すべてのおすすめ
あたしらしさって何だろうと自問すれば
それはかなり
どうでもいいことだったりする

トートバッグの中に
マンガが1冊、新書が1冊
リップが2本、マスカラ3本
電気料金のお知らせと
映画 ....
しなびたような風にはたはたと
力なく揺れている黄色い旗

近くの小学校からだろう
校内アナウンスが外に漏れ聞こえる
時折キンとした音が混じりながら

光化学スモッグ注意報が発令されました ....
「明日の予定は?」
という
金曜日の夜の口癖は
もしかしたら
生涯無くならないかもしれない
あなたがわたしより
先に死なないかぎり


専業主婦だって
毎日遊んでいるように見えて
 ....
連休後の朝、
ちょっとお疲れ気味。

そんな時に限ってゴミの日で、
分別作業に気が遠くなった。

目玉焼きが半熟にならなかった時は、
朝食作りを放棄したくなった。

いつもできていた ....
 
 
十分で千円の
散髪屋に行った

わたしはそこで
十分で千円分の
人生をくださいと
店主に言った

けれども椅子に座らされ
十分で千円分の
髪を切られてしまうのだった
 ....
きっとまだ
折り返しにすら着いていないと思う

それでも
人生の半分以上
きみがいた

裁縫の授業が苦手で
いつも居残りしていた
なかなか針が進まないわたしを
いつもこっそり手伝っ ....
さいきん身体がやわらかくなったので
じめんにも両手がつきます
ふくらはぎの辺りを覗きこむように
ダイブする寸前の
ポーズ

  *

夏に向けて
競りあうように
伸びてゆく
ふぞ ....
誰もがきっと探してる 
心の穴を埋める 
たった一粒の薬を 

誰もがきっと求めてる 
この世の果ての薬局にいる 
あの不思議な薬剤師を 

群衆に紛れた君が 
ビル風に飛ばされそう ....
 
 
考えても
仕方のないことを
考えている

スターバックスコーヒーで
名前を
間違えてしまった

マクドナルドの
喫煙席で
あなた宛の手紙を破る
 
 
バスドラムも叩けない
自分を応援して
くれた皆
エレクトーンは習ったのに

もちろん指揮者にはなれない
拍子も数え間違え
シンバルの音で演奏停止
人数合わせの為にいる

演奏会は晴 ....
ゆびさきで
おそるおそるふれた
ぎんいろのフルートにうつる
じぶんがはずかしくて

おと
おとをかなでるなんて
ぼくにはできないだろうとおもった
くちびるをあてても
 ....
 
  
愛という字を
上手に書けないまま
この年齢になってしまった

心が大きくはみ出したり
小さく遠慮して
収まってしまったり

愛という字は難しい

昨日久しぶりに電話し ....
零下100度だろうが
摂氏100度だろうが

純然と滅亡を抱き
生を繰り出す分子達

宇宙の縁を
想像の果てを
超越すべく
今にもちぎれそうな僕のシナプスは細い糸を綾なす

 ....
買ったばかり
ミルク色の
ぶ厚いカップをベッドにして
眠りたい
夕暮れには
もも色に染まるでしょう
鳥の羽が落ちたら
おふとんになるでしょう
静かに夜のカーテンひかれたら
星屑は
 ....
九十まで生きたいとか言っていた姉が
今は七十でいいみたいだ
介護を受けれるか受けれないか
ボーダーラインの老人たちの調査をするのが姉の仕事だ
老人は環境をかえるとすぐにボケてしまうらしい
だ ....
たとえば納豆の一粒一粒がそれぞれ違った人の頭で
それらが納豆らしく糸を引いて絡まっていてあぁ糸は黒髪
絡まっていてそれが1つの人体の形をなして地雷を踏んだら
爆発して飛び散る納豆的な彼らが持って ....
中学は十時半消灯で
どきどきしながらラジオを聴いた
ラジオは抜き打ちでよく没収された
そのたび新しいのを買った
イヤホンからもれるのが怖くて
布団をかぶった、秋だった
中央に描かれた
炸裂するものは
かつて
人だった
彼は 自らを剥き出しにして
語った
その言葉が
四辺に行き渡り
極彩色の 悲劇が上映される

しかし枠から零れ出 ....
燦々と降る光で

指を切った私には

流れ出す物など

何も無いのに
 
誰とも話さず曇りになって
ざんざんと夕暮れが過ぎる日は
きまってしじまがおとずれて
そういう日に
ステレオは死ぬんだ


くちのわるいひとが 正しいこといってる
やさしいひ ....
シャボン玉
悲しい歌とお母さんが教えてくれた
風々吹くな壊れるな
虹色に揺れながら
くるりと回って
弾けて消えた

洗濯のりを入れると壊れないよと
お父さんが教えてくれた
だからね
 ....
塗り絵のカウボーイに色を付けた


帽子は青と紫
ズボンは赤 靴はオレンジ
肌は黄色に口は黒

服は黄緑 チョッキは真緑ボタンも緑でベルトは水色
そして口の中は真っ黒

そこに隠さ ....
 
