手を合わせて
いただきますと言う

感謝して
美味しくいただく
自然のままの味

いただきますは
大切な言葉

食材に感謝して
周りに感謝して
両親に感謝して

いただきま ....
やりたい事と
やろうとしてる事と

実際やっている事と
本当にやれる事



いつも
甚だしく違う

このギャップは
希望で埋めるのか

それとも追い続けるものか

 ....
心をはがしに来る人が嫌いで

必死で殻を守ってる

けど

殻の中身はなんだ

空じゃないのか  
てのひらで
強くは握れないほどの
熱さになってる
夜の自販機の缶コーヒー

けれど
冷めるのは早くって
宇宙の熱量法則からみても
あまりに早すぎる

なぜなんだろうか
 ....
晴れた港の
防波堤を歩いた

コンクリートのひび割れから
小さな花は灯る
テトラポットは
夜ごと
組み替えられている
それらが
いつか砂粒になるまで
続いていくとしても
さかなの ....
けれども雲はいつも太陽を仰いでいる
暗雲だから項垂れて地を見下ろしているとは思うな
幸福を見つけた者が全てを置き去りにするように
地のことなど顧みはしない
どれだけ雨が降ろうが雪が積もろうが
 ....
バスを待っている
時刻表をじっと見つめながら

赤いバス、青いバス、何本ものバスが通り過ぎて行く


もう日が暮れるのに
乗るバスはやって来ない


流れる風景、人影の中

 ....
目の前の眩しさに
光を抑えてしまう
臆病な指先で
影を作った

未来が希望だなんて
歩いた人にしか
解らないから

凸凹の道を
駆け抜けてゆく

明日が幸せだなんて
皆に伝え ....
5円玉。

100円玉。

500円玉。

千円。

一万円。



おっと、忘れてた

一円玉。 やっと

気づいてもらえて

うれしそうに

お金だけど、 ....
月がどこかへいなくなった夜にきみもひっそりと消えてしまいました。行き先は火星ですか。それとも木星ですか。終バスがないからもう追いつけない。ここは当たり障りのない星です。ちょうどいい気温ではなくただぬる .... 面倒くさがりの
私は
車の運転中も
ラジオもつけず
あるいは
機器媒体を用いて
音楽をかけることもない
家に帰っても
音楽や
あるいは
音声関係の類を聴くために
スイッチを入れる ....
テーブルクロスを二つに折って
君がいた日々の模様を消した

遠くで聞こえる予鈴の音が
誰かの踵に潰されるのなら

忘れなきゃ前へ進めない
悲しみの全てを一緒に汚し
季節を見渡す気球に乗 ....
都会のスピードに慣れようとして
おもりを外した身体で生きる

良く見えない星に掴まるよりも
ネオンの明かりが無個性に光り
次から次へと流れていくから
タクシーを止めるのが下手だった

 ....
雑木林の奥の崖まで行く癖がある
そんな時に偶然見つけたのがこの教会だった
天井近くには鳥の巣まであるほど廃れていて
キリストは取り外されたのか
薄汚れた大きな十字架があるだけだった

軋む ....
「世界が平和になりますように」の立て看板を次から次へとぶっ壊して破片の上でダンスダンスダンス。七夕まで踊り狂うよ。天の川の下、きれいに残った文字だけを組み合わせたらそれが世の中の真実なんです。
嫌い ....
形から入るタイプだから水晶玉でもそろえない限りスピリチュアルに傾倒することは一生ないと思う。それに飽きやすいから。さみしい人がハマるんだよって、ハマったこともない友達が深刻な顔で忠告してくれたけど、き .... 平和なひとにしか着られない服があるらしい。あたしも着たい。「似合わない」の散弾銃を浴びたい。身体中ぼこぼこに開いた穴から零れるのがうつくしい宝石なら生きた価値を見出せる気がしている。証明させてよ。フリ .... 真夜中のスーパーマーケット。どこにも行けないわたしを守る光の零れたシェルター。その隅で半額のお刺身を手に取る。賞味期限の近い3割引の食パン、腐りかけの安いバナナ、廃棄寸前の玉ねぎサラダ。見放されたもの .... 冷たい茂みのなかで ほほえむように息絶えた

