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 詩が、思いから生まれること、その思いがことばとしてあるところに、詩というものがあることをもう一度考えたい。

 思いとは、広い意味での、人の内面と捉えておきたい。偶然、手にちからがこもった、と ....
午前中、こどもと明治神宮の宝物殿の前にくりひろがってる芝生へ。

いろんな鳥がいました。

うわあーい。

場所としては苦手ですが、鳥はすきです。

そういうのを気にしないで、鳥をみて ....
みあげたときそこにあるの
 手をのばしたときそこにあるの
黒く落ちては白んでいく
 青く澄んでは真っ赤に染まって
打ち明けられる気がしたとき
 雨ざらしに放っておかれたとき
みあげればすぐ ....
{引用=
  傑作

 これ若い人の詩だが
 ワカランから
 傑作なんだろうが
 でもワカラン
 ということがワカルから
 大傑作とまでは
 いかんのだろうよ
 見ても見えんでも
 ....
{引用=
 後書

 八つか九つの頃、瞬きが気になり、ひとたび気になると、目を見
ひらいていたり、瞬きすぎたりして、ぎこちなくなるということが
あった。意識しなくなるとともに症状 ....
じぶんの詩のなんと吹けば飛ぶようなものなのだろうと思うのは、目のまえに起こり、去っていくものを書きとめながら、そこに、書き留めるということばの「留」めようとする杭を打つことをできない、とまで言えるかわ .... とりとめもなく書いてみようと思うのは、ポエムについて、ということは同時に詩について、ということです。

すこしだけふれておきたいのは、たまに、ポエムはだめで現代詩はいいとか、その逆とか、そうした話 ....
きょうさあ
ほいくえんつまんなかったねえ

おもいついてためしに
ぼくがいえば

すこしだまったあと

おもしかった
ほぃこえん

ふすまかどこかをじっとみつめて
ひらいた
 ....
藤井貞和『自由詩学』にこんな一節があります。

「思いようによっては、さびしいことかもしれないけれども、日本語の詩にとって、真にだいじなことは、等時拍であることからみちびかれることとして、(ア) ....
『三好達治詩集』を買ってみました。

瀬尾育生『戦争詩論』で引用されていた詩がよくて、気になっていたので。

ことばがきれいだなと、さらっと読んで感じました。

たとえばいまこれを合 ....
夏までのあいだに、吐き出すだけ吐き出そうと思って、さまざまな詩にまつわるものをつくった。

そして、現状、いまじぶんがいるところが、丸裸になるようにしたのが夏でした。

丸裸になってしまえ ....
 詩について少し少し考えていこうと思う。

 これが詩だ、と思われるようなことばのありようが、たとえばなにかどうか書こうとするとき、じぶんの内から浮かんでくるのではなくて、ことばのするすると勝手で ....
光井 新さんの白井明大さんおすすめリスト(12)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
そのまんまのことば- 白井明大散文(批評 ...5*09-3-17
聖地より- 白井明大自由詩7+*08-12-31
そら- 白井明大自由詩408-11-23
見ても見えんでもナンニモナイ_〜まどみちお「傑作」(『うふふ ...- 白井明大散文(批評 ...7+*08-11-21
背きあう運動_〜貞久秀紀『リアル日和』後書〜- 白井明大散文(批評 ...208-11-19
底抜けの宙- 白井明大散文(批評 ...308-11-17
ポエムのこと- 白井明大散文(批評 ...25+*08-11-13
ふとんのうえを- 白井明大自由詩6*08-11-9
かがやかせるもの- 白井明大散文(批評 ...1*08-11-5
ふりかえりふりかえり- 白井明大散文(批評 ...4*08-11-2
なんにもみえない先の詩の道- 白井明大散文(批評 ...5*08-10-27
そろそろとみえない糸をたぐりたぐり- 白井明大散文(批評 ...6*08-10-23

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