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きみは、掴まねばならない
その手をまっすぐ、明日へのばして
耳を澄ませば――確かに聴こえる
言葉ではない、不思議な呼び声
黙したまま私達を待つ
二十一世紀の霧の向こうの、{ルビ朧=お ....
丸い月を映す池の、{ルビ水面=みなも}はゆれ
草の露に宿る月も、風にゆれ
僕が苦手と思っていた
あの人の瞳の奥にも
もしや
僕に似た心象の水面に、ゆれる
月のひかり
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今月の「ぽえとりー劇場」のオープニングでは、
一年前に世を去った詩友の快晴君に
生前Ben’sCafeで会った時にもらった
ホチキスで束ねた詩集から二篇の詩を朗読しました。
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