すべてのおすすめ
苦しい
痛い
怖い
生きることが

世界は悪しき者達の為の住処

肉体の苦しみ
臓腑を灼く耐えがたい苦痛
精神の苦しみ
魂が傷つき損ない
悲鳴をあげる
「助けて」
助けを求め ....
コトバが決まらない中、とりあえず、取り留めもないまま、コトバを探して、夜のアスファルト、雨の匂いを反射する。

梅雨のあけたばかりの、少し寒い夜空に、アイスを頬張り、またコトバを探す。

濡 ....
君の艶やかな黒髪のうねり
胸の深奥を突く瞳の輝き
小さなうなじとふんわりとした肩
優しく丸まった滑らかな胸
優美にしなやかなる柔らかな身体
君を一目見たそのときから
永遠なるものは花開く
 ....
チカラ
なんて
あっても
ひとりぼっちじゃ
意味ナイじゃない

余計に
孤独を
知るだけだもの

守るべきモノがないと
チカラさえ使えないし

そんなの
要らないね
背中に羽がついていますよ

あなた見えないのですね

忙しすぎて 首が回らないみたい


熱心に遠眼鏡を 見てらっしゃるのね

天使が見える?

それは地球を一周して あなた自身 ....
もう一緒には
いられないね

星が散って
結目解け
流れる空に
花が咲く

もう一緒には
いられないね

骨が腐って
空が落ち
 ....
物語の始まるみたいな
ぬるく湿って小雨がまじった風の朝にパタンパタンと鳴る看板と
何処からか聞こえる気がした
アンプの無いエレキのシャカシャカというセンチメンタル
雲は低くうねりながら
その ....
平明な
言葉で
書くことに
勤めてみよう



さらさらと
あほらしいことを
書いてみよう



見る人が見れば
笑うようなものを
書いてみよう



コー ....
キミが
かなしいとき

キミが
くるしいとき

キミが
なきたいとき

キミが
きえたくなったとき

すべての
マイナスを
ぼくが
ひきうけられれば
いいのに。

 ....
「みなさんはシルマリルリオンについて言及しようとした際に、
 シルマリオンと語を縮めてしまったり、
 シルマリルリルオンと語を増やしてしまったりすることは
 ございませんでしょうか」

拡声 ....
姉さんが嫁ぐ日
外は真っ白な雪景色
綺麗な白無垢姿は
雪の中に輪郭を溶かし
唇にひいた
紅の色だけが際立っていた

姉さん
私の憧れの姉さん
なぜ悲しそうなの?
雪を被った椿に
 ....
嘘を見抜こうと思い、双眼鏡を買いました。
あれは夏でした、高校野球の実況が心地よく聞こえて、
アイスキャンディーを持っているだけで溶けてしまう気温28度、
アスファルトの上に立つ。

双眼鏡 ....
「鉄棒」



無理強いされた逆上がりでヘマをして背中から落ちて
立ち上がったら黒い虫が潰れていたのが分かって
潰れた脚を引っ張ってなんとか元に戻そうとして
無理強いした
ぬめりを帯びたきみの声は、
彼女の黒髪に吸い込まれてしまい。
ぐるぐると絡め取られた手足の先に求めた意味を、
きみは簡単に剥がしては食べてしまいます。

彼女の記憶のなくした部分には緑色のわ ....
動かせる物なんて何も無い
ただ、泳ぐだけ
ただ、眠るだけ


満潮の時に死ねたらいい
出来れば濃霧が立ち込めて欲しい
毛細血管しなびれて
満潮の時に死ねたらいい


動かせた物で ....
さなさ
つつさ
よいなみ

すすめつ
なななせ

こにゃならよ
をほををわりて

そつつつめさる
めつつつしか
きゃせ

やせるるをり
こむつつかひてをり

ななめし ....
どこからか
風の強弱に
合わせるかのように
風鈴の音が聞こえる

昼間の風鈴と
夜の風鈴では
どこか違う

昼間の風鈴の空洞には
何もない
何もないから
ガラスや金属の
異論 ....
 
