すべてのおすすめ
薄墨色に暮れかけると
そこは
沼の底

ゆっくりと
沈み込む
響かない 足音
重く
さらに重く

山あいの道
影さす 道
ツタの這いまわる 木々の茂る
細い 細い 道

 ....
あの人が

どこにいるのかも
今、なにをしているのかも
知らないのでした。

ただ、重ねた心臓の鼓動が
時に強く波立つので
それとわかるのでした。

シャイだから、
と、人は言う ....
都志雄さんのゆびのおとさんおすすめリスト(2)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
夕暮れ時の・・- ゆびのお ...自由詩309-11-17
ときは過ぎ- ゆびのお ...自由詩109-10-24

Home
すべてのおすすめを表示する
推薦者と被推薦者を反転する