同じ動物
朝焼彩茜色

同じ動物とは思えない 我利な空気に利己な軸

 勝手にどうぞ

 せめて隣の銀河に行ってくれ

同じ動物とは思えない なぜ太陽は照らすのか

 不思議の万華鏡 片目のみで見るしかない

 不思議に階級が平らな世界

 理解する暇があるなら エゴを物干しざおに干し

 日光消毒 三千世界の奥細くまで照らすのだから

 勝手にどうぞ

同じ動物とは思えない 出来事 遭遇

何かある 太陽の照らす理由

 勝手にどうぞ 渇は未熟な自分へしか責任がもてない

 けれど

同じ動物とは思えない 我利な空気に利己な軸

同じ動物とは思えない 出来事 遭遇

 勝手の意味を日光消毒する

照らされる自由


自由詩 同じ動物 Copyright 朝焼彩茜色 2012-11-05 20:44:04
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