 
01
図書館にパンが落ちていたので男は拾って食べたのだが、それはパンではなくムカデの足だった。

02
図書館の大砂漠で遭難した司書は一週間後に救助され、その翌年には大統領になった ....
いいえ、
私の家は小さなパン屋をやっていたの
海の近くの
海といっても砂浜はなくて
ただひたすらに工場が立ち並んで
そこから荷物を運ぶ踏切のある路地に
オレンジと黄色の屋根のついた ....
http://www.youtube.com/watch?v=-60GpJlCaVA&feature=PlayList&p=3CF962AEA55E043B&index=65&playnext=3&p ....   (序の刻)

ああ
そこにあるのは
あれは虹であって
虹ではないのです
天に昇ることを許されなかった
屍たちの描いた
放物線なのです
無残にも
灼熱地獄に照らされた
残尿の
 ....
まだ色を持たない紫陽花は
ふつふつと泡みたいな蕾をつけて
くすんだ背景に溶け込む

重たく湿った空気の匂いがし
右足の古傷がしくしくと痛む
身体は正確に天気を教えてくれる

 ....
開かれてしまったら
もう、あなたには見えない
最後に映るわたしは
どんな
顔、なんだろうか

まばたきのシャッターを閉じて
(すとろぼが、みちて

それから

。 ....
ハローハロー聞こえますか?

殺伐とした絵画の中で

その少女の顔だけが

まだ手をつけられていなかった
ふるびた懐中時計は

なりやまない秒針の音を

闇夜に響かせる

ふ ....
灰色の空 雨の日は憂鬱
窓辺で雨粒がご挨拶
ご機嫌いかがと親しげにいわれても
あいむふぁいんと返す気分じゃない


めくり忘れたカレンダーに並ぶのは
反芻した日々
雨の匂いが染み込んで ....
思い出が指先から零れ落ちて
悪夢に魘されるわたしを繰り返す
大切な言葉は伝わらないまま子宮まで落下
空になった口は平凡を吐き出す、



 だから、あのね、わたしはね
 えっとね、 ....
地球の海が
初めて澄んだときのことを覚えている
水色はフォーレルの一番

それからまた
スノーボールになったり
ノースポール咲かせたり
命のスープの花束
幾つも束ねて

雨上がり
 ....
何本か入ったら
道に迷っちゃって
そうしたら
住宅街の奥に
小さなお店があって
わたしは自転車をとめて
そこへ入った
テーブルの上にはメニュー
カレーとチャイとラッシーを頼んだ
水も ....
 おととい
 バイトを終えたあと
 たばこをぐだぐだと吸ってから
 そろそろ冬が春へと切りかわりますな、と
 ひとりで会話して
 お茶を買いまして
 地下鉄へ向かい
 すべり ....
言葉の要らない街で
見えない目を凝らしている
行き交う人はぶつかり合っては
次々に言葉を捨てていった

目の前に置いた空き缶に
君に似た誰かが言葉を入れた
手にしてみたそれは
まるで石 ....
はだいろさんの自由詩おすすめリスト(178)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
地上の天使- 一 二自由詩410-7-1
創書日和「塩っぱかった、雨。」- 狠志自由詩210-6-30
今も俺の傍に- 一 二自由詩310-6-30
チカラ- そよ風さ ...自由詩3*10-5-9
shall_have_wings.- 瑠王自由詩6*10-4-20
星が散る- はるな自由詩110-4-6
砂の上の棒倒- プル式自由詩3*10-4-2
平明な言葉で・あなたのための花束・西洋美学史講義B- 真島正人自由詩8*10-3-14
ひだり。- ぼくらの ...自由詩110-3-13
私はございません- a自由詩310-3-13
椿- ミツバチ自由詩15*10-1-13
双眼鏡と虫眼鏡- モチヅキ ...自由詩109-9-25
体育の授業中は哀しくなる事が多かった- ゴースト ...自由詩7*09-9-20
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潮騒- ゴースト ...自由詩2*09-8-13
record_090720_1647-48@yurakuch ...- もしゅ自由詩209-7-20
夜の風鈴- フクスケ自由詩209-7-18
図書館物語- たもつ自由詩3109-6-26
バター・クリーム- フユナ自由詩609-6-6
自己マン恋愛日記です笑- bpbuc902自由詩309-6-5
幻影海峡- 北村 守 ...自由詩509-6-3
綺羅花- あ。自由詩12*09-6-1
すとろぼ(当たり前な話)- 山中 烏 ...自由詩5*09-5-21
泣き空- こめ自由詩909-5-19
春玉ねぎ- ことこ自由詩5*09-4-25
目眩まし虹色ファック- capri*自由詩109-4-17
88鍵のためのエチュード/天地無用- 海里自由詩209-3-23
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クリスチャン・ベイル- 露崎自由詩109-3-8
嘘を愛する- 智鶴自由詩209-2-10

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