今まさに生きて
いる。
全ての物を
燃やしてしまう

苦しいから
輝いている
辛いから
好かれる

近づけない
燃えてしまうから

自分を中心に
世界は回っている。
{引用=

*



どの色も気に入らないの。欲しいのは唇をかむ痛みの赤さ


きつね花、天秤にして恋人のふるえる声を謀りにかける


しろはくろ、くろはしろからあ ....
ある日、俺は黒い小さな舞台からこう告げたのだ
「肉まんは友達」
すると一人の偉大な詩人が俺に歩み寄り
そこから俺のポエトリーロードが始まった
言葉を愛するさまざまな人たちに出会った
 ....
私だってムカつくことくらいあるよ
いつだって泣き出したいもの

いくら神様を信じていたって
いくらきれいなものが好きだからって
現実、そんなこと言ってらんないでしょ

だから諦めることに ....
何か面白い人に会いました、呼吸が合ったというか

詩にたどり着けない夜は人類を見過ごすことが重要になってくる

意識を透かして腹の調子を整えるべきだ

ウイスキーを飲みながらおかしなテンポ ....
空はいつのまにか、高くなり。

夜はいつのまにか、寒くなり。

君はいつのまにか、大人になり。

僕はいつまでも、変わらない。

僕らの歩幅は、少しずつ変わっていって。

秋はいつ ....
各々が異界へと行く書を携えて


書を取ると旅始まるだろう 今 ここで


長い夢の中で 秋分を迎える


シルクのパジャマ着て 木星周回軌道へ


重力を打ち消すような秋の陽 ....
陽炎を踏み越え君は手を振って、あちら側へと行ってしまった


家じゅうを掻きまわしつつ探したが、あの日の記憶が見つかりません


路傍にはいつも死骸が落ちている、人かも知れぬ、見ない振りす ....
いつのまにか
降り出した雨も止み
遠くでそっと光る虹
前にも見たはずなのにあの頃とは違う
行き先を決めず借りた車で走り出す
丘の上にひっそりとたたずむ小さなカフェ
蒸気の音と香り立つコーヒ ....
夏 愛着のタオルのように使い込まれたよ


夏をカバンに入れて持ち去る


曇天に街が映り込む電飾 キラリ


都市が閃いて詩文が海溝に積もる


アスファルト・鉄筋・車軸 振 ....
わたしの中は

内臓とか
血とか
脂肪とかじゃなくて

海 が広がってるんだと思う



わたしの泣き虫のレベルは
ランクをつけるならAAAだ

本を読んでは泣き
曲を聞い ....
 ふと思い出す両手の田園
 
 空は青く 低く
 風にふかれた若い稲は
 順々にそよとなびく

 少女は
 わずかに震え
 指を組んで 目を閉じ
 神様に感謝、
 と 言っ ....
可哀相にペンギン
一人になってしまった
強く手を握り締めると
夜の虫が鳴き出す

湿った空気でぱんぱんの
孤独な立体駐車場
壁を照らしたヘッドライトは
あの別れ際の笑顔に似ている
振 ....
夢は過去に溶かされた。
空気中に漂う粒子がやわらかい光を放つ。
それはきっとあたたかい。

立ち止まっているのは動けないだけ。
迎え撃つのは簡単だがこの手で仕掛けることはできない。
腹痛が ....
暗い雲の海を抜けると
街の灯りは空に溶ける闇を挟んで地平線まで続いていた
塵にすら見えない人々が
眠っているのか 起きているのか

機体が揺れると町が近づいてくる
星雲のようだった光たちが ....
喪服を着たおばさん四人
交差点を渡り、口々に話す。

一人は楽しげに
久しぶりねぇ
などと通夜であることを忘れ

一人は怒ったような顔をして
どうしてなんでしょうねぇ
などと宣う
 ....
キップルのように百合が咲く
部屋の中に果てしなく殖えていくガラクタたち
ダイレクトメールとか
何だかわからない便利グッズとか
ひとが目を放してる隙に
自分たち同士で繁殖しているらしい

 ....
空の不具合
塗りつぶし
雨の服装
脱ぎ捨てた

虹の伏線
引きながら
恋の複雑
すり抜ける

夏へ吹く風
手を引かれ
傷を含めて
混ざり合う

理想ばかりを
砂に描いて ....
僕はたくさんのひとを巻き込みすぎている

それでみんなを

幸福にしているのならいいのだが

ついて来れないひともたくさんいた

僕は反省もするし、確信もするし、

でもさいごには ....
引導も渡せぬ坊主に戒名料


*引導=道案内する事。
    仏法では仏や菩薩などが、迷っている
    衆生を導き悟りに入らしめる事。
    49日の法要は単なる金もうけ・・・
   ....
もう何がリアルで何がフィクションか
わからないくらい
嘘をついてきた

嘘で満たしたプールの中に泳ぐ魚たち
本当のことを言うと誰にも相手にされないから
作り笑いを浮かべて 話を作るのがうま ....
アフポフのピのキのキ見よ緋のポプラ

めのふたつ眼に落ちる出目金魚 
くしゃくしゃに泣いた君の赤い頬がりんごのようでただ撫でている


タイミングがわからなくてと前置いてミョウジで呼ぶのを廃止した君


気に入らない写真を見ては千切っている君の背中が ....
青い血のほとばしり出る蜥蜴かな


悪王を蝦蟇の海へと捨てるなり


平地を山と思いて上りおり
突然
草原に風が吹き抜けて
雲海から産まれ出る
太陽
暗闇から朝焼けへ
空は様相を一変し
神々しいまでの
輝きを放つ太陽は
微かに空にしがみついていた
夜を追い払う

美しい世界 ....
好きだよとあなた言うからアヒル口
してみただけどぶりっこみたい
仄暗い湖、青銅色の水底から
水面に浮かんだ
満月をつかもうと
水草のようにやわらかく
つるりとした腕を伸ばしている
月曜日の子どもたち

ランプの火影に怯える
動物園のオオカミが
故 ....
匂い/におい/おもいだす
におい/乾いた/照りつける
風のない/ひりひりとした/蒸発してゆく
粒子/記憶/おもいだす
海馬/カラスアゲハ/舞う
ひざし/におう/生/性
生まれた/おもいだす ....
都電駅前の踏切横
木造モルタル2階建の不動産屋一軒
木枠のガラス戸にチラシ無く
中は暗いが人の気配が…

ガラス戸がガタガタ開き
出てきた親父は
鱗なのか皺なのか
爬虫類顔した禿げ親父 ....
何にでも話しかけるので
夏はとにかく忙しい

暑いね
暑いね
水足りないね

咲くね
咲かせて
咲いてね
咲かさせてね

ビルごとの風音は
街のシンフォニー
ひとつひとつに ....
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