すべてのおすすめ
薔薇を見に行かなければいけないね
薔薇を見に行かなければならない

薔薇なんて柄じゃないなんて言わずに
心と体を
自分の気持ちと五感とを
ひと一人分
薔薇の中に置きに行かなければ

 ....
鳥になります。次はきっと、鳥に。
きみの部屋の窓辺に降りて、
ガラスをこつこつ鳴らします。
きみが窓を開けても、飛び立たない。
それがぼくです。
逃げない鳥がぼくです。
スズメかな。メジロ ....
とどこおるのは、仕方ないのです。
ゼミの発表がさし迫る、午後4時。

午後4時の「4」をどうしても半角に正したくなるという職業病。
すべてをPと捉え他の学問分野の理論を流用しまくる、その姿勢。 ....
こんなにつめたい夜のまんなか

あなたはなにをうたうのかしら




とおいところであなたはなにを

なにをおもってうたうのかしら






先ほどふったばかり ....
パン作りに悪戦苦闘する教室の扉をそぉっと開くと
可愛らしい眼でこちらの様子を窺いだす

仲間外れされているとかの感情より好奇心が勝っているようで
親指を口に含みながらきょろきょろしてる
手足 ....
 
 
カラスが鳴く朝が
今朝もやってくる
朝になれば
れいのいい調子で
いつものように
あの声が聞こえてくる
はずだった

としたら?

とでも言わなければならないような
 ....
I can feel your soul in the naked black torso
That is a vision of old time memory

(NY public lib ....
彼女は言った。





この娘の唄って。



一聴するにうまく聴こえるかもしれないけど。

低音が雑ね。

最も悲しいことに

心が入ってないわ。




 ....
 その頃・・・・







  「 さよなら、えんぴつくん 」  作 (ボク)


   (どこにいっちゃったの?)

   書けば書くほど
  ....
いかようにも掲げた旗は
マンモス柄よろしく
毛づくろいをハジメ
祝河に
賛賀に
哀構えては
喜びと諭す
猫の欠伸
薄い唇は歌舞伎のようで
ヨー、世、良いと
一区切りに
ニャーと鳴 ....
いつもこんな距離だった。

君がまだ少女だった頃も、日の出を見た公園のベンチでも、電車で偶然会った時も。僕らは横に並んで座っていた。


僕らは小さな話を沢山並べて星に投げた。ひとつ話を終え ....
ポニーテールが似合うと君が言ったから
バイトに行くときは必ずポニーテールだった
可愛い髪飾りを買って パーマをあてなおして 切るはずだった髪も伸ばした

女の子っぽい子が好きだと君が言ったから ....
幸福とはなんだろうか

世間的にいう寿命で

たいせつな人達に看取られながら

死ぬこと、

僕ははっきり覚えている

小二のときそれをテーマにした絵本を僕は描いた

中二のと ....
 生乾きの芥子の花が
 白い煙をもくもく出して
 修行僧のように黙り込んだまま
 燃えているときに
 わたしはただ
 真新しい注射器のことを思った
 腕に針が刺さるとき
 いつもわたしは ....
 
 
妻が
手袋を
編んでいる

早く手袋に
指を通したい
わたしと妻の
子供が待っている

やがて
できあがると手袋は
子供の指に
通されたくなっている

指を通す ....
頼むから泣きやんで
おいしいご飯作ってあげるから
泣かなくてもほら
飲み物もちゃんとあるから

あとはね

ほら

私の愛情

わかるでしょ?

私はきみの特別だし
きみも ....
ねばい黄色い熱が

女たちの声に裂かれている

それはずいぶん

長いあいだ裂かれていた

腐りはじめた原色

そのひかりが黒に吸われている

まばゆい闇の中で

彼女のこ ....
化粧っ気なんてなかったけれど
昼夜問わず私は色んな人を魅せていた。
今日は初めての人。
もう言うことは決めてあるの。
そうね。長いピンで私を引き留めて、
後ろ髪ひきつけてよ。
少しでも傷つ ....
孤独感がかなりする。
もうじきいい年だというのに人間として成長していないからだ。
人のせいにすべきではないのだけど、昔も今も人の努力を笑う連中のせいだ!
そんな輩はいなくなればいいのに。消えてし ....
たとえばあなたの
ことばひとつひとつが
あたしの細胞の
いちいちに染み込んで

