すべてのおすすめ
俺はローンを組もうと思えば
普通に組めるし
俺に対する融資で
みずほ銀行が会見はしないので
世間的には反社会的勢力ではない
と認識されているらしいのだが
さりとて
あなた、どこからどう見 ....
我々はこまかい罅を 感じている
誰にもある
あかるい三月の路上で
したたるような朝がまぶたをひらいた
我々がおもえば
頑固な落葉松の ひきしまった松根の一本や二本
適度なふかみの罅がはいる ....
 
雨は平等に降りしきる

あなたにも、わたしにも、

だけど、わたしには傘がない



 
残暑なんてあっという間
待たされるのは春くらいなもの

きょう雨はやわらかな御手
緑深い山々のあたまを撫でている

天はやさしく言い諭す
まるで母親のように

さあ片付けを始 ....
 九月の雨


今日は雨降り
九月に入って初めてだ
小雨から本降りになると
コーヒーショップの窓の外を
アノマロカリスが泳ぎ始めた
カンブリア紀の海棲生物だ
雨足がさらに増してゆ ....
 
名残の夕立に

消えていく

あなたが消え去っていく



 
 
うちわであおがれひざ枕

これにまさる涼はなし

お礼に西瓜でも切ろうかしら




 
ご馳走になった
そらまめとエビスビールを思い出し

テトラパックのそらまめと
エビスのロング缶を
セブンイレブンで買って来て

ホタルしながら
ひとり送り盆

わたしも ....
 
目がさめると

しぼんだ わたあめ

しぼんだ ふたり




 
著作権は著作者の死後五十年を経過するまでの間、存続する。
            (著作権法 第五十一条 第二項)






死んでも背負(しょ)って、あるくものだと思ったか
だれ ....
日比谷線はいう、秋葉原、小伝馬町、人形町、人形とは「ひとがた」、エレキテルな水平移動の装置から視神経に憑りつく駅名は、脳のどこかの襞裏で痺れ、角砂糖のように崩れ、蟻の行進に流れてゆく、投げ返してくる、 ....  
ゴリゴリと命を削り生きてみる

飛び散るのは、魂の欠片

それが言葉だろ、詩だろ


 
はじめに。
理解とは「i(私)+1」である。

次に。
「Talkie、talkie。夢が生える。ポケモンの如くバットを振る。
ものすごく、未来に生きる。

想像だけで、オナれる ....
 
肌をなぞってください、つーっと、

電気がはしるまで

そしたら、きっと忘れてあげるから


 
つらいことがあったとき
じぶんを切り離して
平気を装い
大人っぽいとされる理想の姿で
元気にふるまってしまう癖
やめたほうがいい
つらいときはつらいって
あまえられる
真実を受け止めな ....
             130525


窓の外と内とは温度が違う
風の強さも性質もまるで異なる
海と陸との比熱の関係だというが
それを証明するのはどうし ....
人の心を物に例えるとしたら
ランプだろう

例えば
やる気ってのはランプの火みたいなものさ
燃え上がるそのさまは美しく
見る者にも強さを与える

だが頑張れば頑張るほど
頭も体も熱く ....
 一


 セミの抜け殻が立ち上がり
 自分を置き去りにした
 主を探し始める

 何も見えない目で
 広がらない翼で
 動かない足で

 命が生まれ変わる度に
 脱ぎ捨てられ ....
小学校から、
モンシロチョウの観察をするので
イチゴパック2つ
持ってきてくださいと
お手紙が来た



イチゴを頻繁に買う地域なのか
百均で飼育ケースを買った方が安くな ....
僕たちがゲーセンで得るものなど何もない
ただ一つあるとすれば
二年ほどだけライブモニターに映るプライドだけだ

