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{引用=人類は、まだ生まれたばかり}


時の口がガラスの乳房にぶら下がり
刻々と私の砂丘は完成されてゆく
埋もれゆくさなぎは薔薇の衣を纏って眠る
彼が(もしくは彼女が)飛び立つのを目にす ....
さあね
と、言ってごらん
それだけで千と
一夜の妄想を掻き立てる

さあね
と、言ってごらん
それだけで君の
血の色は藍にも黄にもなる

さあね
と、言ってごらん
夜が銀の杯を ....
きょうもだいちにあいたたくさんのちいさな穴を

うめにいくのだと、ひとびとはかばんをかたてにでかけてゆく

ひとつでも穴がのこされていればふあんで

しかたがないのだと、ひのくれるまで
 ....
いつもこんな距離だった。

君がまだ少女だった頃も、日の出を見た公園のベンチでも、電車で偶然会った時も。僕らは横に並んで座っていた。


僕らは小さな話を沢山並べて星に投げた。ひとつ話を終え ....
ひとなつさんの瑠王さんおすすめリスト(4)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
薔薇の衣を纏って眠るさなぎ達のための詩- 瑠王自由詩5*09-9-23
さあね- 瑠王自由詩7*09-9-1
世界主義者- 瑠王自由詩2*09-5-22
夜の四隅のために書いた詩- 瑠王自由詩4*09-5-18

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