思想からからだまで
みるみる変えていくことや

うまれて初めて
悲しみからでない溜息を
つくりだして ....
白い壁に青色の蝶が舞っている
ひらひらと風にゆれて何度も何度もぶつかって
壁が少しずつ青色に染まっていく
何匹も何匹も無数の大群になって
巨大な青の集団が白を飲み込み
青色に沈む
白い壁の ....
僕たちの記憶は海底に眠っている
それを何百万年後
探査船の小窓から覗いている
探査船の光に照らされた音のない世界
僕たちの記憶は僕たちに気付いていない
不倫はまだ化石燃料にもならずに
探査 ....
雨は降りぬ
ツバメが飛ぶ
赤子が泣き
木にそよぐ風

ふんどし締めて
9時間の講習を受け
電車のドアにはさまれる
駅を乗り越す

ゼナを飲む
松屋の牛丼食べ
布団に入ったら
 ....
誰かと出会って
誰かと語り合って
誰かを探して
誰かを求める

その気持ちはわかる

誰かと寄り添って
誰かと繋がって
誰かの何かになって
誰かのために生きる

その気持ちはわ ....
一日で仕上げるのだ。 プラスチック
展示ケースの中の身体

柔らかに保存された眼球に
尊いという意味の
生きる日が見えるようで

僕らはただ

神様を思い出した


しなやかに

細胞は明日へと ....
認めなきゃ
じぶんより志しの低いひとに
誹謗中傷されようと
認めなきゃ
ぼくはその毒にやられてしまう
夜も寝れない口惜しい気持ち
そんなものを認めていても
ぼくはその毒にやられてしまうだ ....
あのこが嬉しい
わたしも嬉しい

あのこが怒る
わたしも怒る

あのこが哀しい
わたしも悲しい

あのこが楽しい
わたしも愉しい


あのこがいない
わたしは微笑む
死ぬことは怖くない
自分がなくなるってだけだから

ただ
死ぬまでは怖い

痛い 辛い 苦しい
そんな感情が怖い

だから自分はここにいる
自分は臆病だから


生きることは ....
ゴミを捨てたいけれどゴミを出せる日が決まっているなんて
ヒトの暮らしも楽ではないな
だから
ぽたぽた落としてしまうのね 溜め込めなくて

女の子には月に一度、血液まで捨てる義務があって
永 ....
ひとなつさんの自由詩おすすめリスト(159)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
薔薇のパラグラフ- 小池房枝自由詩609-5-21
もう二度と人間としては産まれたくない。- taznu自由詩7*09-5-21
そのつながりは恭子、もしくはすべてがPへと回収されるそのメカ ...- 鈴木まみ ...自由詩1*09-5-20
たまゆら- ask自由詩4*09-5-20
夢あそび- 恋月 ぴ ...自由詩23*09-5-19
カラスが鳴く朝- 小川 葉自由詩209-5-19
冷蔵庫の詩- taznu自由詩109-5-19
また明日などに何も- 高杉芹香自由詩1009-5-19
鉛筆くん。。。。- ヨルノテ ...自由詩5*09-5-19
歩み×歩み=靴の片方_副題としてのXの代入方程式- 秋也自由詩1*09-5-18
夜の四隅のために書いた詩- 瑠王自由詩4*09-5-18
世界で一番君を愛していた- 神音自由詩409-5-18
幸福- 吉岡ペペ ...自由詩909-5-18
なつのこどもはやかれてしまった- 亜樹自由詩209-5-17
懐かしみ- 小川 葉自由詩3*09-5-17
私ときみ- ゆでたま ...自由詩109-5-17
まばゆい闇- 吉岡ペペ ...自由詩409-5-17
- 水穏(み ...自由詩1*09-5-17
無音- Tama自由詩2*09-5-17
隠し事- はちはち ...自由詩8*09-5-17
- 暗闇れも ...自由詩409-5-16
海底の小窓- 吉岡ペペ ...自由詩409-5-15
明日は決戦- ペポパン ...自由詩11*09-5-15
ソリスト- みっきゅ ...自由詩2*09-5-14
画曜日- 吉岡孝次自由詩209-5-14
gift- 自由詩5*09-5-14
認めなきゃ- 吉岡ペペ ...自由詩1309-5-14
真友- みっきゅ ...自由詩1*09-5-13
欲の塊- みっきゅ ...自由詩1*09-5-13
時間泥棒- 佐藤真夏自由詩309-5-13

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