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ガールと言う言葉に閉じ込められた処女性に処女では無い君を放り込む
その君はいずれそう遠く無い未来にオンナになる
(まぁ君は処女では無いのに処女をこじらせている自覚は無いだろうけど)
と言う ....
 うらぎりの雲がうかぶ
 青空のした
 ぼくは
 ぼくを問いただしていた
 オマエハ ナニヲ シテイルノカ
 と。

 おおきな地異が
 おおきな波が
 きみから
 大 ....
ていでんのよる
きみとみていた

あのよぞらを
わすれない

ほしでみたされていく
あのよぞらを

いきのびて
みていたよるを





せいぎのみかたは ....
道路工夫が道を掘る
アスファルトの下の土
道路工夫は土を掘る
それは電話ケーブル施設の為
しかし垂らすのだ、埋設するのでなく
ずっと掘る
ずっと掘り進む
1年後に文明の誕生
2年後に人 ....
{引用=晴れやかな正午に
土砂降りの深夜に
ショーウィンドウ越しにわたしの海辺に寄って
砂浜で輝く貝殻を拾う
追い越して先回りする足取り
空瓶がひとつずつ埋まっていくたびに
はばたきの向こ ....
)夕暮れの埋め立て地には工場が立ち並び
渋銀色に改装されたフォルム
いつのまにか潮の匂いは消えていた
聞きなれない」庭のブロックが悲鳴に聞こえるのは
蹴り返している少年のボールがあまりに硬 ....
{画像=110307010254.jpg}
{引用=アカハチ}
 ....
刃をもって地図を刻んでみる
道を失った時はいつもこうする
するとそこに印しは現れ
私はようやく安心する
悩みなどない
刻まれて山となった老廃物のベッドで眠る
それは悩みではなく
  夢
 ....
猛烈は
空に土足であがりこむ
闘牛の息猛々しいありさまを差しむける
裸(モーレツ)にすれば
コミック漫画のはみ出しイラストにひっぱりだこになる
それほどの猛烈たちがなんども呼びだされて
い ....
 ゆうべはねむれないまま舟を漕いだ
 ねむれないまま舟を操り蘆を払って湖沼をすすんだ

 朦朧とねむれないままもとの舟着場にもどる
 と、先がみえない霧のなかを漂流していたことがわ ....
{引用=
「No,This is a pin.」

【命令】されることにうんざりして家を出た金曜日の夜
4丁目の角の公衆電話のガラスに映った顔は青白く
コインを握りしめた手で覆うと
違和感 ....
ずっと受け取っていない郵便物がある。私はその中に何が記されているかしっている。
―タイミング
雲と雲とが重なる。煙と煙が混ざってゆく。
存在を認識していた人とやっと出会える瞬間があった。 ....
みやさとあいににた
とげとげしいおんなに
壟断され
ぐれつな
ないように
なる

あと
古事記の話をして
武烈帝が
腹をさいた
はなしをして
のみかいで
なかよくなった
じ ....
二人掛けの座席に体を埋めて
揺られている 誰かが思う

向かって右の初老の男性には
孫が居たりするのでしょうか

薄いグレーのような日の事です


井戸の中から連れ出してと
人 ....
{引用=先攻 白組、盆暮呉吾郎(初出場)} 
演歌が今宵も

今どきカセット手売りする
キャリーと苦労を曳きながら
銀座 赤坂 新宿と
ネオンとファンデに{ルビ容貌=きりょう}焼け
夢も ....
 なにが有効な手なのか
 わからないままに
 かれは
 もう、とっくに
 地図に表記されていない場所にきていた

 音がない
 姿がない
 赤い血が
 ながれることのない ....
死は厳粛なものだ
だから死ぬがいい
人の1個が終わる時
連綿たる格闘の歴史が閉じる時
膨大な記憶の書庫が燃え尽きる時
小さな存在の事実が消失する時
肉体はそれでも生きようとする
瀕死の臓 ....
{引用=
真夜中の森でひとり
花を散らす戸惑いのない指
(中心にある雌しべ)(囲むようにある雄しべ)
(覆う花弁)(支える萼)(茎)(光合成する葉)
すべてをばらばらに並べて
花のすべてを ....
{引用=
誰かが朝を呼ぶたびに
ひっそりと佇む夜は震えて
おびえる仔猫の背骨は軋む
もう少しだけ闇を含んだ唇で
触れられていたら
いたんで汚れた指先も
傷付けることはなかっただろう

 ....
カシオペアってどれだろう
懐かしい北斗七星は何処だろう
オリオンの一角も捉え得ぬ眼球は
地面に転がって冷えている
でも、宇宙はもっと寒いんだよ

?昭和の音?という玩具がある
夕景のフィ ....
ブックオフの前の客引きのしましまのスーツとか
角海老ソープの前の客引きのジャージとか
よくわかんねぇけどそこらへんの人にきけば
どうやったらチンピラになれるのか答えてくれるかな
泣いて泣いて泣 ....
僕はあなたの涙が塩辛いと知っている
だが、本当に空の上には砂漠が広がっているんだろうか?

