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なんとなくおきて

なんとなくべっどをでられない

じっとしている

じとじとしている

とけていっている

じょうはつしはじめている

あわててじょうはつをとめようとし ....
退屈な
軒下を抜け出して
ちりんちりん

風に泳ぐのも
ちょ
っと
ね?

だって僕ってほんとのほんとは、メダカなんだからさ!
メダカって見たことないけれど
ち ....
見た目や
神秘的な力などとは
まったく無縁に
ただ振れる

時間が経つのが
早いように思う

内勤に回されてから
デスクワークが中心になり
決まった仕事を
決まったように
こな ....
蚊のせいで眠れない

あなたは言った

眠れなかったのは
その蚊


それを知らせるために起こされた


ンーーーー

豚が口からけむりを吐いて
やっと眠りが ....
 
なやみにみちてねむりに落ちる
まどろみながら足は窓へ向かう
外を見下ろすと今まで知らなかった河が流れていて
月の光子を静かに回す
いろいろなものが流れていく
光が流れていく音楽が流れて ....
王様は爪を研ぐ
家来は昼寝
子供たちは目隠し
数え歌を歌う

王様の爪は三本爪
三つに分かれて何でも殺す
一つは矢に
一つは槍に
残り一つは秘密のナイフ

弱いもの貫き
 ....
僕は、いつものように、
かのん、と救急車に乗っていた。
かのん、は三つで
救急車はキライで
でも、救急車のおじさんはヤサシイ、
って言う。
透明な酸素吸入マスクのゴムがきつくて
イヤイヤ ....
人種差別の本質は
肌の色を忌み嫌うことではない
人として扱うこと
それ自体を止める行為である


 *


タスマニアン・アボリジニー
最後のひとりは女性だった
入植 ....
  


いつの日かの憧れであった

本郷で道に迷った

しめしめと にたり顔で

坂道

のぼるとお稲荷さん


帰りたい

帰れない


僕の場所でない場所に ....
−計測−

重さではなく
距離を測りたい

大きさではなく
熱さを測りたい

姿ではなく
真意を測りたい




−引力−

ひかれあうのではなくひきあうの ....

ビデオテープの町には
あの頃のままの
恋人がいて
老人は
画面に張り付き
色の雨粒を見ている



空と地面に一本の線が伸びる
その端っこを
紙コップにつなげて
い ....
 
まず境界線を一本。
こちらが海、こちらが陸だ。
陸のもう少し向こうに熱帯雨林を置こう。
太陽は海の上だ。
ステップ。
馨しい汗をかいて君が笑う。
ステップ。
海より少しはなれた砂浜 ....
病院に行ったのです
私の家からその病院までは坂道になっており、一輪車での往路は非常に辛いものとなりました
何よりも私が病院に行こうと思った理由が、「ペダルを前に漕ぐことが困難になった」という症状で ....
生きていくことに休みの日などない
僕たちは精一杯呼吸しながら
いつも何かを犠牲にしていく

手を翳す
その行為が
そこにある空間を削いでいく
僕たちは何も生み出してはいない
そ ....
そこに居ることに意味を求め
「そうでなければ」と彼は焦る
思いは理由になれど言い訳にしかならず
ああ無常

それは勇気が無いからだと知りつつ
「ならば構わん」と我は認めず
認めているのに ....
きこえる
おはやし
耳もとで
雲に
跳ね返って
と〜ん とん

君の歌う
盆踊りのまねごとの歌が
なつかしくてなつかしくて
は〜よい よい

のこったしこりは
お ....
秋のあいだ
ひとり山に引きこもって
ギンナンギンナンって踊っています
つま先で立って
小さい冠をかぶって
麗しの八合目で
姫です



真っ赤に猛る裾を尻目に
ギンナンギンナ ....
私は一年ほどまえに勤めていた会社を退き失業保険となけなしの貯金にてパソコンを購入、偶然にもこの現代詩フォーラムに漂着、以来やっとこさ、人様に読んでいただくためにものを書くという行為に目覚めつつある寝坊 .... この原稿を依頼されたときの特集名、
「女を口説く為の詩」でした。
じつはこの、「女を口説く為の詩」ってのが、
すでに口説くという行為から外れてるんですね(爆)。
「女」ではなく、せめて ....
お誕生日、おめでとう、
お誕生日、おめでとう、
蝋燭の灯を、吹き消した、
笑顔いっぱいに、吹き消した、

