すべてのおすすめ
蛇がとぐろを解き始める まっすぐ進む為に
山々は賢者の年月を重ね 黒髪の若さを絶つ
純白の息を積もらせる この冬
爪垢の取れない曇り空 目に入る雪の棘
名残の竜は最後まで ....
同じ動物とは思えない 我利な空気に利己な軸
勝手にどうぞ
せめて隣の銀河に行ってくれ
同じ動物とは思えない なぜ太陽は照らすのか
不思議の万華鏡 片目のみで見るしかない
....
爪先に何かを察知する
見上げれば
呼ばれては
また 満ち足りる月
夏の夜空の国の太陽
いつも 満ち足りている月
見下ろせば
呼びかけては
静けさに 照らす 夏の夜空の ....
似たものばかり 重なる油絵の厚み
偏ってゆくけれど 分野を分けたくない
乾く前に重ね塗る 皮膚呼吸に気がつく
似たものばかり 増えて 要約に飽きる
バランスの軸だけで 死角を生き反 ....
眠る前に まじないを 眠る前に カフェインを
呟いたとしても まじないを
ごくり と飲んだとしても カフェインを
影響など されない 隙間だらけの 想いまつげ
働き者の蟻さんが入れ ....
所属先は 大地が第一
かかとの磁石が離さない絶対愛
愛されつつも翼を求める可能性
透明 素直に埃を煌かせる 酸素の自由名「空」
居場所は 命の中
生まれた時から 上が ....