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待っている
長い夜が明けるのを

波の音を聞きながら
あなたの行方を思いながら
お腹を空かせながら
いつかの歌を口ずさみながら
涙を流しながら
少しずつ命を削りながら

地平線 ....
空は青い
血は赤い
月は黄色い

どんな
プロパガンダを
見させられたのかな

私たちは
あらゆるところに
鍵をかけているから
空を飛べない
なんて言える
人を
好きか ....
流れ星を数える夜は
一人寂しく冷たい黒

おやすみのあとの秘め事は
誰にも気付かれない
空の星を金平糖にして
食べていることも
誰も気付かない
約束したのだ
海のクラゲと
星がいな ....
冷たい夜に
悲しい言葉が一つ
私の身に落ちて
もう途方に暮れる
気分でありました

静かな街に覆われて
1人彷徨っていた
午前2時のことでありました

憂いの言葉は
具現化す ....
自分の時間は
有限であるから
あなたのためにも使いたいと
思ったならば
それは
それほど大切に思っている
ということである

目を閉じると
香る風は海の匂い
懐かしく思うあの日 ....
寒い
朝と夜と
青い
海と目と

冬の流星群の
波にのまれたなら
私はきっと
ずっと孤独だ
宇宙の塵となるんだろう
君があの時
言いかけたことも
忘れてしまうのだろう
人 ....
今度
あなたが見上げる空は
きっと満月だろうから

その日がやってきたら

振り向かないで
後ろを見ても
風が吹いているだけだから

一緒にしないで
今持ち合わせている気持ち ....
あの日に近づく合図は
金木犀が香ること

最近よく見る夢は
ブラックコーヒーに
溺れてゆく私

角型よりも
山型の食パンが好き

通学電車でおしくらまんじゅう

数学の ....
とても悲しい気持ちに
なった時が前にあって
そこから海を求めるようになった

波の音を聞いて
潮風の香りを感じ
一粒涙を流したら

気がつけば
海に浮かぶ
海月になって ....
最近なんだか疲れるなと思ったら

光を食べましょう

悲しい霧や
苦しい雨に降られて
体に染み込んでゆくようなら

光を食べましょう


私は君に食べさせてあげたい
手 ....
夢を見た

君は泣いている
微笑みながら
右目ばかりから
2秒おきにトポトポと
それが君の鎖骨に溶けて
僕の手が解けて
遠浅な海を行く

朝が来た

日曜の朝は雨 枕に涙
背 ....
見知らぬ男に
いつかに刺された右脇腹
抜糸の痕と汗の匂い
蜃気楼を初めて見た夏
君がこの世に降り立った夏
今世紀最大の奇跡

真白で生まれた君
僕と同じ 驚愕した
右脇腹に抜 ....
お蕎麦を食べながら
昔の話をしよう

学生時代
君のタイプを盗み聞きして
私に当てはまることがないと
ひどくがっかりしたんだよ

もっと可愛くなれるように
お姉ちゃんに化粧してもらっ ....
夜な夜な隣の家から
変な呪文と甘ったるい匂い

お化け屋敷に住むのは
お婆ちゃんに化けた女の子

大鍋に入れるのは
吸血鬼の冷蔵庫から盗んだ
ラズベリージュースと
人魚と取り ....
壊れてしまった南京錠と
僕は向き合っていました
狭い煉瓦造りのアトリエで

それは遠くにあったもので
時が近づけました

掌には
トンカチとドライバと

これはこれは大 ....
白いタイルに
赤いハイヒール
君はそれを眺めて
気持ち悪いね、と笑う

靄に伸びる拳銃を
差し出されて
殺してしまった花を
覚えている人はいない

君は僕を睨んだ
嘔吐した  ....
アンナちゃん

アンナちゃんは
朝は真っ白です
頬だけりんご飴で
とっても美味しそうです

アンナちゃんは
時々桃色になります
初摘みの桃です
すれ違う香りに
顔がほころびます
 ....
流れる水の音を聞いたり
冬の朝の空を見たりするのは
どうしてでしょう

