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ワンピース風をあつめて帆にしたら海は海原、海賊日和 しゃららんと空のなる音 見上げれば28個の月の語らい 今はもういないあなたの席すわり苺みるくのストローをかむ ｛引用＝
　花霞 目に映るのは君の背に散りゆくたったひとひらの夢



　北国の君に（好きよ）と花びらで書く 南風がさらってゆくよ



　首筋に君が降らせたひとひらは淡い花より　.... 「空色のワゴンに乗ろう、あぜ道の綿毛を雲に届けるために」 カタログを開けば色の洪水であたしは靴の箱舟に乗る 嵐去りなぎ倒された｛ルビ畑＝はた｝に立ち、「またがんばればいい。」父は鎌持つ 木蓮がささやいてくる　泡となり消えた人魚の風のうたごえ なごり雪、春を待てずに十八で溶けたあなたのように儚い 遠浅の海を渡って描きこんだ水平線のかなしい夕日 春雨に濡れるこうもり傘を閉じ君をついばむしなやかな夜 銀の雨、初めて君を知ってから37℃微熱のくちびる まよなかにしっぽをゆらすくろねこは星をつってはすいそうで飼う 鳴き雪がきゅっきゅとうたう銀の道、負けじと春の歌くちずさむ。 エプロンのポッケの中は異次元で「夕日のレシピ」しまってあるよ
ミツバチさんのことり ま菜さんおすすめリスト（15）
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
one-piece- ことり ...短歌410-6-19
満ち欠け- ことり ...短歌710-4-20
四月- ことり ...短歌13*10-4-13
桜並木- ことり ...短歌910-4-4
station_wagon- ことり ...短歌210-3-27
consumption- ことり ...短歌1110-3-21
農夫- ことり ...短歌610-3-16
木蓮- ことり ...短歌410-3-14
なごりゆき- ことり ...短歌9*10-3-10
遠浅- ことり ...短歌510-3-8
春雨- ことり ...短歌810-3-2
微熱- ことり ...短歌7*10-2-28
くろねこ- ことり ...短歌310-2-4
-17℃（swinging_snow）- ことり ...短歌4*10-2-1
ゆうやけ- ことり ...短歌210-1-28
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