いざ、食べようとしても、
蝋燭を抜いたなら、残さず引き抜いたなら、
とっても無惨 ....
ダンサーが表現行為において用いるものは身体だ。
身体が道具だ。
踊っているときの体の使い方と、
普段生活しているときの体の使い方は
“原則として”異なる。
同じ身体でも、使い方が違う ....
触れてしまうと
消えていくものがある

まなざしに耐えられず
溶けていくものがある

凍えるべきは
私の手だ
蔑むべきは
私の目だ

暗闇の中
独り 閉じ篭って
見据 ....
路地の暗がりで
キスされた

前頭葉が熱くなって
ぼうっとした
いや、前頭葉じゃないのかも
しれないけど

そして少し
体が
震えてる

とりあえずそのまま
わたしは宴会に戻 ....
 
アフリカ西海岸
港町 Freetown

片足のない子供達のサッカーチーム
瞳はダイヤモンド以上に輝いている


鉄鉱石
ボーキサイト
ダイヤモンド
カカオ
を産出する
 ....
気が付くと
左肩に冬虫夏花がはえていた
ひっこ抜こうにも
ずいぶん深く根が張っているみたいで
ひっぱると肩が痛い
しかたないなぁ、一緒に行きましょうか

はやしたまま、会社へ向かうと
 ....

腕章をつけた腕で
その児童会役員は、挨拶運動をしていた
少年は、中心的人物で
1組の代表だったが
実はこの学校には、まだ1年半しか通っていない
(しかし、当然6年生ではある) ....
こんな夢を見た。

月が嘘であることがばれる。
NASAあたりが作ったもので、実在しないのだ。月は。
投影装置か何かが故障して、全世界にばれてしまう。
月のあたりにいろんな機械が ....
あとらさんの未詩・独白おすすめリスト(57)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
真昼の蒸発- 渡邉建志未詩・独白4*04-7-24
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ラスカ- ねなぎ未詩・独白404-7-15
夜更かし選手権大会- クローバ ...未詩・独白3*04-7-7
裏川- 渡邉建志未詩・独白5*04-6-17
ジャックナイフ- いとう未詩・独白6*04-6-16
『ヤサシイ救急車のオジサンと一緒に』- 川村 透未詩・独白35*04-5-30
禍根- 未詩・独白104-5-28
文京- AB(な ...未詩・独白9*04-5-27
物理学- いとう未詩・独白15*04-5-27
「雨細工の町」- クローバ ...未詩・独白14*04-5-24
___- 渡邉建志未詩・独白1*04-5-24
後退と抗体と交替- クリ未詩・独白4*04-5-18
年中無休- いとう未詩・独白604-5-17
原因- 白峰=黒 ...未詩・独白2*04-5-16
恋の回想- 湾鶴未詩・独白6*04-5-15
ペチカ- 嘉村奈緒未詩・独白1904-5-13
独白・書くこと、と、読むこと- 石原大介未詩・独白8*04-5-12
詩で女性を口説くためのマーケティング論- いとう未詩・独白17*04-5-11
ハッピーバースデー、トゥーユー、- 未詩・独白2*04-5-8
表現の道具・詩の言葉(独白)- いとう未詩・独白404-5-7
要冷凍- いとう未詩・独白1104-5-7
前頭葉- チアーヌ未詩・独白1004-4-30
大地に翔る- AB(な ...未詩・独白204-4-25
冬虫夏草- クローバ ...未詩・独白6*04-4-22
空の骨- クローバ ...未詩・独白3*04-4-10
ゆめ。くろさわぱくり- いとう未詩・独白5*03-12-9

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