星と星の狭間を
人差し指で、なぞり
名前を生み出して
 
明日の何処かで
煌めく胎児達は
新しい呼吸法を習い
 
希望に満ちた
我が儘な産声を上げ
人差し指、から伝わる
愛 ....
{引用=シロップに
涙を溶かして
ノンアルコール
カクテル作ろう

夜を飾る星
三日月の船
誰にも似つかない
孤独のアクセント

君はまだ
夜更かし少年
なんにもないか ....
俺は笑っちまったよ
死ぬわけねーものが死んだ
そんなん誰かの都合のいい嘘さ
おお
あんたが死ぬことなど無いさ
つまらない嘘が消えるまで

あああああああああああああああああ
いまわ ....
少年誌の山を崩し
初めて手にしたビニ本をめくることで
成人女性の身体には
モザイクという器官があるのを突き止めた
未知の感情に駆られ 求めた場所は
服を着ていたり
声すらかけられなかったり ....
電車はもう乗り終えた
飴の袋もからっぽ
歩き出す
足元の道はごつごつしている
日の光は花や木にばかり当たっている
ような気がする
水が飲みたい
と思った矢先に
湧き水の立て札
山深く ....
ウゥーいくぜー!
怪我なんて何のその!
オーライト、カモ〜ン!
腹にサラシ巻く

歯を食い縛って
その時間を耐え抜く
笑顔ができない。
挫けそうになる。

そうしていつも
乗り越 ....
           090501


回転木馬を回す

裏側では
大変なことが起きているのも知らずに
木馬から落馬して
笑われたりしている子らの歓声
ねじが外れた
早く停止しない ....
ななめってでかく
でかく見せようって
すうはあ
すうはあ
すうはあ
すうはあ
シンコペーションヌ
クワウクワウクワウクワウ
ギターで埋める
たいへいようひろがりーっぱい
ゆれるレー ....
ひとなつさんの自由詩おすすめリスト(159)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
マンガと新書とカラーリップ- うめバア自由詩3*09-5-11
陽炎の記憶- あ。自由詩10*09-5-11
明日の予定- 小原あき自由詩7*09-5-11
オレンジ- 未完自由詩5*09-5-11
散髪屋- 小川 葉自由詩209-5-11
友へのてがみ- あ。自由詩11*09-5-9
明日の予定- ことこ自由詩4*09-5-9
「_猫ノ薬_」_- 服部 剛自由詩709-5-9
スターバックスコーヒー- 小川 葉自由詩609-5-9
ブラバン- ペポパン ...自由詩7*09-5-8
「旋律」- ベンジャ ...自由詩8*09-5-8
愛という字- 小川 葉自由詩809-5-6
『僕のシナプスは細い糸を綾なす』- Leaf自由詩1*09-5-6
ミルク色のカップ- ふるる自由詩3*09-5-6
老いるということ- 吉岡ペペ ...自由詩1109-5-6
たぼーん、どかーん、あゆーん- キリギリ自由詩109-5-6
ラジオ・デイズ- 吉岡ペペ ...自由詩509-5-6
明日の神話_於渋谷- 一智自由詩209-5-4
空洞- 徘徊メガ ...自由詩309-5-4
prius- あすくれ ...自由詩8*09-5-3
春の陽気に小春日和の日を思い出す- ルナ自由詩1209-5-3
0896- 1486 106自由詩3*09-5-3
御手- 琥霙ふう ...自由詩1*09-5-3
ノンアルコール・カクテル- ゆうと自由詩1*09-5-3
忌野清志郎が死んだってよ- 竜門勇気自由詩3*09-5-3
モザイク- 佐々木妖 ...自由詩5*09-5-2
- ふるる自由詩31*09-5-1
天までとどけ- ペポパン ...自由詩7*09-5-1
木馬に乗った少年- あおば自由詩6*09-5-1
猫、のぼる- ともちゃ ...自由詩609-4-30

Home 戻る 最新へ 次へ
1 2 3 4 5 6