私たちが常々変わることを
私たちは知っているから
かもしれないね

世界でたった1人のために
たった1 ....
朝の光を見る高台に
虹色の涙を流す
羽が生えても
君みたいに
うまく飛べないみたいだ

君が教えてくれた
おまじないを唱えて
靴のつま先をトントン
星が流れ落ちる

人の ....
いつの間にか
胸の辺りの歯車が
狂ってしまって
ドキドキが止まらないです

大きくなった歯車は
大きな鼓動を生んで
私の身体を固くする

顔も赤くなって
恥ずかしくて
ま ....
冬の小窓から
零れる ピアノの音

ファの音は寂しくて
シ♭の音はすれ違う

声を出すのはこんなに簡単なのに
気持ちを伝えるのは難しい

触れ合えば
なにか変われる
 ....
僕さ
左心房がなくて
血が流れなくて
目からダダ漏れなんだ

涙が出るほど
不完全な君は素敵さ
笑う姿より
泣いてる姿が好きだ

赤い涙を絵に描いたのは
流れる涙を飲み干 ....
私 今まで こんなにも
誰かを想って
苦しかったり 嬉しかったり
したことあったかしら

美味しいご飯を食べられて
嬉しくなるのはわかっているけれど
恋はどうにもわかりません
 ....
ここは本当に悲しい海だ
と皆は言います
また
ここは本当に素敵な海だ
と言う人もいます

地平線はずうっと向こうにあって
太陽を避けるものは何もなくて
朝焼け、夕焼けの景色は天 ....
僕らはみんな
夜を歩く

昼よりもっと夜を歩く

昼は明るすぎて
みんな無くなってしまう
夜 月明かりがちょうど良い
みんなもよく見える
君の顔はよく見えない
でもそれはそれで良い ....
髪を切ったの
なんだか鬱陶しくなってしまって

長い方が良いよ、と
言ってくれたあなたのこと
もう覚えてないの
あんなに嬉しかったのに、ね

でも
いつかの香りが鼻を抜けても ....
少しかけているところが
私たちあるみたいね

よくよく見るとね
かけているところ
ほんとうは
かけているんじゃなくて
割れたみたいなの

ひっつけるとピッタリ合うの
素敵で ....
ホールのショートケーキ
イチゴ全部食べたい

学校の週末課題
破って 折って 紙飛行機にしたい

好きな歌手のコンサート
私のために開いてほしい

たった一つのことを
たっ ....
セーターの袖
靴下の親指
カッターシャツのボタン

私たちホコロビガールズ

チロリ
ナロリ
テロリ

あの子もこの子も嫌いなの
その子とあっちの子は好きなの
心 どっ ....
きらきら光れ
私とあなた

どんどん惹かれ
ふたりの気持ち

するする引かれ
駆け引きの糸

キリキリ挽かれ
薄めの珈琲

グルグル轢かれ
私の嫌いな私

オ ....
ゴースト(無月野青馬)さんの瑞海さんおすすめリスト(100)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
長い夜- 瑞海自由詩14*15-12-23
プロパガンダ- 瑞海自由詩8*15-12-11
おやすみがなくなったら- 瑞海自由詩8*15-11-24
流星群- 瑞海自由詩7*15-11-9
有限- 瑞海自由詩6*15-11-5
駆け抜けて一撃- 瑞海自由詩7*15-10-17
しないで- 瑞海自由詩5*15-10-10
あの日になったら- 瑞海自由詩6*15-9-22
海月- 瑞海自由詩7*15-9-21
光を食べる- 瑞海自由詩2*15-7-21
遠浅の夢- 瑞海自由詩2*15-7-11
林檎- 瑞海自由詩5*15-5-20
こそばゆい- 瑞海自由詩7*15-4-22
セイント- 瑞海自由詩5*15-2-13
三角- 瑞海自由詩3*15-2-11
- 瑞海自由詩3*15-2-10
アンナちゃん- 瑞海自由詩2*15-2-8
たった- 瑞海自由詩4*15-2-7
キラキラ- 瑞海自由詩4*15-2-3
はぐるま- 瑞海自由詩5*15-2-1
連弾- 瑞海自由詩5*15-1-31
欠陥- 瑞海自由詩7*15-1-26
恋よ来い!!!- 瑞海自由詩3*15-1-25
墓場の海- 瑞海自由詩10*15-1-24
手のひらをお月様に- 瑞海自由詩4*15-1-23
ないんだから- 瑞海自由詩2*15-1-20
かけていること- 瑞海自由詩6*15-1-19
わがまま- 瑞海自由詩5*15-1-14
ホコロビガールズ- 瑞海自由詩4*15-1-12
ヒカレ- 瑞海自由詩4*15-1-11

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