
行儀よく揃えて閉じた翅
その黒曜石の輝き
日の当た ....
(1)
高校生のとき、
まだJRが国鉄だった時代、
三十日間三十万円日本一周鉄道の旅を計画した。
青春18切符があれば、不可能事ではなかった、
東京を通過しないとどこにも行けない関東圏、 ....
今から土手の草刈りに行かねばならない。各世帯担当の区域があって、そこはそれなりに綺麗にしておかないと近所の目が怖いのだった。しかし、ものすごく、行きたくない(笑)。だって真剣な話、あれは恐ろしくハード ....
逆巻きなさい、酒巻よ
我らが主人公の名は酒巻である。これを読んでいるあなたの氏姓が酒巻であったとしても、またあなたのお住まいが埼玉県行田市酒巻であったとしても、それは単なる偶然の一致に過ぎないの ....
私の庭は荒れています
ほとんど手入れをしないからです
桑の木の下にはほら
すっかり黒ずんだ実がいくつもいくつも落ちていて
むくどりたちが啄むのです
ときどきひよどりもきます
あたりまえ ....
批評だ批評だ批評が必要だとネットで吠え続けて、おそらく数年になる。私自身は、地方同人詩誌での合評会や蘭の会内部でのわずかな批評と、詩集そのものに対するいくつかの批評をのぞき、自分の作品に長文の批評をネ ....
リサイクルの許可が下りたと
役場から連絡がきました
申請してから
ずいぶん待ったあげくのリサイクルです
とても嬉しいです
数人の友だちに連絡して
今夜はお祝いです
現在の地球は本当に ....
家にある薬箱のなかの服用薬を全部飲んでしまったことがある。19のときだ。頭痛薬からキャベジンから風邪薬から、とにかく服用薬は全部飲んだが、水虫の薬など外用薬は飲まなかった。死にたくはなかったのだと、思 ....
いま、右手首がひじょーに痛い。うちの飼い猫の血膿をふきとろうとしたら、ズタズタに深くひっかかれた。場所が場所だし、猫の爪は鋭くてカミソリみたいなものだから、自分で見てもリスカの傷に見える。おもしろがっ ....
私が人様にはじめて認められた文章は、詩ではなく評論であった。それは静岡県民文学祭で芸術祭賞を受賞した。今の私からみると暴論みたいなところもあるし、古くなっているところもあるし、そもそも「評論」と名乗っ ....
静岡に生まれて静岡に育ったから、新茶の香りが漂ってこないと初夏がきたような気がしない。ちなみに新茶の香りは茶畑の香りではない。茶畑そのものは、あまり新茶らしい香りを持たない。まあ少しは香る。私の実家で ....
ワタナベさんの佐々宝砂さんおすすめリスト
(42)
タイトル
投稿者
カテゴリ
Point
日付
「ラブアンドピース」に対する異議申し立て
-
佐々宝砂
散文(批評 ...
20+*
07-8-8
猫とたんぽぽ再び&感動に関するまとまらない考察
-
佐々宝砂
散文(批評 ...
2+*
07-8-7
戦争よりセックス!
-
佐々宝砂
自由詩
9+*
07-8-2
創書日和。星_【遙かなる光はすべて天の星】
-
佐々宝砂
自由詩
5+*
07-7-30
貝殻骨
-
佐々宝砂
短歌
9
05-2-9
ポエム派宣言4「ポエムの歴史」
-
佐々宝砂
散文(批評 ...
11+
05-1-17
ポエム派宣言3「ポエム進化形」
-
佐々宝砂
散文(批評 ...
10
05-1-17
ポエム派宣言2「わからないから○○」
-
佐々宝砂
散文(批評 ...
7
05-1-17
ポエム派宣言1「詩のわかりにくさ」
-
佐々宝砂
散文(批評 ...
19*
05-1-16
松島やと猫語とパクリとボルヘスと
-
佐々宝砂
散文(批評 ...
12+*
04-12-10
使えないもの
-
佐々宝砂
自由詩
5*
04-12-10
あと5分で仕事に出かけなくちゃと思いながら書いてみる。
-
佐々宝砂
散文(批評 ...
2
04-12-3
去年の駄文2_占いの人称代名詞
-
佐々宝砂
散文(批評 ...
2
04-12-2
無彩色のソネット
-
佐々宝砂
自由詩
2
04-12-2
プシュウ
-
佐々宝砂
自由詩
3
04-12-2
萩尾望都私論その3_ダーナの子ら
-
佐々宝砂
散文(批評 ...
3
04-12-2
萩尾望都私論その2_選択しないフロル
-
佐々宝砂
散文(批評 ...
3*
04-12-1
わたしがシャンブロウだったとき
-
佐々宝砂
自由詩
16
04-10-15
おはなし
-
佐々宝砂
携帯写真+ ...
21
04-9-30
ハグロトンボ(百蟲譜28)
-
佐々宝砂
自由詩
7
04-8-3
停車場
-
佐々宝砂
自由詩
12
04-6-16
土手のギシギシと格闘する前に
-
佐々宝砂
散文(批評 ...
4
04-6-3
逆巻く酒巻
-
佐々宝砂
自由詩
5*
04-6-1
聖女ドロテア
-
佐々宝砂
自由詩
1*
04-6-1
やりたいことがあるんです
-
佐々宝砂
散文(批評 ...
30+*
04-5-20
人類解放
-
佐々宝砂
自由詩
3*
04-5-19
自己を愛するための
-
佐々宝砂
散文(批評 ...
14
04-5-18
外に出て行くためのリスカ
-
佐々宝砂
散文(批評 ...
27*
04-5-11
批評という暴力的愛情表現
-
佐々宝砂
散文(批評 ...
22
04-5-8
新茶の季節<散文編>
-
佐々宝砂
散文(批評 ...
4*
04-5-4
1
2
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