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公開暗号キーを
あなたはもっていますか
どこにあるのか
隠されているわけでもないのに
実は送り手である私も知らないのです
第一
扉の鍵穴と鍵も
一対一対応ではないので
わりとど ....
なにもそこまでムキになって降ることないだろうYO!オマケに上空のあちこちにヒビ割れまで入れてYO!
バリバリドカンとやるからYO!
信号機が消えてメチャメチャ危なかったんだYO!
今日になっても ....
慣れた手付きで取り出された深紅の玉手箱
憎らしい程の眼差しを向ける私に
あなたは気付いているのでしょうか
そっと焚きつけた灯りに近付けて
あなたの人差し指たちが
引力を持つように
....
窓の遠くでコスモスが揺れざわめいている
君はそこへ行きたいと云う
行くがいい 君になら似合うだろう
あの優しい色あいも それを揺らす風も
すべてを照らす初秋のあかるい陽射しも
僕はこ ....
夜の散歩中に迷い込んだ名も知らない小さな神社は
まちあかりも遮ってしまう茂みに覆われている
自他共に認めるリアリストのわたしでも
物の怪の姿を探してしまいそうになり
風で葉がこすれるか ....
お互いに危険と快感を欲しがっていたから
何かとよく話すようになったけれど
近頃は足の踏み場を探すようになった
笑えないジョークに相槌を打ちながら
暇潰し程度に逃げ道を作ってみる
本当はこ ....
朝の薄闇の中
漸く日の光にあたるはずだった蛙は
また暗く深い井戸に
引っ張られ
ボッチャン
暗い闇と死骸の腐敗した臭いの充満した井戸
這い上るはずの壁はあるのだが
真っ暗闇で ....
「あなたたちは鵜飼の鵜だ。
もしくは、
温かい食べ物にラップをして出来た、
内側の水滴だ。
私達が発する言葉を思いを、
ただはね返すだけ。
やる気が見られない。
....
朝露の滴る草むらに横たわり
私の身体はがらんどうなのに
脈を打っていた
温もりもわからず
コロンカラン コロンカラン
流した涙は
冷たい石のような音を立てて
深い井戸に落ちた
....
悲しみにはぐれて
頭だけで歩いている
まだ銀杏は緑いろだ
頭も肉体の一部なのに
頭は肉体と比べられている
肉体のほうが信用されている
それこそ嘘だ
坂道は薄曇 ....
不安な気持ちでたまらない、と
夜、入院している父から電話があったので
病院まで行く
今日はリハビリ頑張りすぎて疲れちゃったんだね
そう言って落ち着くまで父の頭を撫でる
その帰 ....
やわらかい陽射しは
私に優しく寄り添う
飛ばした
紙飛行機の行方を追って
昨日は空の果て
私のまるい横顔を
秋風が優しく触れる
ごあいさつしましょう
もう秋ですね
囁く言葉が昼の ....
まだ頭で祈っている
まだ全身で祈れていない
全身全霊だ
頭で祈っていることを体感している、というのもおかしな話だが
全身全霊とはよく言ったものだ
頭で祈っていると祈りは持続しない
....
うちから少し歩いたところに住宅街があった
大通りから出る七本の細い道で構成されており
それぞれの道には一号通りから七号通りまで
安直な名前が付けられていた
小学校に上がって通い始めた書 ....
風に揺れて彼岸花
真っ赤に燃える花びらは
貴方の魂に似て
私の胸を揺らします
寂しいですね
優しかった貴方に
もう会えないなんて
暑さが和らぐ
この季節に
冷たい風に乗って
い ....
遠くばかり見てるね。
秋の夜空はとても澄んでいて
僕の焦点の合わない目でも
うっすらと星が見える
遠くばかり見て歩いてたら
石に蹴つまづいた
気付くと
隣にいたはずの君がいなかっ ....
昌平橋から万世橋へ
川面に揺れる提灯の
その先にある柳橋
ゆらりゆらゆら秋の宵
ガード下には赤提灯
ほろ酔い加減のカラスが数羽
家に帰らず蜷局(くだ)を巻き
その先にある止まり木に
....
いつか夢を見ました
キンモクセイの香る
穏やかな季節で
私は大好きな貴方と
肌の触れ合いを
望んでおりました
貴方は悪戯に
耳元で囁いては
無邪気に笑い
何とも言えず私は幸せで
....
地下鉄は地上よりは涼しかった
青信号を手を挙げて渡る小学生を見て
まだまだ捨てたもんじゃないと一人で頷いた
混ざらない綺麗な夢を見たいな
明らかに時間切れだけど
必死でし ....
風
風ふーふーふーふー風ふーふーふーふー風来坊
風ふうふうふうふう風ふうふうふうふう風来坊
風ふーふーふー風ふーふーふー
風と一緒に駆け抜ける
道全体を駆け抜ける
風と一緒 ....
東京の女の子
とうきょうのおんなのこは
14のとしにはもう
はいひーるをはいて
まつげをかーるさせ
おとことあそんでた
とうきょうのおんなのこは
5つもとしうえのわたしを
「お ....
融け合わない哀しみは
幸せを幻のように遠ざける
歩道にこぼれている優しい光に
薄い肉のような影が散っている
あなたからのメールに
意地になって返信している
僕のわが ....
泉屋のクッキー缶の中に
アルバムに入れていない古い写真が一枚
モノクロームの色あせた写真には
小さな自分と親父が写っている。
庭の小さな葡萄棚の下
ふざけているのか本気なのか
親父に髪 ....
{引用=
ようするにきみは
いまはぎんいろふりつもるふゆのふきのとうみたいなもので
わかってるとはいわないで
わからないともいわないで
とにかくきみにはよりにがくなってもらいたくて
....
車のドアを開けて
アスファルトに降り立ち
ゆっくりと
夕焼けを踏む
夕焼けについて書こうと思う
古びて傾いた夕焼けについて
それは人通りのなくなった街道の
傍らに立つ廃屋の壁に
擦 ....
赤い月が見てる
私の背中を
じっと見てる
後ろめたさの滲む背中を
突き抜けて
隠した本音を
見透かしている
君たちの笑顔を飲み込んで
今日も私は
死んでいきます
真実はいつ ....
私たちは
眩暈がするような速度で
転がり続けなければならない
変化すること
それが何よりも重要で
変わらなければ私たちは衰退する
そんな強迫観念に
いつの間に囚われてしまったのか ....
浴室で三角座り
シャワーに打たれ続けながら
冷蔵庫からとりだしたばかりの水を
ごくごく ごくごく
やむことなく飲み続けている
目を閉じることなく
一心に濡れながら
渇きを潤しては放出し
このままこのま ....
おかあさんがわたしをうんだので
わたしはおねえちゃんをうんで
おねえちゃんがまっさらなわたしをうんだらいいな
単細胞生物みたいに生きられるわたしを
おねえちゃんにうんでほしいんだ
わたし ....
赤いチョーク
のようなトンボが
風をひっかきひっかき
ぼくの背たけを測っている
ぼくは大きくなっただろうか
朝ごとに
ぼくは生まれる
よろこびとかなしみの
草の中から
....
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