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知らない遊びを怖がって
炭酸飲料で約3%に希釈した恍惚を飲み干す
最初から分かりきっていたこと、花より団子
お利口さんな日々を過ごしてきたものだから
東淀川がどうしても大きく見えすぎて ....
ジャングルジムでの遊び方を忘れたのは
威勢が良いだけの雄叫びが、もう通用しなくなったからで
不安定な足場で怪我するくらいなら
帰り道でつまずく方がカッコいいと思っていた
汚れを知らない白いスニーカーが ....
手離したはずの選択肢
見渡すことの優越感と
逆戻りする緊張に枝分かれして
毛細血管に絡み付きながら
そっと微笑みに呼び掛けている
遠くなった残り香は
脱け殻を捨てることを拒んだ
....
いずれ修復されるだろうと
私はただ見つめていた
やがてそれすらも忘れてしまい
背景の一つとして色を変えた
置き去りにされたもの
斜陽がそっと撫でてゆく
価値がないから捨てられるのか
捨てられて価 ....
過剰な支度の数だけちくり、と
本当はもっと沢山なのかもしれない
そのうちで自ら突き立てたのは何本ぐらい?
正解は全部でした
概念よりも真理が欲しくって
その前に羅針盤が必要で
....
高架下の日陰が心地好く感じて
雑草にそびえ立つ鉄塔を虚しく見上げた
蔓の絡まる赤錆びたフェンスの向こう側には
ひび割れたアスファルト上の秩序が腕組みするだけ
車通りが少なかった夕方の国 ....
決意したのだった
私の光を遮るのだ
築き上げられなかった現実の瓦礫を
日陰にし、住処とし
さらに淀んだ感情を!
優しくしてくれるのかい
沼の水が揺れたのは
沈黙と手を取り合ったためさ ....
BOOKENDさんの中原 那由多さんおすすめリスト
(7)
タイトル
投稿者
カテゴリ
Point
日付
いらないララバイ
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中原 那 ...
自由詩
5
10-4-13
誰もいない公園には
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中原 那 ...
携帯写真+ ...
12*
10-2-20
50:50
-
中原 那 ...
自由詩
8
09-10-21
忘却の青い時間
-
中原 那 ...
携帯写真+ ...
8*
09-9-21
自責の針
-
中原 那 ...
自由詩
2
09-5-15
モノクロにモザイク
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中原 那 ...
自由詩
3
09-4-10
未練がましきは我が儚
-
中原 那 ...
自由詩
2
09-4-5
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