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梅雨前線
低気圧

湿って
じとじと
一日中の雨

太陽光はなく

昼でも
薄暗い北の部屋

聞こえるのは
雨だれの
音ばかり

寒いのに
蒸し暑く

頭を置いた ....
アンテナのとらえる
周波

そのとき
その場所

そのまま。

脳が
肌が
髪が

感じる

こっちだぞ
その道だ

迷路でも
悪路でも

突き進む

やが ....
瞳が心の窓なら

声は心の 色
だろうか

その大きさで
ささやきで
吐息で

微妙なトーンで
心の位置が
感じとれる

かんちがいだった

わかっていないのは
あたし ....
それは
冬 限定の屋台

あたしの
生まれた
県北の街
深谷市西島の
母の実家の前に
現れる

夕食前の
薄腹の空いた時間

銭湯のまん前の
母の実家は
タバコ屋さん
 ....
鬱とは
気分障害ともいう

天候 季節 人間関係
その他もろもろの
自分に 関わる事象
全て



鋭敏に反応する


単に
脳のキャパシティの問題

キャパが少な ....
男は さみしかった
女は 愛されたかった

男は 母を求め
女は 父に重ねた

いつからか ふたりの
利害は交差しはじめ

出会い
確認した

互いの
欠損を…

好きに ....
11才のあたしが
いちばん 大人だった

小学校高学年から
ずっと図書委員
本の虫

自習の国語の教材
全文書き取りが大好き

指が痛くなるほど
書いた 書いた
書き写した
 ....
 土屋さん
 百日咳ではありませんでしたよ

あぁ
長引いた風邪は
大人の百日咳ではなかった

そう言われて
病院を出たとたん

おなかが空いてきた

朝 家をでるまで
ずう ....
風邪と初冬の寒さは
欝をつれてきた

朝 起きるのはやっと
かろうじて
娘のお弁当を作る

冷食でチン

もう 1週間
こもっている

貴方の匂いのする
枕を抱きしめて
夕 ....
後ろから
脳を一撃された

と同時に
ウィルスも
身に入る

悪寒がはしり
発熱する
リンパはパンパンに腫れ

首から上ばかりが
熱い

ぐらぐらとしためまい
脳の中は
 ....
静かなときに
身をまかせ

ひたすら
目をつぶる

見ないものは
清浄で
ないのとおなじ

森に囲まれた
この部屋で

エネルギーを
チャージするんだ

なつかしい匂い ....
  死を詩にすくわれ詩に恋して死にたくなり詩にまもられまた詩を書く死ぬまで 鈍い痛みは
その日もつづいていた

昼を過ぎてから
にわかに痛みは強くなってきた

主治医に電話する
すぐ 来るように

あたしは
幼いふたりの子供と
タクシーに乗り

二駅 ....
夜 お手洗いに起きて
階段をトントンと
降りた

リビングでひそひそと
話す
父と母の声が聞こえた

 あの子は冷たい子だね

母は言った

一瞬 なんのことか
わからなかっ ....
愛しさが

つのるばかりに

気がふれて

萎えたる心

悔いる気もなし
都会の
まんなかで ひとり
お酒を飲んで
つぶれて…

泣いて
目を 腫らして
また 泣いて

もう
カラスの声が
聞こえる

ひとり…
あかい血だ
血は
いう

生きている

おまえは
生きているのだと

生きてる・・・

まだ
いきている

あたしは
血を流している

カラダじゅうから

あたた ....
大好きな

下弦の月が

浮かんでる

貴方と私

闇のこころに
封印しよう
あの日のキモチ

封印しよう
あの日のトキメキ

封印しよう
キミのメルアド

封印しよう
キミの声

封印しよう
キミの写メ

封印しよう
苦しみの日々
 ....
見せかけの 家族
見せかけの 夫

見せかけの友人
見せかけのお酒

見せかけの顔
見せかけの姿

 ・・・・・・・・・・・

この数ヶ月
そうやって 生きてきた

ホント ....
夢のような恋愛のあとの結婚

恵まれた 男女ふたりの