光をともす雨つぶのなかに 今朝はうまれた

冷たい茂みのなかで ほほえむように息絶えた

わたしは傘を差し 家を出る

はじまりがおわりに ....
去年は虫に苛まれ
今年は長雨に泣く

愛するものを持つことは
憂いを抱え込むということ

悩みは執着から生まれ
拘りはただ惑いを育む

そんな中にも時折煌めく
微かな喜びを拾い集め ....
絶望の川を歩く
希望の虹を垣間見ながら

きらめく星の歌は誰の為?
夢の破片は朝には雪のように
命を想った時から苦しみと悦びを覚えた
愛の言葉が時の数だけ放たれる
別れが歩む度に増えてゆ ....
世界は夜に浮かぶ星
心はあたたかなものを求めるのを止まない
明りのともるところに人はいる
歩き疲れて痛む足
傷ついてもひねくれまいと思う想い
明日を信じる力はなくても
時は受け入れて行こう ....
ピアノのレッスンをサボった後の
指は硬くて心は頑なで

いつもの道とは違う歩き方
さよなら僕の練習スタジオ

メロンパンひとつギュッと握りしめ
食べこぼしをずっと落として来たよ
夕陽が ....
つばめの夫婦はヒナを育てています
互いにエサを運んできます
なんどもなんども

ヘビはその細いカラダで
壁を伝ってきます
食べるものがほしいと
そのヒナがほしいと

わたしはつばめが ....
      裏庭に面した
   ガラス戸をあけると
冬のあいだ 我慢していた
   レィスのカァテンが
    待ちわびたように
 それは見事な波を創って
        (そして
   ....



その痕のことは、
何も知らない
水たまりを、
陽気なアメンボが通りすぎたあとのことは、何も……
みずうみに、
きみが爪先でたてた水の音も、
寝転んで何かを囓ったり、口のかなで ....
籠から溢れそうな
熟れた果実の
すこし傷んだ
あまい匂い
視線は蠅
めまい/匂い/めまい
スケッチしながら
溺れている
出口のない部屋
ぬるい潮が満ちて
鋭い線が
削り盗り
移 ....
 さて、私の航海はこれで何度目だろう。
 未だ明けきらない朝に、港の喧騒は透明だ。
 果物かごを抱えた婦人が通り過ぎ、
 口髭をたくわえた紳士に足音はない。

 静寂なのだ。
 この神 ....
【ゼロの華】(鈴木 海飛様 発案の御題です )


からたちの木は 棘だらけ
それでも夏には まるく緑陰つくります
嶮しい棘が獣に怖れを与えることを止めません
冬には 雪に伏せらながら
 ....
ひとのこと好きになり
嫌なところ目についた
ひとのこと嫌いになり
弱虫につつまれた

静寂に消えそうな夜は
上手に素直になれる

ほんとうはいつだって
触れていたい{ルビ温もり=おん ....
邦秋さんのおすすめリスト(241)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
いただきます- 夏川ゆう自由詩619-1-19
嘘つき- ガト自由詩7*19-1-17
虚空- ガト自由詩4*19-1-17
夢のてのひら- 立見春香自由詩1019-1-10
冬のパズル- そらの珊 ...自由詩17*19-1-7
幸も不幸も- ただのみ ...自由詩12*19-1-2
いつまでも待つだけ- まみ自由詩9*18-10-15
明日の行方- ミナト ...自由詩118-8-27
一円玉。- 八木ヒロ ...自由詩218-8-24
誰もしらない- 青花みち自由詩5*18-8-24
過程についての説明的文章- 北村 守 ...自由詩1*18-8-24
移りゆく季節- ミナト ...自由詩1*18-8-23
東京- ミナト ...自由詩4*18-8-19
「祈りの残骸」- 桐ヶ谷忍自由詩718-8-19
ダンスダンスダンス- 青花みち自由詩8*18-8-18
宗教- 青花みち自由詩4*18-8-14
シースルー- 青花みち自由詩518-8-13
真夜中のスーパーマーケット- 青花みち自由詩10*18-8-10
繰りかえし- 印あかり自由詩1318-7-4
満開の花園にしつこい雨が降る- Lucy自由詩10*18-7-3
在るには・・- まみ自由詩2*18-6-27
おとぎの灯- まみ自由詩4*18-6-26
帰り道の詩- ミナト ...自由詩218-6-26
生きて- 朧月自由詩118-6-26
五月の風- 信天翁自由詩817-5-14
『オパール』- ハァモニ ...自由詩10*16-3-15
空白の果実- ただのみ ...自由詩12*16-3-12
航海- ヒヤシン ...自由詩10*16-3-12
ゼロの華- るるりら自由詩616-3-7
愛心- 颯太@自由詩1*16-3-7

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