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「天動説の子ども」 ロボウティー
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この詩を読んで感じる苛立ちはなんだろうかと考えた。初めは何故 ....
後頭部のかさぶたかきむしって
かきむしってはじき出したコンテンポラリー都々逸 雷鳴のごときフレーズ
こいつをひっさげ天京ツアー 俺たちの前で
広大なクレーターは激揺れ 無音だ ....
蒼天つくだんだら赤白鉄塔の
てっぺんクレーン釣り針の
先端に
に脚ぐみしてぶらさがる
誰？
誰なんだあいつは
宙をささむけに削ぐ切望の伝播
を適当にちぎっては投げ掴んでは ....
おれだけならばあの塔までも行く
がおまえが
いて
ああ見てみろ青あおく明けそめの空
がひとすじの月
に切れる
うなだれた影たちが行く
塔へ
（動くな）
影をおさえ
て低 ....
口に押し込んで手でふさぐまま
そんなむちゃも呑み込んでみた
のどにかたく詰まったグルテン
を流し込むのはみどりのボトル
氷にたらす焼け石の水にライム
をふりかけた無敵の溶液ばかり
....
