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彼女が舌を出したから、その舌を咬んだ。
驚いた彼女は逃げようとしたけれど、抱きしめて離さない。

それはとても柔らかく、濡れている。
呑み込んで、喉の奥まで味わう。
やが ....
あすとらっど じるべると

あなたを あいしています と

うたっている

わたしの こらそん と

うたっている

たんなる ひとりの

あすとらっど じるべると が

 ....
音速の雨(ロ短蝶)がピアノに降チル
メロウな火薬を睡らせる為の万奏

リパー・ストリッパー 電球の河ールド.K-C ラスターの
夜り深い打弦のsin動プ(泥ープ)なSui症に
兎し戯視なキー ....
ようわからんけど
やりたいようにやればいいやんか
そのほうが
あんたらしいと思うけどな
そうやろ??
今までそうしてきたやん


なんかあったら相談してか
自分の中に溜め込むことはや ....
   欠落している記憶

      淡い水彩画
      
             
   身体の刺激の記憶より

      海馬の記憶


   目を閉じる
  ....
青空の彼方に黒煙のもうもうと立ちのぼるのを見る
一匹の小鳥は 枝につかまりながら悄然と錆びていた
次に炎が見える時 それは爛々とうごめいているか
子供たちは黒いマスクを被って物陰を抑えていた
 ....
この背中に
烏のような
黒い翼
つけて下さい…


気が狂いそうな
激しい歌が好きで さぁ!
でもお前には聞かせてやんない
俺の大好きな歌 だよ

生きている事が
楽しくて仕方 ....
二月十三日、
雪が降るのを、
自室で待つ。
母から贈られた、
防寒コートをきて、
窓の向こうから、
薄い光がさしている。

コートの上に、
毛布をかぶり、
書いたばかりの、
自分 ....
貴方に会えなくなって

一年が過ぎようとして

最期に見た姿さえ

もう私の知らないあなただった

私から貴方を奪った

あなたの環境が憎いけど

それだって結局

貴方が ....
きみの口もとがゆがんだので

先読みして笑おうとしたら

きみの目からポロポロ

びっくりして

窒息するくらいになって涙をうかべたのに

ただのあくびだったので

僕もつられ ....
 


  帰ること
  帰郷すること
  ができたら
  なんていいだろう
  北海道でも
  沖縄でも
  もッと近くても
  かえるところがるなんてしあわせだ
  ぼくには ....
  



  声をかけるというのが
  悪いことではないことを
  あなたはぼくに教えてくれた
  ぼくは人によく声をかけるのだ
  話し相手とすこしでも親しくなりたくて
  内心 ....
今日降った雨は
いつのあなたの涙だったのか
そういうことを
考えた私を笑ってください

あなたの泣き顔など見たこともないのに

手のひらに落ちたのは
私だけの涙で
あなたの涙は
 ....
あなたのこえが

だんだんちかくできこえるようになって

あたし

ちいさくあくびする

ねぇ、

もうすこし

ちかくにきて

わらって?



あたしたち

 ....
僕の背中に羽根はある?
背中に触れて確かめる勇気がない

ここは独房
臆病が足枷
窓越しの空を見上げる

もしかして羽根は折れてる?
広げてみる勇気がない

僕は空想する
窓の向 ....
壊れた蛍光灯
光のない全て
冷めたコーヒー
どうして私を憐れむの
クッキーに体を溶かされたい
飲み込んだコーヒー
悲しさが浄化する
涼風が運んできた
フラッシュバック
遠くで君が笑っ ....
今日も僕は馬鹿みたいに

君を呼ぶ

君はわらって振り向く

きっとそれは

君の優しさを 一番あらわしている

灰色のなかで うすくひかる白

きっとそれは

君をあらわ ....
月夜の晩に

風が優しく

私の頬を撫でていった

冷たく涼しい風は

ほのかに

夏の匂いを含んでいた

木々の葉が

海の波が

田の稲が

夏の訪れを囁きあう ....
困ったな
すごく困った
気持ちいいところ
ずっと押されてるみたい
ビリビリビリビリ
警報が鳴ってる
ドーパミン大放出
わたしもあなたも
快楽に弱いのは一緒
すごい
気が合うね

 ....
れんげの土手を揺らして
ごうごうごう、と
やってくる

葉桜の一本道を突っ切って
ひゅうひゅうひゅう、と
やってくる

門柱に横っ面ぶつけて
カンカン、カンカン、
鳴く

耳障 ....




































