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日経新聞日曜版、詩歌・教養欄の｢詩歌のこだま｣（結構、毎回楽しみにしています）で小池昌代による須永紀子著｢中空前夜｣についての書評が掲載されていました。う〜ん、何だか面白そうってことで、今回は丸善の ....
君は芝生の上でバランスを取る。
一糸まとわぬ露わな姿で
豊かな乳房を宙へ向けて解放つ。
日差しは、もう秋の方に傾き加減で
夏の終わりを告げている。
時代の息吹を君は背 ....
僕はいつでも
丸いから
君は僕の襟足を鷲掴み
えいっとばかりに
放り投げる
どんなに空高く飛んでいっても
僕は君の胸元に ふらり舞い戻る
それが僕の愛 ....
