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柔らかな機械
拘束されない想像力
サイバネティクスの夢は
四肢をもがれたバッタのように
プレイリストのなかに埋め込まれるのだろう
残酷な朝は天体を廻し
透明な朝をスルーしてゆ ....
ただいまの返事がないまま18年
お早うもおめでとうもスルーして
今日をやっと迎えるのだが
ぼくに何を語るものがあるだろうか
もう年金暮らしのひぐらしが
やっと返事をする
人間の営為 ....
夜を越えてぼくらは生きてきた
いくつもの世界をたずさえながら
時を言葉に変換してやっと生きてきた
ぼくの笹舟は銀河のどのあたりまでゆくのでしょう
ぼくは僕であることが面倒くさくなって
....
逸脱した想像力でかろうじていきているのかもしれない
人生にはときどき小さな推敲が必要なのかもしれない
戦いを降りた人間はミニマムのエネルギーで生命を維持する
だから村上春樹の海辺のカ ....
うちの猫と意思の疎通がなくて難渋している
トイレのそとにそそうはするしダイニングのテーブルで爪をとぐ
妻と意思の疎通がなくて難渋している
彼女にはトーマスマンの魔の山のような療養所が必要だ
....
昨日いつもの爺ちゃんにあった
知り合いでもなくても知り合いみたいな人だが
やがて僕もこういう素敵な爺ちゃんになってゆきたいと
僕は自分の歴史しかわからないし
時々前後も混乱するのだが
....
現代詩フォーラムでいちばんrockな詩人は
花形さんだと想っています
僕たちはいつも選択を強いられてきた
辛くてもあるいは幸福でも
すべてを笑い或いは嗤い飛ばす言葉の使い方を学びました ....
仕事に客観性が必要なように
恋にも客観性が必要なのです
ときに役者を壇上から駆逐して終末し
ぼくも転げ落ちてよくこころの怪我をしたものでしたが
いまも同じですがね
人は一生見習いなの ....
かろうじて宇宙の辺境に在る
酒を飲み女を愛し歌を好む
行く先はわからないが
猫と暮らしている
友はいるが親友は皆宇宙に還ってしまった
音楽話や哲学話もなかなかできない今日このごろ
....
漂流記も六十八年に及ぶと疲れてくるが
ときたまの発信が僕の生きている証ならば
更に時を重ねて漂流するばかりなのですが
方丈記にある泡沫は淀みにあって
もう暫くは世の中を眺めているのでし ....
ロリコンの僕はモハメッドのラジオを聴く
モハメッドは神託をもとに新しい世界を提示する
でも新しい世界には僕は居ない
絶対零度のユートピアに自生するメタセコイア
水深3000メートルの暗 ....
ぼくは宇宙の一過性のノイズに過ぎないが
きみも深海生物の末裔に過ぎないではないか
とりあえず会話は成立するが
ちっぽけな男が地球を見降ろしている
この世界の現状に最後まで抵抗する民衆であり ....
この模造を容認して欲しいのだ
誰も狂気を取り扱えないのだけれど
この贋作を許容して欲しいのだ
せめてものきみのへ土産として
収監されるきみへ残り少ない愛を
僕たちはじゅうぶんに生 ....
僕たちはそれぞれ違う重さを抱えて同じ言葉を求めて
普遍は真理とはイコールではないにしても難儀な旅をするのだろう
愛したものの破片を集めてはならないのだと想う
戻らないものの再生には魔術が必要 ....
仮寓の蝸牛には
やり残したことがいっぱいあるのだが
奇遇という気球に乗って
無音の空の旅をしてみたかった
修羅場という修羅場がなくて
絵になる風景も知らずに
雑踏に紛れて遺伝子 ....
壮佑さんのマークアーモンドさんおすすめリスト
(15)
タイトル
投稿者
カテゴリ
Point
日付
ピーターラビットのうた
-
マークア ...
自由詩
10
22-8-20
ただいまのうた
-
マークア ...
自由詩
5
22-8-5
夜を越えて
-
マークア ...
自由詩
7
22-7-10
疎通
-
マークア ...
自由詩
6
22-6-25
うちの猫のうた
-
マークア ...
自由詩
5
22-6-21
おっぱい論
-
マークア ...
自由詩
7
22-6-17
詩人花形氏へのオマージュ
-
マークア ...
自由詩
3
22-6-7
へたれのブルース
-
マークア ...
自由詩
8*
22-5-27
宇宙にて
-
マークア ...
自由詩
8
22-5-24
柔らかな日々
-
マークア ...
自由詩
7
22-5-16
ロリコンのうた
-
マークア ...
自由詩
4
22-3-28
信仰
-
マークア ...
自由詩
9
22-3-22
葛飾慕情
-
マークア ...
自由詩
6
22-3-21
破片のうた
-
マークア ...
自由詩
7
22-2-22
蝸牛のうた
-
マークア ...
自由詩
18*
22-1-25
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