 ....
痛みだけが
今も私をここにつないで
逃げ出すことも
かなわない

夜の闇の中
月にさえ見放されて
口ずさむ
思い出の歌
でも もう届かない

消さないで 記憶
消さないで 傷
 ....
脛に向かって
鮮血はほとばしる
痛みについて
想い始めていた
小学2年生のころ
遠足のお弁当は置かれていた
蒸気したアイロンのかたわらに
星型のニンジンに見とれてしまって
二の腕に三角 ....
ウェディングケーキを

ウェディングおにぎりにする総家族に

まだ巡り会ったことがない

こんなキテレツな日本なのに

いっぱい披露宴も出席したのに

本当はおにぎりにしたい人
 ....
ヘルシー!


輝く瞳
食い過ぎれば

とっても
ハーミィ!
せいぜい
バカの一つ覚え繰り返し
流行の映画観に行けば
流行の台詞

超感動!

感想を
考えるにはビッ ....
その日 雨が降ったなら、
サンタクロース 小さな傘差し、来るでしょう
傘は あなたの好きな色
サンタクロース 家々を回るうち
雨は上がり 雪になる
サンタクロース 傘を閉じ
ひとり、空を見 ....
野分荒野を渡りて
悪しきもの全て散らす
灰の空脆くもありき
頬撫でる風冷たし
朽ち葉舞い踊る
秋の夕暮れ
消毒液の匂い
一つ足りないブラウスの釦
秘密に出来るから と
泣いてみたのに





3時間目のチャイム
チョークで汚れたスーツの袖
何も無かったよう に
微笑まないで

 ....
はだいろさんの自由詩おすすめリスト(178)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
「_舌を咬む。_」- PULL.自由詩2*05-6-4
ボサノバ- こむ自由詩405-6-4
レイン・ドロップ- 六崎杏介自由詩205-5-6
方言で- ユウ自由詩105-4-29
- ナガシー自由詩3*05-4-29
ささくれ立つ蔦の一振り- 黒川排除 ...自由詩105-3-8
背中(せな)の翼- 虹村 凌自由詩7*05-2-23
白の誕生日- 光冨郁也自由詩405-2-11
葬式- けらまご自由詩305-1-6
連鎖反応- ベンジャ ...自由詩3*04-12-25
越冬ツバメ- 天野茂典自由詩204-12-4
ぼくは電話で話したかった- 天野茂典自由詩8*04-11-21
涙かざり- 瑠音自由詩504-11-15
しろい日- ャュ自由詩3*04-10-21
窓越しの空- RT自由詩4*04-9-29
思想- かえで自由詩3*04-8-17
今日も- anne自由詩104-7-9
夏風- 長月 猫自由詩104-7-7
なつ・白夜- チアーヌ自由詩7*04-6-2
- 望月 ゆ ...自由詩3*04-5-14
新生活- ゆりこ自由詩204-4-23
Pateticheskaya- 春日野佐 ...自由詩5*04-4-14
痛み- バンブー ...自由詩404-4-8
ウェディングおにぎり- 純太自由詩504-4-4
ウィルスは既に通り過ぎて笑う- 北村 守 ...自由詩5*04-2-17
その日_雨が降ったなら、- 半分自由詩2*03-12-25
小さい秋- 天風澪自由詩203-9-27
保健室- 美月自由詩303-4-7

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