リズムが感情を無に返すことを知っている
空は黄色いというのにあなたがキスを求めたから

指先から ....
 しわくちゃなので静かな紙面に舟を浮かべると
 宙の上で均衡がとれるように
 その点において
 静置する

 対になるその
 たゆたう舟の影も
 水底でしわをつくって静置する ....
 トカゲの尻尾じゃないんだから切った脚は生えてこないよ
 ママがそう言うの、どうしようって泣いちゃった


 夢をみていた


 ちいさな娘がぼくに言う
 どうして脚を切ったんかと ....
ほしがちりちりと鳴っている
あたしたちの心臓の中で
平面駐車場の
これでもか
というほど深いアスファルトに沈みながら
あるいていた
いくつもの足首が
水たまりからつきだして ....
山間から 金属的な反響音が聞こえる
ブランコのきしみのような音だが大きすぎる音だ
山に反響し どこから 背後から聞こえる気もするし
前方から聞こえる気もする
川岸に下りると クレーンが ....
あなたは激しい加速をとり違えた氷のように歩いていた
わたしの喪失は人混みにもまれていよいよ遠のいていた
あなたの鈴のような耳のひらき
わたしはわたしのせいで気がふれてしまいたかった

“わた ....
{引用=



 満月の夜には
 外にでてはいけないと老婆はいう
 ふらふらと外にでて
 川を遡上
 青い山に囲まれた
 いちばん星空に近いその湖に行ってはいけないと

 ゆらめ ....
「実数」最大公約数でも最小公倍数でも共通
    項は言葉ひとつ。そして、僕らは無
    限大の幻想に迷い込み、実態の無い
    虚の世界で戯れる。愛を確かめ合お
    うと指折り数えた ....
破線をだまして
進んでいく
なおもそれを記して
立ち止まりながら
何度も歩き直してきた歴史を反芻する
そうやって忘れてきたのだ
そうやって自らの
泥を隅に追いやっては
何もなかったよう ....
真島正人さんの自由詩おすすめリスト(251)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
外は冬の雨が降って- 虹村 凌自由詩5*11-3-22
きみに寄り添う- 石川敬大自由詩11*11-3-17
余震- 小川 葉自由詩1211-3-13
HE_-_LLLOW!- salco自由詩6*11-3-8
シンクロニティ- 高梁サト ...自由詩1211-3-7
壁」「新開地から- アラガイ ...自由詩7*11-3-7
合作「冬虫夏草」- 楽恵自由詩17+*11-3-7
カムフラージュ- 瑠王自由詩711-3-2
猛烈_(想起させるものに、忠実に)- 乾 加津 ...自由詩12*11-2-14
舟を漕ぎおわって陸地にたつと- 石川敬大自由詩18*11-2-11
{This_is_a_pen.}- 高梁サト ...自由詩7+*11-2-10
日記をポエムに- 杉田natash ...自由詩911-2-8
道徳もなければ、信仰もなく、友達もいない- 6自由詩211-1-29
私、総勢無限大- Seia自由詩311-1-29
演歌詩;_2ケ- salco自由詩11*11-1-28
パカッと割れた苦悩なんかない- 石川敬大自由詩17*11-1-28
知るということ- salco自由詩5*11-1-26
明け方のクオリア- 高梁サト ...自由詩10*11-1-25
旅路- 高梁サト ...自由詩7*11-1-20
懐古する自動人形- salco自由詩30*11-1-19
鉄パイプ- 虹村 凌自由詩411-1-16
僕のAngelは枠組みを越える- 結城 森 ...自由詩111-1-15
火山島、炎の魚/対の影- 石川敬大自由詩21*11-1-15
サルの尻尾を生やして- 石川敬大自由詩6*11-1-14
_重要な事- モリマサ ...自由詩611-1-14
月極姫- るるりら自由詩18+*11-1-14
あなたは激しい加速を- 乾 加津 ...自由詩17*11-1-11
青い湖畔のシカ- 石川敬大自由詩24*11-1-7
数学のみが自然の営みなのか- 乱太郎自由詩12*11-1-6
点描癖- 岡部淳太 ...自由詩211-1-5

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