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瞬間見えた隙間に
飛び込んで
五線譜に記された過去と未来を
現在に引き戻す
柔らかな肉の感触が
夢の中で甦る
もう少し先を見たかったのに
覚醒は強制だ
飛ぶ鳥がいなくなっても
空 ....
結局はどこまでも孤独で
一日の終わりが
生命の始まりのよう
音もないのに
赤子が泣いている
そんな気がする
音も立てずに
心が
熟れ過ぎた果実のように
裂ける
誰にもぎ ....
気が付くと音が止んでいた
いつもより時間が経つのが
早い気がする
雨はもう上がっていて
日はまだ差さないけれど
射し込む予感はあった
燃やされる堆積物に
湿った身体をそっと寄せる
釣り ....