こどもたち

愛する 夫

あの ちいさな家に
あふれていた
愛は どこへいってしまったのだろう

しあわせで ぼーっとして ....
6.3キロの巨大猫を
ギュッと 抱きしめる

もう 中学生になって
しまった
ひょろ細い娘を
ギュッと 抱きしめる

自分で 自分を
抱きしめる

ギュッと ギュッと

でも ....
君と初めて会ったとき
あたしの顔を
しっかりと見つめてくれた

とても新生児とは
思えない
子供子供したまっすぐな
瞳だった

ぷにぷにの手首
やわらかいほっぺ
君は家族の中心に ....
いつからだろう
あたしの中の蛇が
どんどん大きくなりだしたのは

あたしの最近の奇行
はじけっぷり

何か 内なるものが
爆発するような
高揚感・・・

自分で自分を抑えることが ....
裸眼視力 0.1なし

コンタクトをやめてから
度の厚いメガネは
常に手放せずにいた

けど
この頃

ぼーっとした裸眼が気持ちいい

慣れた自分の家
裸眼でもつまずくくらいだ ....
自分の読んでるものが
自分の書いてるものが

たまらなく
たまらなく 卑小に見える

あたしって
なんて アタマ悪いんだろう

19から成長してないよ!

と思ったら
だれかが ....
夜の薬をきょう
手放しました

思えば
あなたに出会ってから
よいことばかりかも
しれない

うぅん
よいことしか
感じないのかも

義務感だけで
やっていた料理も

い ....
白と黒のグレーな魅力の
彼女

彼女に恋したあたしは魔女

真面目すぎたあたし
グレーなんてゾーンが
あること自体 信じられなかった

中年になり
あたしは魔女になった

もと ....
もっと息子と向き合えよ
と 夫は言う

筋ジストロフィーの息子は
23才になった
もう 完全に大人の男だ

あの頃
あの6年弱は
わたしにとって格闘の時代だった

小6の担任から ....
料理は嫌いではない
むしろ好きなほうだ

ゆっくりと作った品々を
家族がおいしそうに
食べている様は小気味いい

だが
作るのが苦しいときもある
そんなときは
台所に座り込む

 ....
徘徊メガネさんの森の猫さんおすすめリスト(65)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
フリーズ- 森の猫自由詩10*11-6-2
魅かれるまま- 森の猫自由詩9*11-5-28
- 森の猫自由詩8*11-2-7
屋台- 森の猫自由詩18*11-2-5
欝という- 森の猫自由詩4*11-2-2
男と女- 森の猫自由詩5*11-1-29
逆走- 森の猫自由詩8+*11-1-25
うどんはどこだ- 森の猫自由詩17+*10-11-18
- 森の猫自由詩6+*10-11-17
業火- 森の猫自由詩6*10-10-9
目をつぶる- 森の猫自由詩6*10-10-8
詩に- 森の猫自由詩4*10-10-8
そうは- 森の猫自由詩4*10-10-7
冷たい子だね- 森の猫自由詩7*10-9-26
萎えたる心- 森の猫短歌2*10-9-21
ひとり- 森の猫自由詩1*10-9-21
あかい血- 森の猫自由詩5*10-9-17
下弦の月- 森の猫短歌4*10-9-16
封印- 森の猫自由詩3+*10-9-14
フェイク- 森の猫自由詩3*10-9-13
どこへいってしまったのだろう- 森の猫自由詩2*10-5-20
抱きしめる- 森の猫自由詩2*10-5-18
娘よ- 森の猫自由詩8*10-3-27
- 森の猫自由詩4*10-3-15
裸眼- 森の猫自由詩4*10-3-8
成長したい- 森の猫自由詩6*10-3-5
思う- 森の猫自由詩5*09-11-7
デビルと魔女- 森の猫自由詩5*09-11-6
時代- 森の猫自由詩12*09-11-2
料理の憂鬱- 森の猫自由詩4*09-10-22

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