失うモノは沢山ある
親に安定した老後を送ってもらうだけの
山のような50円硬 ....
 言葉がなくても
 生きていける

 もっと大切な
 ものがある

 それが何かは
 知らないけれど

 言葉だけでは
 生きていけない

 温もりは
 肌で受け取る
 も ....
初めから
海でないものだったかもしれない
けれど 確かに
涸れた
だから
海だった と
言い張るほかはない
そのようにして 紛れもなく
青空だった
森だった
輝く山脈だった と
 ....
出来事の奇妙さに
不気味さに無機質さに
呪術に
気付いた時には
ザカリーは森の中


追いやられたと証明は出来ないけれど
優先順位を崩してまで
秩序から外れた
ザカリー
追い立て ....
砂漠の中の一粒の砂だろうか
田園の中の一粒の稲穂だろうか
僕はある物を探している
神様が君を作り替えたものを

君の魂はどんな形を成しているのか
それは生きているものなのか
それとも ....
 
混沌とした水が透けるとき

言葉を釣り上げる喜びといったら


あぁ、まだ詩をやめられそうにないよ



 
はらはらと降り注ぐ花びらの中
おさげ髪をなびかせて
少女は桜並木を駆けて行く

誰に会うために急いでいるのか
息を弾ませながら
少女は桜並木を駆けて行く

君のその澄んだ瞳の奥に
誰 ....
 
あかん日もある

そんな日もある

けど、そやない日もある




 
動物園戦争がはじまったそうだ。くまとゾウが戦ってくまはみんな駄目になったそうで、どうしてくまとゾウが戦ってるのかは奴らにしかわからない、誰も知らない、奴等だってほんとうのことはよくわかっていないらしく ....  
イヨマンテの夜をききながら

体をたぎらせ、心をたぎらせ、

床の中で小さく雄叫びをあげる





*YouTube イヨマンテの夜(伊藤久男)
  http://www ....
何もしないのに
疲れきって
眠る夜

見る夢にさえ
疲れをおぼえる

激しく湧出した
夢見はもはや
余韻のような
残滓のみ

やせた土
うすい大気
すけて見える
 ....
2012さんの自由詩おすすめリスト(90)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
反社会的勢力- 花形新次自由詩313-10-5
ワレモノワレワレ_(生体反応の設計)- 乾 加津 ...自由詩11*13-10-4
- 殿上 童自由詩33*13-9-16
見送るだけ- ただのみ ...自由詩18*13-9-5
九月の雨/赤トンボ- 壮佑自由詩25*13-9-3
夕立- 殿上 童自由詩17*13-8-26
- 殿上 童自由詩20*13-8-19
そらまめ- 鵜飼千代 ...自由詩12*13-8-17
わたあめ- 殿上 童自由詩25*13-8-11
死んでも背負って、あるく_(生体反応の設計)- 乾 加津 ...自由詩14*13-7-9
日本橋人形町- 乾 加津 ...自由詩9*13-6-28
それが- 殿上 童自由詩21*13-6-9
現代詩のあり方講座(理解を受け入れている方用)- 松元奉久自由詩213-6-6
そしたら- 殿上 童自由詩23*13-6-3
かなしみのうけとめ方について- はなもと ...自由詩313-5-29
湯船が沖へ、水平線へ- あおば自由詩6*13-5-25
灯し火- Neutral自由詩8*13-5-18
夏の閃光、記憶の抜け殻- まーつん自由詩13*13-5-18
モンシロチョウの観察- 鵜飼千代 ...自由詩11*13-5-18
機動戦士ガンダム_EXTREME_VS._FULL_BOOS ...- 一 二自由詩413-5-15
言の羽根- まーつん自由詩12*13-5-12
砂漠の風景_1- Lucy自由詩12*13-4-27
ザカリー- ゴースト ...自由詩4*13-4-22
エロゲーを捨てられた- 一 二自由詩313-4-18
やめられそうにないよ- 殿上 童自由詩26*13-4-7
少女は桜並木を- 未有花自由詩15*13-4-3
けど- 殿上 童自由詩21*13-3-24
魚が飛ぶ日は決まっている- ざらざら ...自由詩14*13-3-17
イヨマンテの夜をききながら- 殿上 童自由詩15*13-2-17
疲弊する夢- シホ.N自由詩213-2-12

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