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レンズ越しに見える葬列
蛙の鳴き声に包まれて
猫背のわたしは
足跡のない欠けた部屋にいる
栗の木が窓の方へ手をのばして握手を求めるけど
押し出してくる風のせいにして逃げ出した
さっ ....
ひどく眩しい夕焼けになりたくて
淀んだ緑の中で両手をひろげたけど
光は私を見下ろしただけで
何も言ってはくれなかった
出来るだけここに居たい
神様 その本に青空は
星屑にだけ涙が流れて ....
テシノさんの佐藤章子さんおすすめリスト
(2)
タイトル
投稿者
カテゴリ
Point
日付
火葬
-
佐藤章子
自由詩
7
09-9-25
拍車
-
佐藤章子
自由詩
4
09-9-21
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